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ドアクローザーを調整して「閉まるのが速い」「遅い」を解消しよう!

ドアクローザーを調整して「閉まるのが速い」「遅い」を解消しよう!

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

2020年5月18日

ドアが大きな音を立てて勢いよく閉まるようになった、あるいはなかなか閉まらなくなったというときは、ドアクローザーに不具合が生じていることが考えられる。調整する方法と併せて、新しいモノに取り替えたほうがいいケースについても解説する。

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1. ドアクローザーとは?自分で調整できる?

「ドアクローザー」とは、ドアの上部に付いているパーツのこと。ドアの【外側】に取り付けられるものを「スタンダード型」、【内側】に取り付けられるものを「パラレル型」という。玄関のドアの内側にドアクローザーがあれば、パラレル型だ。

役割

普段気にすることは少ないが、ドアを開けたあと「ゆっくり閉まる」のは、ドアクローザーが機能しているおかげだ。

ドアクローザーがなければ、開けたドアが勢いよく閉まり、ドアや壁がダメージを受けてしまう。それに、手などが挟まれればケガを負ってしまうかもしれない。事故防止の観点からも、なくてはならないパーツと言っていいだろう。

不具合が生じると

・油が漏れる
・ギィ〜といった音がする
・閉まるのが速くなる
・なかなか閉まらなくなる など

ドアクローザーに不具合が生じると、こうした現象が現れる。詳しくは後述するが、油漏れ以外は意外と簡単に調整できるケースもある。

また不具合は生じていなくても「閉まるのをもう少し速くしたい」とき、調整で解消できるケースもある。調整というと何やら難しそうだが、簡単なので覚えておいて損はないだろう。

2. ケース別・ドアクローザーの調整の仕方

ケース別に、ドアクローザーの調整の仕方を見ていこう。なおパーツの位置や細かいやり方は、メーカーや型番によって変わることがある。取扱説明書または、メーカーのホームページも併せてチェックしておこう。

ギィ〜といった異音が聞こえる

・各パーツの連動部分のネジが緩んでいれば、ドライバーで締める
・緩んでいなければ、各パーツの連動部分に潤滑油をさす

ドアクローザーからギィ〜などの異音が聞こえるとき、まずはネジをチェックし、緩んでいなければ潤滑油を注油してみよう。

閉まるのを遅くしたい

・本体の「速度を調整するための弁」を回す
・アームとリンクを取り付けし直す

速度を調整するための弁はドアクローザー左右いずれかの面にある。ドライバーなどを使ってひらがなの「の」の字に回せば遅くなるので、調整してみよう。

なお、調整弁はメーカーや型番によって数が異なるほか、専用スパナでなければ回せないものもある。分からないとき、難しいときはドアメーカーなどに確認するといいだろう。

またドアが完全に閉まる少し手前から急に速くなる、というときは取り付け方に問題がある可能性が高い。

そのときはアーム(ドア側のパーツ)とリンク(ドア枠側のパーツ)を取り付けし直すことで解消できるかもしれない。

一般的なドアに付いているパラレル型のドアクローザーであれば、ドアを閉じた際にリンクとドアが平行になるのが正常だ。ずれているときは

1.アームとリンクの連結を外す
2.アームを手前側に引く
3.リンクとドアが平行になる長さにする
4.アームとリンクを連結させる

といった方法で取り付けし直してみよう。

閉まるのを速くしたい

速くしたいときは、速度を調整するための弁を「の」の逆に回せばOKだ。

ドアが止まらない

1.ストップネジを緩める
2.ドアを止めたい位置まで開く
3.ストップネジを締める

開けた状態で止まる機能が働かなくなったときに試してほしいのがこちら。ストップネジはリンク側にあることが多いので、確認しておこう。

3. 調整しても直らない?ドアクローザーの取り替えについて

調整の仕方と併せて、ドアクローザーを新しいモノに取り替えたほうがいいケースについても知っておこう。

取り替えたほうがいいケース

・油漏れが見られる
・10〜15年ほど使用している
・調整してもすぐに同様の症状が出てしまう
・速度調節弁が1つしか付いていないタイプで生じた不具合
・止まるはずの位置でストップしてくれない

こうしたケースでは、調整ではなく新品への取り替えを検討しよう。ドアクローザーはバラしたり本体の中に油を注いだりできないため、とくに油漏れが生じているときは【要取り替え】と思っておこう。

また、品質は向上しているものの、一般的には10〜15年程度が寿命とされている。もちろん使用頻度などにもよるが、10年以上使っているドアクローザーに不具合が生じたときは、取り替えを検討したほうがいいだろう。

4. 調整済みのドアクローザーを長く使っていくには?

寿命が近づいている、完全に故障している、油が漏れているといったときは取り替えなければならない。だがそこまでひどくなく、ほどよい感じに調整できたドアクローザーは、できるだけ長持ちさせたいところだろう。

経年劣化は防げないものの、少しでも長持ちさせるために、日頃からできることを最後にお伝えする。

日頃からできること

ドアクローザーの使用頻度が増えれば、それだけ劣化が早まる可能性がある。日頃から「不必要に開け閉めしない」ことを心がけよう。

また、ドアを手で引っ張るなどして無理やり閉めてしまうのも、ドアクローザーにとって負担になる可能性がある。正常な状態なら自動で閉まるはずなので、負荷をかけないようにしよう。

ほかにも、閉めるときに違和感を覚えるようになったときは調整弁を回してみる、音がし始めたら油をさすなど、できることはいくつもある。できるだけ長持ちさせるためにも、これを機会に調整とともに覚えておこう。

結論

ドアが閉まるのが速い、遅いというときや、音がする、止まらないというときは、調整で解消できるかもしれない。ただし油漏れが生じているときは取り替えが必要になるので、できるだけ早い段階でメーカーなどに問い合わせよう。
     

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