このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
重曹とアルミは相性が悪い?重曹を避けるべき掃除場所とは

重曹とアルミは相性が悪い?重曹を避けるべき掃除場所とは

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

2020年5月24日

ナチュラルクリーニングとして、万能のように思える重曹。しかし、重曹と相性の悪いものもあることを忘れてはいけない。その代表がアルミ製品だ。焦げを落とそうとアルミ鍋に重曹を使うと、黒く変色してしまう。重曹を使わずにアルミ製品の汚れを落とす方法やアルミ以外にも重曹NGの掃除場所を紹介しよう。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. アルミ製品に重曹は使えるの?

重曹は、あらゆる場所の掃除に活躍してくれる自然由来の物質だ。体にも環境にも優しいと大人気になっている。そんな万能アイテムでも弱点はある。

重曹とアルミの相性は悪い

重曹は【炭酸水素ナトリウム】という物質だ。性質は「弱アルカリ性」で、油汚れなどの酸性の汚れを中和することで落としやすくなる。そのため、鍋の焦げ付きにも有効なのだが、鍋がアルミ製の場合には使えない。

重曹の弱アルカリ性という性質に熱が加わってしまうことで、アルミが化学反応を起こしてしまうからだ。化学反応の結果、アルミ製品に黒ずみが生じてしまう。そして、残念ながらその黒ずみは落とすことができない。

2. 重曹で変色したアルミ製品は使ってもいいの?

重曹とアルミとの間に化学反応が起こり、黒ずみが生じる。とくにアルミ鍋などが黒ずむと健康に害はないかと心配になるだろう。

使っても問題なし

重曹を使ったことで黒ずんだアルミ製品。見た目は悪くなるが、使えなくなるわけではない。とくに重曹の場合はアルカリ性でも弱アルカリ性のため、それほどアルミにダメージを与えるわけではない。そのまま使っても健康を害するといったこともないため問題はないだろう。

3. 重曹以外でアルミ製品を掃除する方法

アルミは軽くて柔らかい金属のため加工しやすく、さらに耐食性に優れている。鍋だけでなく、窓のサッシ、車などさまざまな部分に使われている。重曹が使えないアルミ製品は、どのような方法で掃除ができるだろうか。

使い終わった後の汚れを落とす場合

アルミ鍋の場合には、余熱が残っている間に中性洗剤とスポンジで汚れを落とすだけで十分キレイになる。乾かそうとして火にかけるのはNGだ。空焼きしてしまうと鍋を焦がしてしまう危険性がある。

黒ずみが気になる場合

アルミ鍋の黒ずみは重曹だけでなく、水と調理するものが反応して現れる。黒ずみが気になるときには、クレンザーとスポンジ、あるいはフッ素加工していないアルミ鍋ではスチールたわしで擦って落とすことができる。

やり方はスポンジにクレンザーを適量取って、円を描くようにしてやさしく擦り洗いする。アルミ鍋がきれいになったところで、台所用中性洗剤で仕上げ洗いをする。

重曹と相性が悪いアルミ鍋の黒ずみを予防するためには、お米のとぎ汁を入れて10~15分程度煮ると効果的だ。

アルミサッシの場合

アルミサッシの汚れは、水洗いが基本だ。溝の汚れなどは古い歯ブラシを使うと取れやすい。水洗いでも取れないガンコな汚れの場合には、中性洗剤を使って落とす。

アルミサッシは、ホコリやチリが付着するとサビの原因にもなる。予防するためにもワックスを薄くのばして磨くといい。その場合のワックスは研磨剤の含まれていないものをチョイスしよう。

4. アルミ以外で重曹が不向きな素材

重曹と相性が悪いのはアルミだけではない。「自然素材で水を吸い込むもの」「コーティングされているもの」にはとくに注意が必要だ。

畳や白木

畳や白木などは重曹を使うと中まで浸透してしまう。アルミと同じように畳はイ草の天然成分と反応して黄ばむことがあり、せっかくのイ草のみずみずしい青色を台無しにしてしまう。

畳だけでなく、コーティングされていない白木もアルミと同様に重曹と反応して黒ずんでしまうことがある。さらに、フローリングに使うと床のワックスを剥がして、ツヤがなくなってしまうことがあるので注意しよう。

漆などが塗られた木製品

デリケートなコーティングを施されたものに重曹は不向きだ。なぜなら重曹には、研磨作用があり、大切なコーティングをはがしてしまう可能性があるからだ。とくに漆製品は傷が付きやすいので、重曹は絶対に使わないようにしよう。

結論

重曹は安全でどんなものにも使えるアイテムと思っていた方も多いだろう。しかし重曹はアルミ製品など相性の悪いものもあり、決して万能ではない。それを知らずに掃除してしまうと、変色・変質してしまい元に戻らないことも多い。重曹を過信せず、使えるものと使えないものを区別して身の回りの汚れをキレイにしよう。
     

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ