目次
- 耐熱容器(金属製以外)
- アルミホイル
- 重曹小さじ1
- お湯200cc
- 耐熱容器にアルミホイルを敷き、周りを立ち上げておく
- 黒ずみが気になるシルバーを置いてお湯を注いだら重曹を加える
- お湯が冷めるまで待ちシルバーを取り出す
- 流水でよくすすぎ、乾いた柔らかい布で水気を拭き取れば完了
1. シルバーの黒ずみを重曹とアルミホイルで落とす方法

シルバーの黒ずみはご家庭にあるものや、100均などで手軽に買えるものなどで落とすことが可能だ。まずは重曹とアルミホイルを使って落とす方法から紹介していこう。
用意するもの
これらを用意しよう。お湯を使うため、容器は耐熱性があるものを使用する。金属製以外であればプラスチックなどでもOKだ。またお湯は一度沸騰させて少し時間を置いた80℃くらいのものがよいだろう。
重曹とアルミホイルでシルバーの黒ずみを落とす方法
重曹の成分が残らないように、すすぎは入念におこなうことだ。お湯と重曹3:1というのは非常に分かりづらいので、迷ったら「お湯200ccにつき重曹小さじ1」あたりを目安にしよう。
2. シルバーの黒ずみを重曹以外のアイテムで落とす方法4選

重曹がご家庭にない、すぐに用意できないという場合、別のアイテムを使ってシルバーの黒ずみを落とすことも可能だ。
炭酸水でシルバーの黒ずみを落とす方法
容器にシルバーを置いて炭酸水を注いだら、そのままひと晩寝かせる。翌朝、取り出せばキレイに落ちている。ただしこの方法で落とせるのは、小範囲のごく軽い黒ずみの場合だけと思っておこう。
歯磨き粉でシルバーの黒ずみを落とす方法
柔らかいスポンジに歯磨き粉をつけたら、シルバーの黒ずみを磨く。注意点として、研磨成分は黒ずみ落としに効果的だがシルバーに傷をつけるおそれもある。ガシガシこすりすぎないように気をつけよう。
専用クロスでシルバーの黒ずみを落とす方法
専用クロスで優しく拭くだけでシルバーの黒ずみが落ちることもある。意図的に「いぶし銀風」に仕上げたシルバーを、その風合いを残しながら黒ずみだけ落としたいという場合、力加減を調節できるこちらの方法がよいだろう。
酢でシルバーの黒ずみを落とす方法
重曹とアルミホイルのところでお伝えしたのと同じような耐熱容器を用意し、シルバーを置く。シルバーがしっかり浸るまでお湯を注いだら、酢を小さじ1〜2杯混ぜる。あとは1時間程度放置して取り出し、流水でよくすすいでから乾いた柔らかい布で拭き上げれば完了だ。
3. シルバーの黒ずみの原因

そもそも、なぜシルバーは黒ずみが発生してしまうのだろうか?その原因もおさらいしておこう。
硫化
空気中や人体に存在する微量の「硫化水素」がシルバーと反応すると黒ずみとなる。硫黄泉の温泉などでも同様の現象が起こりうる。シルバーのアクセサリーを身につけたまま温泉に入ると一気に黒ずんでしまうため注意しよう。
塩化
シルバーの黒ずみのもうひとつの原因は塩化だ。「塩素」と反応することで黒ずみが発生する。アクセサリーをつけたまま塩素系漂白剤や洗剤を使うと、付着して黒ずむことがあるため注意しよう。
4. シルバーの黒ずみを防ぐ方法

重曹などを使ってキレイに落ちた黒ずみの再発を防ぐため、日頃からシルバーの取り扱いやケアにも気をつけよう。
着用したあとは汚れを優しく拭きとってから収納する
シルバーを着用したあとは、その日のうちにできるだけ速やかに、汗などの汚れを落としておくことが大切だ。メガネ拭きクロスやセームなど、柔らかい布で優しく磨いてあげよう。
空気に触れるのを防ぐため密閉容器に入れて保管する
シルバーの黒ずみは空気に触れることでも発生する。したがって密閉容器に入れて保管することも黒ずみ予防になると思っておこう。アクセサリー同士がぶつかると傷がつくため、できれば1つずつ小さな密閉容器に入れるのがおすすめだ。
結論
シルバーは大切に扱っていても、空気に触れるなど単純なことで黒ずんでしまう。だがお伝えしてきたように、重曹とアルミホイルなど身の回りにあるアイテムで手軽に落とせる。お気に入りのシルバーの黒ずみに悩んでいた方はさっそく、本稿で紹介したやり方を試してみてほしい。