1. 油はねガードは大きく3タイプ

「油はねガード」は、調理中に油がはねて壁などに付着するのを防いでくれるアイテムだ。油はねガードがあるかないかで、ガスコンロまわりの掃除の負担が大きく変わってくる。
ガスコンロの後ろなどに立てて使う油はねガードをイメージする方も多いかもしれないが、最近ではいろいろなタイプが販売されている。代表的な3種類を紹介する。
ガスコンロの後ろなどに立てて使う油はねガードをイメージする方も多いかもしれないが、最近ではいろいろなタイプが販売されている。代表的な3種類を紹介する。
スタンドタイプ
「使いたいときだけ使える」油はねガードのタイプ。普段はコンパクトに畳んで収納しておけるので、昔の油はねガードのように「出しっぱなしで生活感丸出し」になることはないだろう。
2つ折りもあるが、3つ折りでガスコンロを「コ」の字に囲ってくれるものもある。上面にアルミホイルを載せておけば、蒸気に含まれて換気扇に吸い込まれる油汚れも軽減できるだろう。
2つ折りもあるが、3つ折りでガスコンロを「コ」の字に囲ってくれるものもある。上面にアルミホイルを載せておけば、蒸気に含まれて換気扇に吸い込まれる油汚れも軽減できるだろう。
使い捨てタイプ
スタンドタイプと同じように立てる油はねガードだが、こちらは使い捨て。お手入れの手間が要らないのがうれしい。
ただし毎回購入するにはコストがかかる。たまにしか揚げ物をしないというご家庭や、普段はスタンドタイプ、揚げ物をするときだけ使い捨てといった使い方が合っているだろう。
ただし毎回購入するにはコストがかかる。たまにしか揚げ物をしないというご家庭や、普段はスタンドタイプ、揚げ物をするときだけ使い捨てといった使い方が合っているだろう。
コンロカバー
ガスコンロそのものを上から覆ってしまうのがコンロカバー。火を使うときにカバー部分を立てておくと、裏面が油はねガードの役割を果たしてくれる。逆に、火を使わないときはカバーが作業台代わりになるなど、その便利さから人気のアイテムだ。
ただし、スタンドタイプのようにガスコンロを3面囲ってくれるものはほとんどないため、両サイドの油汚れが気になる方は別の油はねガードを検討しよう。
ただし、スタンドタイプのようにガスコンロを3面囲ってくれるものはほとんどないため、両サイドの油汚れが気になる方は別の油はねガードを検討しよう。
2. 油はねガードを選ぶときのコツ

油はねガードはいろいろな商品が販売されている。スタンド、使い捨て、コンロカバーといったタイプもそうだが、油はねガードの素材にも目を向けると、絞り込みやすくなるだろう。
ガラス製、アクリル製はオシャレ&お手入れが楽
透明または柄が入ったガラスやアクリル素材の油はねガードは、オシャレに見せられる。汚れも落としやすく人気の素材だ。油はねガードの向こう側も見えるので、圧迫感がないのも特徴だろう。
耐久性&強度重視ならスチール製、ステンレス製
ひとつの油はねガードを長く使っていきたい方は、耐久性のあるスチールやステンレスといった素材がおすすめ。フッ素などでコーティング加工が施されていれば、お手入れも楽だ。
軽量&コスパ重視ならアルミ製
アルミ素材の油はねガードは、主に使い捨てとして用いられている。安くて軽量、コンパクトといった特徴がある。耐久性はほかの素材に劣るが、お使いのガスコンロの形に合わせて折り目をつけやすい。
3. おすすめの油はねガード3選プラスα

最後におすすめを紹介しよう。油はねガード選びに迷ったときの参考になれば幸いだ。
オダジマ「使うときだけレンジガード」
普段はコンパクトに折り畳んで収納しておける、シンプルな油はねガード。フッ素加工が施されているので、お手入れも楽々だ。
ヨシカワ「ステンレスシステム用レンジカバー」
ガスコンロを丸ごと覆うことができるカバー。普段は作業台として使えるし、調理中は立てておけば油はねガードとしても使える。
Belca「コンパクトレンジガード」
1〜2口コンロにピッタリな、コンパクトな油はねガード。スチール製で繰り返し使えるほか、水だけで油汚れを落とせるベラスコート加工が施されている。
ニトリ「油はね防止ネット」
一般的な油はねガードと異なり、鍋やフライパンに直接使用するタイプ。蓋のように被せるだけで油はねを軽減でき、湯切りにも使える。
結論
油はねガードを使うことで、キッチンの壁や天板、ガスコンロ周りなどのお手入れが楽になるはずだ。出しっぱなしがイヤな方は、使いたいときだけ広げられるスタンドタイプや、使い捨てタイプがいいだろう。作業台がほしい方は、ガスコンロカバーを購入するのも手だ。