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液晶画面の掃除方法とは。やってはいけないポイントを押さえておこう

液晶画面の掃除方法とは。やってはいけないポイントを押さえておこう

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2021年9月10日

テレビ、スマホ、パソコン、タブレットなど私たちの身の回りには、液晶画面を使った電化製品が実に多い。毎日のように見るものだから、汚れが気になってなってしまう方も多いだろう。液晶画面は非常にデリケートなので、掃除にも気を遣わなければならない。液晶画面の掃除方法、さらに掃除でやってはいけない注意点などを紹介しよう。

  

1. テレビやパソコンの液晶画面の掃除の仕方

液晶画面は、とてもデリケートだ。掃除をしようとして間違ったやり方をしてしまうと、傷ついたり、はがれてしまったりする。そうなると映像が歪んで見えたり、画面にムラができたりして見えにくくなる。

液晶画面の汚れはホコリと手垢

液晶画面の主な汚れはホコリと手垢だ。ホコリは、静電気により吸い寄せられてしまう。手垢は、とくにスマホの画面では避けられないものだろう。また、小さな子供がいる家庭では、テレビの液晶画面を触ってしまうため手垢がつくことがよくある。

ホコリと手垢を重点的に掃除をすることがポイントだ。

乾拭きが基本

液晶画面を掃除するときには、水拭きではなく乾拭きが基本となる。水拭きをしてしまうと、水滴や水拭きの跡が残ってかえって汚れて見えるので注意しよう。

液晶画面を掃除する前に、一時的に静電気を抑えるため、また汚れが見えやすいように電源を切っておこう。液晶画面を見る角度を変えながら、汚れをチェックする。

最初にすることは、ホコリを落とすこと。ホコリを落とさずに乾拭きしてしまうと、ホコリが研磨剤のようになってしまい液晶画面をかえって傷つけてしまう危険性がある。

乾拭きするときには、柔らかなマイクロファイバークロスを使おう。円を描くように拭くことで、手垢もキレイに拭き取れる。

2. 液晶画面の掃除におすすめのアイテム

液晶画面はとてもデリケートなので、通常の掃除で使うアイテムでは傷つけてしまう危険性がある。液晶画面専用のアイテムであれば、安心して使える。

ハンディモップ&クリーニングクロス

液晶画面は、必ずホコリを取ってから掃除を始める。その際には、ハンディモップが役に立つ。ホコリを吸着しやすいマイクロファイバー製のハンディモップがおすすめだ。

乾拭きするときも、普通の雑巾では繊維が液晶画面上に残ってしまう可能性がある。液晶画面専用のクリーニングクロスを使うと跡や繊維を残さずに汚れが取れやすい。液晶テレビの近くに置いておくと便利だ。

液晶クリーナー

基本的には乾拭きでの掃除を行うが、油汚れなど乾拭きだけでは落としきれないガンコな汚れには、専用の液晶クリーナーが利用できる。液晶クリーナーには「スプレータイプ」「ウェットティッシュタイプ」がある。それぞれ用途に合ったタイプを選ぼう。

スプレータイプは、汚れた場所にピンポイントで使えるのでコスパがいい。

ウェットティッシュタイプは、スマホに便利。汚れが気になったときにサッと取り出せる手軽さでおすすめだ。

それぞれ特徴があるので、用途に合わせて選ぶといいだろう。

3. 液晶画面を掃除する際の注意点

ごく薄いコーティングが液晶画面の表面には施されている。このコーティングをはがしてしまうような掃除の方法をとってしまうと、画面が見にくくなったり、汚れをはじきにくくなってしまう。

アルコールでの掃除はNG

アルコールは、テーブルやドアノブ、キッチン用品などを手軽に除菌できて、すぐに乾くので掃除には便利だ。指で触るスマホの液晶画面にも除菌目的でつい使ってしまいそうだ。

しかし、アルコールは液晶画面の薄いコーティングを溶かしてしまう危険性がある。

同じように、ベンジン、シンナーといった有機溶剤も液晶画面のコーティングをはがしてしまう。さらにガラスクリーナーには研磨剤が含まれているので、液晶画面をやはり傷つけてしまうので掃除では使わないようにしよう。

一般的なウェットティッシュでの掃除は注意が必要

液晶画面に気になる汚れを発見すると、手元にあったウェットティッシュを使って掃除をしたくなるかもしれない。しかし、これも少し考えた方がいい。手元にあるウェットティッシュは「アルコールフリー」だろうか。ウェットティッシュは除菌目的で使われることも多いので、アルコールが含まれていることがある。使う前に必ずアルコールが含まれているかどうか確認しよう。

4. 液晶画面の掃除回数を減らすコツ

液晶パネルは意外とデリケートで、掃除には慎重にならなくてはいけない。掃除の回数を減らすことで、劣化の危険性をできるだけ抑えよう。

帯電防止が可能な液晶クリーナーを使う

液晶画面の汚れは、ホコリと手垢。スマホやタブレットの手垢防止にはカバーをつけている方も多いだろう。しかしテレビなどの大型液晶画面にはカバーをつけることは困難だ。

ホコリを寄せつけにくい、帯電防止効果がある液晶クリーナーを掃除のときに使うといい。液晶画面に静電気でホコリが吸い寄せられるのを抑えることができる。ホコリが付着しにくくなるため掃除の回数を減らすことができる。

結論

アルコールやガラスクリーナーは、つい使ってしまいがちなアイテムだが、液晶画面を傷つけるおそれがあるため掃除には不向きだ。デリケートな液晶画面を守るためにも、液晶専用のクリーナーを用意しておくと安心だ。用途に合わせたタイプを選ぼう。
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  • 公開日:

    2020年5月24日

  • 更新日:

    2021年9月10日

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