目次
1. エンソサラシ(塩素さらし)のマークの意味とは?

エンソサラシのマークについて、基礎的な知識を紹介する。洗濯に使用する塩素系漂白剤の特徴と併せて解説しよう。
エンソサラシマークとは?
エンソサラシマークとは、塩素系漂白剤が使用できるかを表した洗濯表示だ。フラスコの形をしたマークの中に、エンソサラシと記載がある。
エンソサラシは「塩素」と「さらし粉」を組み合わせた言葉で、粉タイプの塩素漂白剤を示している。エンソサラシマークにバツ印が入っていると、塩素系漂白剤は使えない。
エンソサラシは「塩素」と「さらし粉」を組み合わせた言葉で、粉タイプの塩素漂白剤を示している。エンソサラシマークにバツ印が入っていると、塩素系漂白剤は使えない。
塩素系漂白剤の取り扱いに注意
塩素系漂白剤は除菌や漂白といった効果がある。頑固な汚れや黄ばみ、黒ずみをスッキリと落とせるが、取り扱いには注意が必要だ。酸性の洗剤と一緒に使うと毒ガスが発生するので、混ざらないように注意しよう。
色柄ものを洗濯すると色が落ちるため、白い衣類にしか使えない。また、生地を傷めることがあり、デリケートな衣類への使用は禁止だ。塩素系漂白剤が使える衣類でも、長く浸していたり入れ過ぎたりすると、大事な衣類を台無しにしてしまう。
使用するまえに、塩素系漂白剤の説明を確認しておくと安心だ。大事な衣類に使う場合は、水で10倍に薄めた液をつけて、変色しないかチェックしよう。
色柄ものを洗濯すると色が落ちるため、白い衣類にしか使えない。また、生地を傷めることがあり、デリケートな衣類への使用は禁止だ。塩素系漂白剤が使える衣類でも、長く浸していたり入れ過ぎたりすると、大事な衣類を台無しにしてしまう。
使用するまえに、塩素系漂白剤の説明を確認しておくと安心だ。大事な衣類に使う場合は、水で10倍に薄めた液をつけて、変色しないかチェックしよう。
2. エンソサラシ表示がある場合の漂白剤の使い方

エンソサラシ表示がある衣服を、塩素系漂白剤を使って洗う方法を紹介する。浸け置きと洗濯機、2つの方法の手順を詳しく解説しよう。
浸け置きをする
食べこぼしや血液、汗によるシミには、浸け置きがおすすめだ。手に付着すると肌荒れの原因になるので、必ずゴム手袋を着用してから作業をしよう。
1.塩素系漂白剤を水に混ぜる
2.エンソサラシ表示を確認した衣類を浸す
3.30分ほど浸けおきして水で濯ぐ
1Lの水に10mlの塩素系漂白剤が目安だ。商品によって正確な分量が違うので、説明書で確認しておこう。長く浸しすぎると生地が傷むため、2時間以内に塩素系漂白剤からあげるのがポイントだ。
1.塩素系漂白剤を水に混ぜる
2.エンソサラシ表示を確認した衣類を浸す
3.30分ほど浸けおきして水で濯ぐ
1Lの水に10mlの塩素系漂白剤が目安だ。商品によって正確な分量が違うので、説明書で確認しておこう。長く浸しすぎると生地が傷むため、2時間以内に塩素系漂白剤からあげるのがポイントだ。
洗濯機で洗う
衣類の消臭や除菌、黄ばみなどの漂白が目的なら洗濯機で十分だ。塩素系漂白剤を使う場合は、エンソサラシが可能な洗濯物だけを入れて洗濯機をまわす。
記載された分量に従い、一般的な洗濯用洗剤と一緒に洗剤投入口に入れる。あとは通常の洗濯物と同じように、取り出してから乾燥させよう。
記載された分量に従い、一般的な洗濯用洗剤と一緒に洗剤投入口に入れる。あとは通常の洗濯物と同じように、取り出してから乾燥させよう。
3. エンソサラシにバツ印がある場合の漂白剤の使い方

エンソサラシにバツ印がある場合は酸素系漂白剤がおすすめだ。正しい使い方と、酵素系漂白剤が使えない衣類について詳しく解説する。
酸素系漂白剤の使い方
軽い汚れであれば、いつもの洗濯にプラスするだけでよい。説明書で分量を確認して、洗濯用洗剤と一緒に投入しよう。汚れが酷い場合は、直接塗布してから洗濯すると効果的だ。
衣類の除菌をする場合は、酸素系漂白剤を30~40℃ほどのお湯に溶かして浸け置きする。1Lのぬるま湯に対して10mlが分量の目安だ。30分ほど放置したあとは、水で濯ぐか洗濯機で洗おう。
衣類の除菌をする場合は、酸素系漂白剤を30~40℃ほどのお湯に溶かして浸け置きする。1Lのぬるま湯に対して10mlが分量の目安だ。30分ほど放置したあとは、水で濯ぐか洗濯機で洗おう。
酸素系漂白剤が使えないことも?
エンソサラシマークでは、酸素系漂白剤が使えるかわからない。絹やウールなど、デリケートな素材に使うと傷めてしまう。ファスナーやホックなど、金属製の付属品がついた衣類にも使えない。
塩素系漂白剤より効果は穏やかだが、変色するリスクはある。エンソサラシマークが見当たらないなら、念のために確認しておくと安心だ。原液を目立たない場所に塗布し、色が変わるようなら使わないほうがよい。
塩素系漂白剤より効果は穏やかだが、変色するリスクはある。エンソサラシマークが見当たらないなら、念のために確認しておくと安心だ。原液を目立たない場所に塗布し、色が変わるようなら使わないほうがよい。
4. 現在はエンソサラシ記号がなくなった?

現在はエンソサラシと記載されたマークは使われていない。どう変わったのか、エンソサラシの昔のマークと新しいマークについて解説しよう。
洗濯表示は変更された
洗濯表示は2016年12月に一新された。エンソサラシと記載されたフラスコのマークは、それ以前の衣服にしか記載されていない。
エンソサラシの代わりに三角形のマークが漂白剤の使用について示しているので、そちらを確認しよう。新しいマークでは、塩素系漂白剤だけではなく、酸素系漂白剤が使用できるかも確認できる。
エンソサラシの代わりに三角形のマークが漂白剤の使用について示しているので、そちらを確認しよう。新しいマークでは、塩素系漂白剤だけではなく、酸素系漂白剤が使用できるかも確認できる。
漂白の仕方を確認しよう
三角形のマークだけならば、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の両方が使用できる。斜めの斜線が入っている場合は、酸素系漂白剤だけ使用が可能だ。
三角形のマークにバツ印があれば、どちらの漂白剤も使用できない。使える漂白剤の種類を確認してから、洗濯をすることが重要だ。
三角形のマークにバツ印があれば、どちらの漂白剤も使用できない。使える漂白剤の種類を確認してから、洗濯をすることが重要だ。
結論
エンソサラシとは洗濯表示のマークだ。塩素系漂白剤が使用できるかがわかるので、洗濯の前には必ずチェックしよう。衣服の傷みを防いで頑固な汚れをキレイにするためには、正しい漂白剤の使い方を守ることが重要だ。ただし、今はエンソサラシから三角形のマークに変わったので、そちらを確認してほしい。