このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
洗濯表示Fの意味はなに?新しい洗濯表示の正しい読み取り方とは

洗濯表示Fの意味はなに?新しい洗濯表示の正しい読み取り方とは

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

2020年5月 6日

お気に入りの洋服を失敗せずに洗濯したいときには、必ずチェックする洗濯表示。そこにはFやPやWのマークがある。なんだろうと気になる方もいるだろう。洋服に付いている洗濯表示は、世界共通として2016年に新たに制定された。この新しい洗濯表示をスムーズに読み取ることができれば、安心して衣類の洗濯ができる。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 洗濯表示のFの意味

新・洗濯表示が世界で統一される前は、各国でバラバラだった。ところが急速なグローバル化によって、さまざまな国の衣料品がさまざま国で販売されるようになり、消費者にとってわかりにくいものになってしまった。各国共通でわかりやすい新・洗濯表示に統一され、その中に加えられたマークに「F」がある。

新・洗濯表示の種類

新・洗濯表示には5つの基本のマークがある。それは「洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロン」「ドライクリーニング」だ。このなかで必須とされているのが「洗濯」と「漂白」の2種類で、あとは衣類の素材によっては省略されることもある。

新・洗濯表示Fとは

従来の旧・洗濯表示ではドライクリーニングができるか、できないかだけを表すものだった。新・洗濯表示ではドライクリーニングをするときの方法を表すマークが付けられるようになった。それがFマークだ。意味は「石油系溶剤でのドライクリーニング可」。やはりドライクリーニング関連のPマークは「パークロロエチレン使用可」、Wは「ウエットクリーニングが可能」という意味だ。

F、P、Wというマークは家での洗濯時には、ほとんど無視をしてもいいだろう。しかし、クリーニング店では重要な情報源となっている。

2. 洗濯表示Fが洗えるかの見極め方

Fマークはクリーニング店にとっては重要な情報となる。Fマークが付いていても自宅で洗える。ただし、すべての洗濯表示Fが付いた衣類が家の洗濯機で洗えるとは限らない。大切な衣類が洗えるかどうかを見極めることが大切だ。

洗えるかどうかは「洗濯表示」を確認

ドライクリーニング方法を示すFマークが付いているときにはどのような対応をすればいいのだろうか。まず洗濯表示の「桶マーク」に着目しよう。このマークに「×」が付いていなければ洗濯機での洗濯には問題ない。

手マークと桶マークが一緒になっている場合は、洗濯機ではなく「手洗い」を推奨している。ウールやシルクなどのデリケート素材に多い洗濯マークだ。

Fの洗濯表示が付いていても、水洗いOKの桶マーク・手洗いマークが付いていれば、安心して自宅で洗濯機や手で洗える。

3. 洗濯表示Fの洗い方

旧・洗濯表示が22種類だったのに比べ、新・洗濯表示はよりきめ細かくなり41種類と約2倍にも増えた。それに伴ってFマークも加えられた。それだけきめの細かい表示に変わったということだ。洗濯表示にFマークを見つけても尻込みすることはない。洗い方のマークの意味をしっかりと理解できていれば自宅でも安心して洗濯ができる。

いろいろな洗濯表示を理解しよう

新・洗濯表示は5種類の基本マークに加え、洗うときの「強さ」「温度」「禁止」を表す付加マークと数字が加えられていることがある。この「基本マーク」「付加マーク」「数字」の3つの組み合わせを読み取ることで衣類に適した洗濯を行える。

たとえば洗濯桶マークの下に横棒のラインがあるケースだ。これにより推奨される水流の強さがわかる。ラインが多くなるほど、水流を弱くしてやさしく洗うように推奨されている。

Fマークが洗濯表示にあっても、必ずドライクリーニングに出さなければならないというものではない。洗濯桶マークに不可を表す「×」がない限り、そのほかの条件を見ながら衣類を洗える。

4. F以外にもある!洗濯表示の注意点

洗濯表示には、F以外にもいろいろなマークがある。とくに間違えやすい表記などを紹介しよう。

旧・洗濯表示からなくなったマークについて

新・洗濯表示に切り替わったことで、F表示のように新たに加わったマークもあれば、なくなってしまったマークも多くある。

今まで旧・洗濯表示に慣れ親しんできた方には戸惑うこともある。実際「絞り方」と「アイロンのあて布」に関するマークは除外されている。

この場合には、洗濯表示以外のところに「注意書き」として別に添付されていることがある。

数字の意味には注意を

洗濯の仕方を表す桶マークのなかに数字が表記されていることがある。これは温度を表す。たとえば、「30」と表記されていたら、あなたはどのような解釈をするだろう。

もしかするとお湯の温度30℃が適温であると理解するかもしれない。しかし、実際には上限が30℃であることを意味するのだ。つまり「30℃以下で洗濯してください。それ以上での温度は推奨しません」といっていることになる。

これはアイロンの表示にも共通しており、すべて上限を表示しているので間違って理解していると、生地を傷めてしまうかもしれない。

Fマークの意味を知るだけでなく、付加記号の有無を確認して正確に読み取ることが大切だ。

結論

新・洗濯表示になって数年。旧表示に慣れた方には戸惑うことも多いだろう。その最たるものがF・P・Wといったクリーニング情報だ。実際の選択にはあまり関係がないとはいっても、新・洗濯表示を理解するうえでよいきっかけになるのではないだろうか。これからは、どこの国で作られた洋服でも安心して洗濯ができる時代だ。洗濯表示のグローバル化に対応できるように、しっかりと理解しておこう。
     

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ