目次
1. スキーウェアはクリーニングに出したほうがいい理由

タグに「手洗い」などの表示があれば自宅で水洗いも可能だが、基本的にスキーウェアは、自宅で洗濯するよりもクリーニングに出したほうがいいとされる。その理由を見ていこう。
スキーウェアは汚れだらけ
1シーズン活躍してくれたスキーウェアには、汗や皮脂、雪やスキー板に塗られた油など、さまざまな汚れが付いている。それに「雪焼け」という言葉があるように、雪山は意外と紫外線が強い。スキーウェアが長時間紫外線を浴びることにより、撥水性などが低下することもある。
クリーニングに出したほうがいい理由
- 汚れをキレイに落としてもらえる
- 撥水加工をし直してもらえる
- 素材に加わるダメージが少なくなる
スキーウェアは、こうした理由からクリーニングに出したほうがいい。汚れをキレイに落としてもらうだけではなく、撥水加工をし直してもらえたり、素材に優しい洗い方をしてくれたりするのもクリーニングをおすすめする理由だ。自宅で洗濯をしてしまうと、場合によっては撥水加工を落としたり素材にダメージを与えたりしかねない。
来シーズンもお世話になるには、やはりプロの手でしっかりケアしてもらうことが大切だ。
来シーズンもお世話になるには、やはりプロの手でしっかりケアしてもらうことが大切だ。
2. スキーウェアのクリーニングの頻度とタイミング

では、スキーウェアは1シーズンに何回クリーニングに出すのがベストなのだろうか?
クリーニングの頻度とタイミング
クリーニングの頻度は「シーズンにつき1回」、タイミングは「シーズン後(またはシーズン中でも行く予定がないとき)」で十分だ。スキーウェアを長期保管する直前の段階でクリーニングに出しておき、キレイな状態のまま保管するのがベストということになる。
もちろん、スキーウェアの汚れが気になるときはこの限りではない。シーズン中でも汚れがひどければ必要に応じてクリーニングに出そう。
もちろん、スキーウェアの汚れが気になるときはこの限りではない。シーズン中でも汚れがひどければ必要に応じてクリーニングに出そう。
3. スキーウェアのクリーニング料金の目安

続いて、スキーウェアの一般的なクリーニング料金をお伝えする。
クリーニング料金の目安
スキーウェアの料金はクリーニング業者によって変わるほか、撥水加工込みとそうでないケースでも変わってくる。おおよその目安としてスキーウェア上下で【1,500〜3,000円程度】を見ておこう。撥水加工込みのクリーニングなら【4,000〜5,000円程度】を見込んでおけば足りるはずだ。
なお、アウトドア系のウェアを専門に取り扱う業者もある。クリーニング店によるオプション的なものではなく、よりしっかりとした撥水加工や防水加工を望むなら、専門業者へ依頼することも検討しよう。
なお、アウトドア系のウェアを専門に取り扱う業者もある。クリーニング店によるオプション的なものではなく、よりしっかりとした撥水加工や防水加工を望むなら、専門業者へ依頼することも検討しよう。
4. スキーウェアをクリーニング店に持ち込む際の注意点

ところで、スキーウェアはそのままクリーニングに出しても問題ないのだろうか?うっかり忘れると大変なことがあるので、注意点もあわせて覚えておこう。
クリーニング店に持ち込む前の注意点
- ほつれがあれば必ず伝える
- ポケットの中は必ず確認する
- 仕上がりまでの日数を確認しておく
スキーウェアにほつれがあると、そこからダメージが広がるおそれがある。店側で見落とす可能性もあるため先に伝えておくと安心だ。また、ポケットの中身はクリーニングが終わるまで戻ってこない。スキーウェアの長期保管サービスを活用した場合は、来シーズンまでそのままという可能性もある。大切なものをうっかり入れっぱなしにしていないか、クリーニング店に持ち込む前に確認しておこう。
5. クリーニング後のスキーウェアの保管方法

最後に、クリーニングから返ってきたスキーウェアの保管方法を確認していこう。
スキーウェアの保管方法
クリーニングから返ってきたスキーウェアは、まずカバーを外して風通しのいい場所に陰干しし、完全に乾燥させよう。その後、ハンガーに掛けたままクローゼットなどに保管するのが一般的だ。カビや害虫から守るため、乾燥剤や除湿剤、防虫剤などを一緒に入れておくことをおすすめする。
また、湿気が溜まりやすい時期などはスキーウェアを定期的に取り出し、風通しのいい場所で陰干しをして、湿気を飛ばしておくのもいいだろう。保管場所に悩むときは、クリーニングの長期保管サービスを活用するのもひとつの手だ。
また、湿気が溜まりやすい時期などはスキーウェアを定期的に取り出し、風通しのいい場所で陰干しをして、湿気を飛ばしておくのもいいだろう。保管場所に悩むときは、クリーニングの長期保管サービスを活用するのもひとつの手だ。
結論
スキーウェアは自宅で洗濯できるものもあるが、キレイな状態で来シーズンを迎えられるよう、できればクリーニングに出してプロの手でケアしてもらおう。保管の際は高温・多湿を避け、ハンガーに掛けてクローゼットに吊るすなどし、ときどきは陰干しで湿気を飛ばしておこう。