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フローリングの傷防止の対策法を紹介!おすすめグッズや万が一の対処法とは

フローリングの傷防止の対策法を紹介!おすすめグッズや万が一の対処法とは

投稿者:ライター 藤田幸恵(ふじたゆきえ)

鉛筆アイコン 2022年2月17日

フローリングは傷がつくと目立つが、簡単に修理したり交換したりできない場所だ。だからこそ、傷防止対策をしっかりしたいと考える方も多いだろう。簡単にできる傷防止策と、万が一傷がついてしまったときの対処法を解説する。100均で購入可能な傷防止グッズもあるので、気になる方はぜひ気軽に取り入れてほしい。

  

1. 傷防止する前にフローリングの素材を確認

フローリングの傷防止について考える前に、フローリングの種類を説明する。種類によって、適した傷防止対策は変わるからだ。

無垢フローリング

無垢フローリングとは、その名前の通り無垢材を使っているフローリングのことだ。無垢材には、1種類の天然の木材を100%使用しており、ほかの素材が混ざっていない。フローリングによく使われるのは、ウォールナット・ブラックチェリー・メープルなどの木材だ。
無垢フローリングは天然木ならではの手触りや香りのよさがあるが、人工的なフローリングに比べると高価な傾向にある。水気や傷に弱いので、事前に傷防止が必須だ。

複合フローリング

複合フローリングは、無垢フローリングよりも多くの住宅で使われている素材だ。合板などに化粧材を張り合わせたものである。張り合わせている化粧材は薄くスライスした天然木や木目調のプリントが施されたシートなど、種類は豊富だ。傷防止のための加工を施しているものも多く、無垢フローリングよりも傷に強く、床暖房などにも対応できる。

2. フローリングの傷防止のおすすめ対策法

フローリングの傷防止をするために、おすすめの対策法を紹介する。

傷防止のワックスを塗る

フローリングの傷防止ワックスを塗るのがおすすめの方法だ。とくに引越しの直後や大型の家具や家電を設置する前にワックスをかけておくと、傷防止の効果は大きい。
ワックスは、液体状の塗りこむタイプのものや、シート状になっていてフロアシートとして普段のフローリング掃除の一環で使えるものまでさまざまなタイプがある。

傷防止グッズを使う

傷防止グッズを使うのも便利だ。たとえば、移動する回数の多い椅子や、とくに重いベッドや食器棚、テレビ台には、それぞれに合ったグッズを使うとよいだろう。フローリングに面しているものの形状に合わせて、キャップやシート、ラグなどを使おう。

3. フローリングの傷防止用グッズの種類

先ほど、傷防止の対策法でも触れたが、フローリングの傷防止用グッズにはさまざまなものがある。ここでは、フローリングの傷の原因になりやすいもの別に、おすすめしたい傷防止グッズを紹介する。

大物家電や家具の下に!シートやマット

大物の家電や家具は重いので、フローリングに凹み傷がつきやすい。キャスター付きのデスクチェアも、フローリングに傷つける原因になる。とくに賃貸物件でよく用いられているクッションフロアは、長期間同じ場所に家具を置いていると凹んでしまう。
それを防ぐために、シートやマットを敷くとよい。透明のシートや木目調のマットだと、フローリングの上に敷いても違和感がない。反対に、敷物もインテリアの一部にしたいなら、ラグを敷くのがおすすめだ。

椅子やテーブルには!脚キャップやクッションフェルト

椅子やテーブルには、脚キャップやクッションフェルトを装着すると傷防止になる。脚キャップにはゴム製のものや布製のものがあるが、いずれも靴下のように椅子の脚にはかせるタイプだ。クッションフェルトは、椅子やテーブルの脚の先に粘着テープの付いているフェルトを貼って使う。いずれも100均でも購入可能だ。

4. フローリングの傷防止できなかったときの対処法

事前にフローリングの傷防止策を行っていても、誤ってものを落としてしまったり子どもやペットがフローリングに傷つけてしまうことはあるだろう。そういったときは、どのように対処したらよいのだろうか?

軽微な傷には、補修用のペンを使う

軽いすり傷には、フローリング補修用のペンを使う。床の色と同系色のブラッシュペンを選び、傷に沿って塗っていく。これだけで傷は目立たなくなる。

表面の細かい傷はワックスがけも有効

フローリングの表面に細かい傷がついてしまったときは、ワックスを塗るのもおすすめだ。ワックスは傷防止になるだけでなく、傷のついた箇所に艶を与えて目立たなくする効果もある。

凹み傷や欠けには、補修用パテを使う

傷防止を施していた箇所とは別の場所に、重いものを落としたり家具の搬送時にフローリングに傷つけてしまったりしたときなどは、凹み傷や欠けができることがある。あまり傷が大きいときは業者に修理を依頼したほうがよいが、小さい傷なら自分で補修することができる。
傷口のバリと呼ばれるささくれ部分をカッターなどで取り除き、床補修用のパテを埋め込む。パテはクレヨンのような形状で、専用のホットナイフで溶かしながら使う。傷よりも盛り上がるようにパテを埋め込んだら、余分についた部分をすって平らにする。

ホームセンターなどにはフローリング補修用のペンやパテが売られている。パテ数色とホットナイフがセットになっている補修セットを購入するのも便利でおすすめだ。

結論

フローリングは張り替えや修理が難しい場所だ。その分、事前の対策をしっかりと行って傷防止をしたい。ひと口にフローリングといっても、素材の種類はさまざまだ。だが、ワックスを塗ったり傷防止グッズを使えば、どのような素材のフローリングもある程度傷防止が可能だ。椅子キャップや大型家具の下に敷くマットなど、すぐにできる対策をしてみよう。
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  • 公開日:

    2020年4月24日

  • 更新日:

    2022年2月17日

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