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布に付いたカビの上手な取り方とは。カビを発生させない防止策も

布に付いたカビの上手な取り方とは。カビを発生させない防止策も

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

2020年5月23日

衣替えで久しぶりにクローゼットから出した布製品にカビが。このような経験をした方も多いのではないだろうか。カビは条件さえ揃えば、いつでもどこでも生える厄介者だ。ひどければ、処分しなくてはならないときもある。布製品に発生するカビの原因、種類別の取り方、さらにカビを予防する方法などを紹介しよう。

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1. 布製品にカビが生える原因

きちんとクローゼットや収納ケースに入れておいた布製品なのに、なぜカビが発生してしまうのだろうか。布製品にカビが発生してしまうのは、3つの条件がそろったときだ。

布製品に発生するカビの種類は2種類

布製品に発生するカビにも種類がある。「白カビ」と「黒カビ」だ。

白カビは、布製品の繊維の表面に発生するカビで、白っぽく見えるところから白カビと呼ばれている。繊維の表面だけにとどまっていることが多いので、比較的に簡単にカビを落とすことができる。

厄介なのは黒カビだ。黒カビは繊維の奥深くまで根を張る性質のため、黒染みができてなかなかキレイに取ることができない。困ってクリーニング店に持ち込んでも、断られてしまうケースもあるくらいだ。

カビの原因は「温度」「湿度」「栄養」

カビが布製品に発生してしまうのは「温度」「湿度」「栄養」という3つの条件が揃ったときだ。温度では20℃以上、湿度では70%以上の環境とホコリなどの栄養源があれば、どこでも繁殖することができる。

冬は寒いから大丈夫だろうと油断してはいけない。気密性が高く暖房の効いた室内や、加湿器を使ったクローゼットの中でも十分カビが発生する条件が整ってしまうのだ。

2. 布に発生したカビの取り方

布製品に発生したカビの状態が白カビであったり、それほどひどい状態でなかったりした場合、カビの生えたあとを残すことなくキレイに取り除くことができる。

重曹とエタノール消毒液でカビを取る

まず重曹を水に溶かして重曹水スプレーを作る。100㏄の水に対して重曹5gを溶かしてスプレーボトルに入れる。重曹は溶けにくいのでぬるま湯で溶かすようにしよう。

重曹水を布のカビが生えた部分に吹きかけ、綿棒や歯ブラシなどを利用してカビを擦り取る。

その後で乾いた布を使い、水分をよく拭き取るようにしよう。

消毒用エタノールを吹きかけて殺菌し、日の当たる場所でよく乾燥させる。

3. 布のカビが取れない時の対処法

布に発生したカビが黒カビで、相当繊維の奥深くまで根を張ってしまっている場合、チャレンジしたいカビ取り方法がある。まず、カビの生えた布製品が「水洗い可」なのか洗濯表示を確認してから取り掛かろう。

酵素系漂白剤でカビを取る

酵素系の漂白剤を使って、布製品のカビを取る方法だ。

まず、酵素系漂白剤を使ったときに色落ちをしてしまわないかテストをしよう。布の目立たないところに原液を塗って5分ほど様子を見る。色落ちしないようであれば、カビ取りを始めよう。

漂白剤は温度が高いほど漂白効果が高まるので、40~50℃程度のお湯を使い適量の漂白剤を混ぜて洗浄液を作る。とくにカビが目立つところへは、原液を塗布して1時間ほど浸け置きしておく。あとは軽く水を切って、洗濯機で普通に洗えば完了だ。

4. 布製品にカビが生えないための防止法

布製品のカビは発生してしまうと、カビの状態によってはプロのクリーニング店でもお手上げになってしまう。そうならないように、日頃からカビが生えないように対策を講じておこう。

クローゼットの掃除をする

クローゼットなどは一見密閉された空間で、ホコリなど入り込まないと思い込んでいるかもしれない。しかし、意外とカビの栄養源となるホコリはたまりやすいので、定期的に掃除をすることだ。

また、一着でもカビの生えた布製品を見つけたら、その周辺はカビに汚染されており、次々にカビが伝染していく。そうならないように、一度全部の衣類を出して消毒用エタノールを使い、クローゼット全体のカビを退治しよう。

除湿をする

カビは湿度が60%以下になると、繁殖力が急速に落ちるといわれている。ときどきクローゼットの扉を開けて湿気がこもらないようにしておこう。除湿剤を常に入れておくと効果がある。

洗濯機の掃除をする

布製品をキレイにする洗濯機自体が汚れていたり、カビだらけになっていたりしたら、洗うたびに布製品に移ってしまう。キレイに見えても実は、カビの栄養素である汚れが付いているかもしれない。

洗濯槽の掃除は1~2カ月に1度定期的に行うようにしよう。

結論

カビは水回りにしか生えないと過信していると、衣替えのときに悲鳴を上げることになるかもしれない。とくにマンションなどは気密性が高く、意識して風通しをよくしないと湿気がこもってしまうことがある。大切な布製品をカビから守るため、ときどきチェックしてカビの早期発見と予防策を講じておくことが大切だ。

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