1. 整理の基本は工具箱選びから

DIYが好きな方、バイクや車の整備が好きな方などは、たくさんの工具に囲まれていることに幸せを感じるだろう。それに工具が揃っていると、時間を見つけてはDIYしたりメンテナンスしたりしたくなるものだ。
だが工具が増えるにつれて「工具箱にうまく整理しきれない」といった悩みが生じることもある。工具箱を買った直後はキレイに整理できていても、一度使用するとゴチャゴチャになってしまうという方も多いのではないだろうか。整理の第一歩として、まずは工具箱の種類や特徴を把握しよう。
だが工具が増えるにつれて「工具箱にうまく整理しきれない」といった悩みが生じることもある。工具箱を買った直後はキレイに整理できていても、一度使用するとゴチャゴチャになってしまうという方も多いのではないだろうか。整理の第一歩として、まずは工具箱の種類や特徴を把握しよう。
工具箱の種類と特徴
キレイに整理するには、お使いの工具の種類や量、サイズや用途などに応じた工具箱を見つけることが重要だ。工具箱には大きく「ボックス」「キャビネット」「バッグ」の3つのタイプがある。
■ボックス
ボックス型の工具箱は、持ち運びしやすいのが最大の特徴。後述するバッグ型と比べると柔軟性がないため収納できる工具の量は限られるが、デザイン性が高いものが多く、ふた付きで雨濡れなどからも工具を守れる。使う頻度が高い工具を整理するのに最適だ。
■キャビネット
引き出しや棚など、容量が大きいのがこのタイプの工具箱。大量にある工具の整理、大きい工具の整理などに向いている。あるいは頻繁に使う工具を上段に、出番が少ない工具を下段に整理するといった使い方もおすすめだ。
■バッグ
ボックス型よりも軽いため携帯性が高く、工具の出し入れもしやすいのがバッグ型の工具箱。ポケットが複数あり、工具はもちろん細かな部品やスマホなども入れておける。ふたがなければ長さのある工具もOKだ。持ち運びがメインの方の整理に向いているだろう。
工具箱には、タイプ以外にも容量やサイズ、素材などそれぞれ特徴がある。どういった工具を整理したいのか、持ち運びか据え置きかといった目的や用途から絞っていこう。
■ボックス
ボックス型の工具箱は、持ち運びしやすいのが最大の特徴。後述するバッグ型と比べると柔軟性がないため収納できる工具の量は限られるが、デザイン性が高いものが多く、ふた付きで雨濡れなどからも工具を守れる。使う頻度が高い工具を整理するのに最適だ。
■キャビネット
引き出しや棚など、容量が大きいのがこのタイプの工具箱。大量にある工具の整理、大きい工具の整理などに向いている。あるいは頻繁に使う工具を上段に、出番が少ない工具を下段に整理するといった使い方もおすすめだ。
■バッグ
ボックス型よりも軽いため携帯性が高く、工具の出し入れもしやすいのがバッグ型の工具箱。ポケットが複数あり、工具はもちろん細かな部品やスマホなども入れておける。ふたがなければ長さのある工具もOKだ。持ち運びがメインの方の整理に向いているだろう。
工具箱には、タイプ以外にも容量やサイズ、素材などそれぞれ特徴がある。どういった工具を整理したいのか、持ち運びか据え置きかといった目的や用途から絞っていこう。
2. 工具箱整理のコツは「ウレタン」にあった?

ところで、ボックス型の工具箱ではウレタン製のスポンジが人気なのをご存知だろうか?
ウレタン製のスポンジの特徴
工具箱の内装にウレタン製のスポンジが施されているというもので、内装が傷つきにくいのが特徴。もちろん、キレイに整理した工具を衝撃などから守る効果もある。
使用中の工具箱に付属していない場合、このウレタン製のスポンジを別に入手して工夫することもできる。お使いのボックス型の工具箱やキャビネット、または引き出しなどに敷けば、工具をキレイに整理できる可能性がグンと高くなる。
使用中の工具箱に付属していない場合、このウレタン製のスポンジを別に入手して工夫することもできる。お使いのボックス型の工具箱やキャビネット、または引き出しなどに敷けば、工具をキレイに整理できる可能性がグンと高くなる。
クッションを購入してカットするだけ
方法は簡単だ。自分でウレタン製のクッションを購入し、工具箱や引き出しのサイズ、および整理したい工具の形状やサイズに合わせてカットするだけでいい。クッションは、ウレタンのほかハードポリエチ、ソフトポリエチといった素材もある。これなら工具箱や引き出しの中などが散らかることはほとんどないし、工具の収納場所を固定できるので整理するには最適だろう。工具箱の整理にお悩みの方は、ぜひウレタンを取り入れてみてほしい。
3. 工具箱とアイテム5選&意外な整理のアイデア

最後に、おすすめの工具箱とアイテム、ちょっと意外な整理のアイデアを紹介する。
&NUT×東洋スチール「STEEL TOOLBOX STORAGE」
マットな質感と無骨さが男らしさを醸し出す、スチール製の工具箱だ。2段式なうえ仕切りが8枚あるので、大小さまざまな工具や部品を整理しやすい。
ディッキーズ「7段ローラーキャビネット」
アメリカのカジュアルブランド「ディッキーズ」が手掛けるキャビネット型の工具箱だ。大量の工具の整理に向いている。人目を引くカラフルなデザインもオシャレ。
Bahco「電工向けバッグ」
持ち運びに最適なバッグ型の工具箱。工具が出し入れしやすいよう、間口を広く設けている。底面が防水仕様で細々したものの整理もできるようポケットが複数付いている。
トラスコ中山「大型アルミ工具箱」
内装がウレタン製のスポンジになっているボックス型の工具箱がこちら。バックル部分をロックできる鍵が付いている。ただし仕切りなどはないため細かい工具の整理には適さない。
富士ゴム産業「ピタストレージ」
ボックス型の工具箱や引き出しの整理に最適なスポンジ。ウレタンのほか、ハードとソフトそれぞれのポリエチ素材がある。1ピース約28mm角×300ピースで1シートだ。
「縦置き整理」という方法もある
工具が横向きだと重なったりしてゴチャゴチャしてしまう。それならばいっそ、縦置きに収納してしまうのはいかがだろうか。工具の量が多かったり大きかったりすると難しいが、よく使う工具だけをボックス型の工具箱にまとめて整理する際などに使えるアイデアだ。
まずホームセンターなどで「中質繊維板(MDF)」と「ホールソー(木材などに穴をあける工具)」を揃えよう。MDFを工具箱に収まるようテーブル型に組み、上面に工具のサイズに合わせて穴をあける。あとは縦に工具を差し込むだけでいい。工具箱の中で散らかることも重なることもなく、持ち手を上に向けておけば取り出しもしやすい。ちょっと意外な整理方法だが、工具が少ない方で整理に悩んでいるのなら、試してみる価値はあるだろう。
まずホームセンターなどで「中質繊維板(MDF)」と「ホールソー(木材などに穴をあける工具)」を揃えよう。MDFを工具箱に収まるようテーブル型に組み、上面に工具のサイズに合わせて穴をあける。あとは縦に工具を差し込むだけでいい。工具箱の中で散らかることも重なることもなく、持ち手を上に向けておけば取り出しもしやすい。ちょっと意外な整理方法だが、工具が少ない方で整理に悩んでいるのなら、試してみる価値はあるだろう。
結論
工具箱の整理がどうもうまくいかないという方は、まずは工具箱から見直してみよう。ボックス型の工具箱をお使いの方や、引き出しなどに収納している方であれば、ウレタン製のスポンジやクッションを敷くと整理しやすくなるはずだ。