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衣替え収納。来シーズンも気持ちよく着られるための準備から注意まで

衣替え収納。来シーズンも気持ちよく着られるための準備から注意まで

投稿者:ライター 松岡由佳里(まつおかゆかり)

2020年4月29日

日本には四季があるため、そのたびに衣替えが必要だ。大きな山場は夏と冬だが、上手に収納しないと次のシーズンに衣類にトラブルが発生してしまう可能性もある。年に少なくとも2回、必ずやって来る衣替えシーズンに向けて適切な収納方法を紹介しよう。

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1. 衣替えで衣類を収納する前の準備

「さあ、今日は仕事も休みだから衣替えするか」という前に、衣類を収納する前準備をしよう。この準備をしておくことで、衣替えの効率や収納によるトラブルを防げる。

衣類の断捨離をする

衣替えというのは、単に夏物衣料と冬物衣料を交換するだけではない。そこには「来シーズンも着られるか」という判断も含めなければ、急速に着ない洋服が増えていくだけだ。
そこで衣替えで衣類を収納する前に「断捨離」を行おう。サイズが合わなくなって久しいもの、少し流行遅れのもの、汚れがひどくなってしまったものなどだ。「捨てる」あるいは「譲る」ことで、新たな収納スペースも確保できる。

収納する前には汚れを落とす

衣替えする前に一度でも袖を通した衣類は、キレイに見えるようでも皮脂汚れや食べ物の飛び散りなど目に見えない汚れが付着しているものだ。その汚れが原因で、半年後に取り出したときのカビや虫食い、黄ばみの原因になってしまう。

衣替えで収納する前には、必ず洗濯やクリーニングをして汚れを残さないことが大切だ。

2. 衣替えで衣類を収納するときの注意点

衣替えで衣類を収納するときは、ただ入れ替えればいいというものではない。衣類が半年間の休眠に入る環境に対して注意しなければならないポイントがある。

クリーニングのカバーははずす

衣替えのためにクリーニングに出しておいた衣類。戻ってきたときにはビニールで覆われている。しかし、このまま収納してしまうのはNGだ。なぜならクリーニングではドライ溶剤や酸化防止剤といった化学薬品が使われており、ビニールの中に気体として留まっているからだ。

さらに、アイロンを使用したときのスチーム蒸気がこもっていることもあり、カビの原因になる。クリーニングした衣類を収納する前には、必ずビニールを取り外すようにしよう。

防虫対策を忘れずに

シーズンになって収納庫から衣類を取り出したら、大切な洋服に虫食いが...。このようなことにならないために、防虫対策はしっかりと行おう。

防虫剤はいろいろな種類があるが、大切なのは置き場所だ。防虫剤は空気より重い性質を持っているので上から下へと浸透していく。衣替えのときにも衣類を積み重ねたらその一番上に置いておき、収納場所全体に防虫成分が行き渡るようにすることが大切だ。

たたみ方にもひと工夫を

収納するとき衣類がくしゃくしゃになったままであると、型崩れの原因になる。半年以上もたたんだままになっていることを考えると、衣替えでのたたみ方にもひと工夫が必要だ。

型崩れを防ぐたたみ方としては、上から重ねて収納するよりも立てて収納するようにするたたみ方がいいだろう。また、長方形を意識してたたむことで無用なシワを防げる。

3. 衣替えに便利な収納方法

衣替えには収納アイテムが必要だ。できるだけコンパクトで出し入れが便利なアイテムを選びたい。

クローゼット

クローゼットは、ハンガーに衣類を吊り下げるだけなので、とても簡単に衣替えができる。しかし、クローゼットの容量が問題だ。容量以上の衣類を詰め込んでしまうと、型崩れやシワの原因になってしまう。

さらに防虫剤の効果も半減してしまう。クローゼットを衣替えの収納に考えるのならば、衣類と衣類の間にゆとりを持たせるくらいのキャパシティが必要になる。

引き出し

引き出しに収納する場合には、衣類によって上段・中段・下段とそれぞれ分けることがポイントになる。なぜなら、湿気は空気よりも重いので上から下にたまりやすいからだ。

そのため、上段にはカシミアやシルクといったデリケートな繊維を。中段にはウールなど虫に弱い混合織物を。そして、下段には麻や綿などの湿気に強い衣類を収納しよう。

衣装ケース

防虫や除湿効果を最大限に活かせるように、密閉性の高いものを選ぶようにしよう。また、できるだけ繊維の素材ごとに一緒に収納することもポイントだ。

ケースを重ねて押し入れに入れる場合には、防虫効果を引き出すためにも虫食いトラブルが起こりやすい毛織物は上のほうに置くといい。

4. 衣替えに便利な衣類以外の小物の収納方法

衣替えをするときには、洋服だけでなく小物も一緒に収納することがある。これらの小物も大切に収納すれば、来シーズンも気持ちよく使える。

バックの収納方法

バックを衣替えするときによくありがちなのが、そのままクローゼットに収納してしまうこと。まず、中身が入っていないことを確認して、すべて取り出しておくことが大切だ。

また、型崩れしないように新聞紙などを詰めておくといいだろう。

帽子の収納方法

冬用、夏用の帽子を衣替えするときにもコツがある。まず、洗濯できるものは洗濯をして汚れを落としておくことだ。ストローハットやデリケート素材の帽子など、どうしても洗えないものに関してはカビ防止のために除菌スプレーをかけて収納しておくと安心だ。

型崩れを防ぐために、帽子の内側に新聞紙を詰めておけば湿気防止にもなる。

結論

衣替えは、四季がはっきりしている日本特有の必要なイベントだ。衣類を半年間の眠りから守るため、さまざまな工夫が昔からされてきた。面倒くさがらずに、収納をしっかりと行えば、次のシーズンも気持ちよく着られるだろう。衣替えの収納術は、物を大切にする第一歩かもしれない。
     

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