1. 洗濯物の部屋干しで起こるデメリット

洗濯物を部屋干しすると、どのようなデメリットがあるのだろうか?
洗濯物が乾きにくい
部屋干しは洗濯物が乾きにくいというデメリットがある。部屋干しをすると、室内の湿気が増す。また、室内は風の流れもないため、洗濯物はなかなか乾かない。
部屋干しのにおいが気になる
洗濯物から部屋干し独特のにおいが発生することもデメリットだ。これは、長時間洋服の生乾き状態が続くことにより引き起こされる。
見た目がよくない
室内に部屋干しのための十分なスペースがない場合、リビングや寝室に洗濯物を干すことになる。すると、一気に生活感が漂い、散らかった雰囲気の部屋になってしまう。
2. 部屋干しの洗濯物を早く乾かす干し方とコツ

部屋干しでも洗濯物を早く乾かすための方法はあるのだろうか?工夫したいポイントやコツを説明する。
洗濯物はなぜ乾くのか?
そもそも洗濯物はなぜ乾くのだろうか?乾くときに必要なものは何か?これを理解して、室内でも外と同じ条件を整えれば、早く乾かすことが可能なはずだ。
洗濯物を乾かすには、「高い気温」・「低い湿度」・「適度な風」の3つが重要な条件となる。カラッと洗濯物が乾くよい天気の日は、この3つが揃っていることが多い。
洗濯物を乾かすには、「高い気温」・「低い湿度」・「適度な風」の3つが重要な条件となる。カラッと洗濯物が乾くよい天気の日は、この3つが揃っていることが多い。
部屋干しで早く洗濯物を乾かすコツ
3つの条件を踏まえたうえで、部屋干しの洗濯物の乾かし方を解説する。
風の通りを考えて干す
室内でも風があると、洗濯物から出た湿気が流れて乾燥しやすくなる。扇風機やサーキュレーターを使って、洗濯物に直接風を当てるのも効果的な方法だ。
また、風通しの良い場所に干したり干し方を工夫したりすると、それだけでも乾く速さは変わってくる。部屋干しをするときに、邪魔にならないように部屋の隅に干す方が多いが、人が動き風が起きやすい部屋の中心に干したほうが洗濯物は乾きやすい。また、洗濯物同士の間隔を空け、生地が空気に触れやすいように干すことも、風通しをよくする方法だ。
また、風通しの良い場所に干したり干し方を工夫したりすると、それだけでも乾く速さは変わってくる。部屋干しをするときに、邪魔にならないように部屋の隅に干す方が多いが、人が動き風が起きやすい部屋の中心に干したほうが洗濯物は乾きやすい。また、洗濯物同士の間隔を空け、生地が空気に触れやすいように干すことも、風通しをよくする方法だ。
除湿器を使う
除湿器は室内の湿度を下げてくれるため、部屋干しでも洗濯物を早く乾かせる。風が出るタイプであれば、洗濯物に風が当たるように置くと効果的だ。除湿器がなければエアコンの除湿機能を使ってもよい。
部屋干しに特化した洗剤を使う
部屋干し需要が増えたことで、部屋干しに特化した洗剤も登場している。繊維を乾きやすい状態にする成分を配合しているので、使うだけで洗濯物の乾きが早くなる。
3. 洗濯物の部屋干しにおすすめの場所

洗濯物を部屋干しするのに適した場所はどこなのだろうか?
リビング
部屋干しというと、多くの方がリビングに洗濯物を干すというイメージがあるのではないだろうか?実際に多くの方がリビングで部屋干しをしている。これは、リビングが住居の中で最も広いことや、エアコンがついていることが理由だろう。見た目が悪くなるが、部屋干ししやすい場所だといえる。
脱衣所や浴室
脱衣所や浴室は洗濯物を干すのにおすすめの場所だ。もともと換気扇がついていることが多く、風の流れを作りやすい。除湿器を使うときも、狭い空間のほうが効率的に除湿することができる。あまり使わない時間帯を選べば、生活空間を洗濯物に邪魔されることも少ない。
4. 部屋干しするなら洗濯方法に注意

部屋干しする場合、やはり気になるのがにおいだ。カビや雑菌が原因でにおいは発生する。これを防ぐために、洗濯方法を注意しよう。
洗濯物は溜めない、詰め込まない
汚れた洗濯物を溜めておくと、それだけで雑菌が発生する。そのため、汚れものは毎日洗濯しよう。
また、1度に大量の洗濯物を洗濯機に詰め込むと、汚れを落としきれずに雑菌が残ったままになってしまう。洗濯物を干す際もスペースが窮屈になり、生乾きの原因になる。部屋干しするなら、特に適宜適量を洗濯することを心がけよう。
また、1度に大量の洗濯物を洗濯機に詰め込むと、汚れを落としきれずに雑菌が残ったままになってしまう。洗濯物を干す際もスペースが窮屈になり、生乾きの原因になる。部屋干しするなら、特に適宜適量を洗濯することを心がけよう。
洗剤は適量使う
カビや雑菌は、溶け残った洗剤カスをエサにする。部屋干しのにおいを防ごうと思って洗剤を多めに入れると、溶け残りが発生してカビや雑菌を増やしてしまう。洗剤は所定の量を使おう。
お風呂の残り湯をすすぎで使わない
水道代節約のために、洗濯にお風呂の残り湯を使う方も多いだろう。だが、残り湯には垢や汚れが含まれているため、使えるのは洗うときだけだ。すすぎには使わないようにしよう。
結論
洗濯物を部屋干しするときの、早く乾かすコツや洗濯方法の注意点を説明してきた。部屋干しは天候に左右されないだけでなく、日中外出していることの多い一人暮らしや共働き家庭では取り入れたい洗濯スタイルだ。乾きにくさや生乾きのにおいは、少しの工夫で解決できる。洗濯物を乾かす3つの条件を頭に入れて、部屋干しを実践してみよう。