1. 革手袋は基本的に洗濯NG!ただしレザーは洗えることも

革手袋は基本的に洗濯ができない。その理由や、対処法を見ていこう。
革手袋を洗えない理由
革手袋は、洗濯はもちろん雨など水に濡らしてしまうと色落ち、ヒビ割れ、硬くなるといったトラブルを招くことがあるため注意が必要だ。だが、いくら洗濯ができないからといっても、革手袋に付いた汚れを放置してしまうと品質が劣化したりカビが生えたりする。
そのため、革手袋も自宅でできる限りお手入れをすることが大切だ。洗濯はできないため、自宅でできることといえば拭いて汚れを落とす程度になる。天然モノの革手袋のときはとくに慎重に扱おう。できればクリーニングに出すことをおすすめする。
そのため、革手袋も自宅でできる限りお手入れをすることが大切だ。洗濯はできないため、自宅でできることといえば拭いて汚れを落とす程度になる。天然モノの革手袋のときはとくに慎重に扱おう。できればクリーニングに出すことをおすすめする。
レザーなら洗えることも
なお、革手袋でもレザー素材の場合、洗濯機は避けたほうがいいが、手洗いでキレイにできることもある(洗濯方法については後述する)。
2. 洗濯ができない革手袋の汚れを自宅で簡単に落とす方法

洗濯ができない革手袋は、どのように汚れを落とせばよいのだろうか?自宅でできる簡単な方法と、革手袋がレザー素材のときの洗濯方法を紹介する。
革手袋の汚れを落とす方法
- 桶に水をはり、オシャレ着用洗剤を適量溶かす
- 「1」に乾いた布を浸して洗浄液を十分含ませる
- 布を固く絞り、革手袋表面の汚れを拭き取る
- 別の布を水に濡らして固く絞り、水拭きをする
- キッチンペーパーなどでできる限り水気を拭き取る
- 風通しのいい場所で「陰干し」をして完全に乾かす
以上が、洗濯ができない革手袋の汚れを落とす方法だ。太陽の光に当ててしまうと硬くなったりヒビ割れたりするおそれがある。必ず日陰に干そう。
革手袋がレザーのときの洗濯方法
- 桶にぬるま湯をはり、レザー用の洗剤を溶かす
- レザーの革手袋を優しく押し洗いする
- キレイなぬるま湯に入れ替えながら、泡立たなくなるまで入念にすすぐ
- タオルを押し付け、できる限り水気を拭き取る
- 型くずれしないよう、タグを洗濯バサミで挟んで風通しのいい場所で「陰干し」する
こちらは、革手袋がレザー素材であり、かつ洗濯表示が「水洗い(手洗い)」OKの場合の洗濯方法だ。干している最中、生乾き程度の状態で一度装着してグーやパーを数回繰り返しておくと、乾いたときのフィット感が違うので試してみてほしい。
3. 洗濯ができない革手袋をキレイに保つコツ

最後に、洗濯ができない革手袋をキレイに保つためのコツをお伝えしよう。
革手袋のケア方法
洗濯ができない革手袋を着用したあとは「乾拭き」や「ブラッシング」をする習慣を身につけておこう。シミやカビを防いで長持ちさせるには、ホコリや汚れをすぐに拭き取っておくことが大切だ。なお、ブラッシングは馬毛など柔らかいブラシがおすすめ。
同じく洗濯ができない革手袋は保湿も重要なケアになる。頻繁に塗ることはないが、シーズン中に1〜2度は保革クリームを塗って保湿し、キレイな状態を長持ちさせよう。クリームは、少量を乾いた布にとり、革手袋全体に薄く伸ばすようにして塗っていこう。このとき、厚く塗りすぎるとシミになるおそれがあるため注意してほしい。
なお、クリームを塗ったあとは、風通しのいい日陰で1日ほど乾かすことをおすすめする。その後、通気性のいい不織布などでカバーし、防虫剤や除湿剤とともにケースに入れて保管しよう。
同じく洗濯ができない革手袋は保湿も重要なケアになる。頻繁に塗ることはないが、シーズン中に1〜2度は保革クリームを塗って保湿し、キレイな状態を長持ちさせよう。クリームは、少量を乾いた布にとり、革手袋全体に薄く伸ばすようにして塗っていこう。このとき、厚く塗りすぎるとシミになるおそれがあるため注意してほしい。
なお、クリームを塗ったあとは、風通しのいい日陰で1日ほど乾かすことをおすすめする。その後、通気性のいい不織布などでカバーし、防虫剤や除湿剤とともにケースに入れて保管しよう。
結論
革手袋は基本的に洗濯NGだ。だが、こまめに汚れを落としたりブラッシングをしたりすれば、キレイな状態をキープできる。保湿とあわせてぜひ実践してほしい。水に濡れた革手袋はできる限り水気を拭き取り、風通しのいい場所で陰干しをしておこう。