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ニットやセーターを平干しする方法!ネットを使う以外の方法も解説

ニットやセーターを平干しする方法!ネットを使う以外の方法も解説

投稿者:ライター 松本マユ (まつもとまゆ)

鉛筆アイコン 2021年9月10日

ニットやセーターは型崩れしやすいため、洗濯後はハンガーにかけずに「平干し」することが推奨されている。ところで、平干しとはどういった干し方を指すのだろうか?ここでは平干しの意味と、平干しするのに向いている衣類、平干しする方法を解説していく。あわせて、平干しに必要といわれる「平干しネット」がない場合の干し方も紹介しよう。

  

1. 平干しの意味とは?

平干しとは、洗濯物を平らな場所に広げて干す方法のことを指す。ニット類やオシャレ着を干すときには「平干ししたほうがいい」とよくいわれるが、これはハンガーなどで吊るさずに平らな場所で乾かす、といった意味で使われる。

平干しするメリットは?

洗濯したニットやセーターをハンガーにかけると、濡れた生地の重みで肩の部分に負担がかかり、肩にハンガーの跡がついたり衣類が伸びたりする。しかし平干しすると生地にかかる負担が分散されるため、衣類が伸びにくくなり型崩れを防げるのだ。平干しにはこのように、デリケートな素材の衣類でもキレイな形のまま乾かせるというメリットがある。

2. 平干しが必要なのはどんな時?

衣類を平干しするかどうかは、洗濯表示を見て判断するといい。衣類のタグに書いてある洗濯表示の中に、平干しのマークがあるか確認しよう。四角の中に横線が1本引いてあるものが平干しのマークだ。
もしわからない場合は、消費者庁のホームページ(※1)に洗濯表示の一覧が載ったリーフレットが掲載されているので、そちらをチェックしてほしい。

平干しに向いている服の種類は?

洗濯表示に平干しのマークがついている服は、ニットやセーター、カーディガンなどが多い。ほかにも型崩れしやすい素材や、中綿が使われたジャケット、ダウンなどにもついていることが多いだろう。
服以外では枕やクッション、マフラー、ぬいぐるみなどを洗った際も平干しが向いている。

3. ネットを使った平干しのやり方

平干しするには、平干しネットを使うのが一番いい。平干しネットとは、メッシュ素材などのネットの上に洗濯物を平らに干せるアイテムだ。
ネットが2~3段に分かれているものが多く、吊り下げて使うものがメジャーだ。ほかにも大きめのネットを浴槽の縁にかけて使うタイプや、脚つきで折りたたみできるタイプなどさまざまな種類がある。

平干しネットを使った平干しの方法

平干しの方法は非常に簡単だ。まずは洗い終わった洗濯物を大きく振って形を整え、手でシワを伸ばす。それからネットの上にのせ、洗濯物が風に飛ばされないよう付属のゴムや滑り止めで留めるだけだ。
通気性のよいネットのおかげで裏側にも風が通り、形を崩すことなく乾かせる。

4. ネットがない場合に平干しする方法

もし平干しネットがなかったとしても、ほかの方法で平干しできる。簡単なのはピンチハンガーの上に洗濯物を置く方法だ。ピンチハンガーの下部に洗濯物を吊るしていても、天面の部分は空いている。裏側にも風が通るため乾かしやすく、平干しネットの代わりになるだろう。

もしくはハンガーを複数用意し、またがるように洗濯物をかける方法もある。いくつものハンガーで支えながら干すことで、1本のハンガーで干すよりも負担のかかる部分を分散できる。

ハンガーやピンチハンガーがどうしても使えない場合は、逆さにした洗濯カゴや風呂のフタの上で平干しするという手もある。
洗濯カゴは通気性をよくするために穴が開いているものも多いため、衣類の裏にも風が通りやすい。一方、風呂のフタを使う場合は木製以外の素材であることが条件だ。裏側に風は通りにくいが、水の重みで衣類が伸びるのは防げるだろう。

結論

平干しすると、洗濯物の型崩れを防ぎながら乾かせる。ニットやセーターを干す際は平干しし、衣類にかかる負担を少なくしよう。ピンチハンガーなどでも平干しできるが、できれば平干し専用のネットがあるとさらに便利だ。平干しネットを持っていない方は、これを機に購入を検討してみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2020年5月18日

  • 更新日:

    2021年9月10日

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