1. 排水口にカバーを付けるメリット

排水口にカバーを付けることで得られるメリットは、大きく分けて2つある。ここで、排水口にカバーを付けるメリットを紹介する。
1.悪臭を抑えられる
排水口はゴミや汚水などにより、汚れやすい場所。少し掃除をしないだけで悪臭が発生することもある。排水口カバーを正しく使用すれば、ゴミなどが排水口に溜まりにくくなるため悪臭を抑えることができる。排水口を完全にふさぐタイプを使えば臭いが漂うのも防止することが可能だ。
2.排水口の中に物が落ちるのを防ぐ
キッチンで洗い物の際に箸やスプーンを排水口に落とした経験はないだろうか。排水口カバーには、物が落ちにくいように工夫されている商品もある。そのため、排水口カバーを替えることで排水口の中に物が落ちるという悩みも解決できる。
2. 排水口カバーの種類

排水口カバーには、排水タイプと止水タイプの2種類がある。ここで、排水口カバーの種類とその特徴を紹介する。それぞれの特徴を押さえ、目的に合った排水口カバーを使用できるようにしよう。
1.排水タイプ
排水タイプとは、カバーに排水するための穴が開いている物をいう。シンクに物を落としたときにキャッチできるようになっているが、デザインはさまざまである。排水口の中の水切りカゴも見えなくなるため、清潔感を重視する方にはおすすめのタイプだ。
2.止水タイプ
止水タイプは、シンク内に水をためられるようになっているカバーのことだ。浸け置き洗いや、シンクを使わないときの臭い防止におすすめである。
3. 排水口カバーの選び方

排水口カバーには数多くの商品があるため、どの商品を選べばよいのか分からない方もいるだろう。ここでは、排水口カバーの選び方を紹介する。選ぶ際のポイントをしっかり押さえ、シンクを清潔に保てるようにしよう。
1.使用目的に合わせる
排水口カバーは、使用目的に合わせて選ぶことが大切だ。排水口に物が落ちないようにしたいのであれば排水タイプの中から、物が落ちにくい形状の商品を選ぼう。浸け置き洗いや臭い防止目的なら、止水タイプの中で密着力の強い物を選ぶとよい。
2.排水口のサイズに合わせる
目的にあった商品を見つけても、排水口のサイズに合っていなければ使用できない。とくに、排水タイプの場合はサイズが合っていないと浮いてきたり隙間ができてしまい、ゴミや汚れなどが排水口にたまりやすくなってしまう。カバーを選ぶ際には、必ず排水口のサイズに合ったカバーを選ぼう。
3.素材を選ぶ
排水口カバーの素材には、さまざまな物がある。素材によって特徴が異なるため、選ぶ際にはカバーの素材も合わせて検討してほしい。
1.ステンレス
ステンレスはサビや劣化に強い素材である。抗菌加工がされている商品もあり、ぬめりやカビ予防にもおすすめだ。他の素材に比べて値段が高い物も多いが、ダイソーなどの100均で購入可能な商品もある。
2.銅
銅は水に触れると銅イオンが発生する。銅イオンは殺菌効果が高く、カビや悪臭防止が期待できる。ぬめりが発生しないため、洗う手間を省くことも可能だ。ただ黒ずみが起こりやすいため、こまめに磨く必要がある。
3.シリコン
シリコンはデザインやカラーが豊富にある。見た目にこだわりたい方にはおすすめの素材だ。
4.プラスチック
プラスチック製のカバーは安価で購入できるため、手軽に試したい方におすすめだ。ぬめりや汚れがつきやすいため、頻繁に掃除をする必要がある。
5.ゴム
ゴム製のカバーは手頃な値段で購入できるため、金属製に比べコスパが良い素材である。劣化してきても、安価であるため気軽に取り替えることが可能だ。
4.デザインも考慮する
排水口カバーのデザインにはさまざまな物がある。洗面台用では、陶器製の可愛らしい商品も販売されている。キッチンのシンクで陶器製の物は使用できないが、素材によって見た目やカラーリングも変化してくる。そのためさまざまな素材を比較し、シンクに合ったデザインを選ぶようにしよう。
4. 排水口のサイズの測り方

排水口カバーは排水口のサイズに合わせて選ぶことが重要だと説明した。しかし、測り方が分からない方もいるだろう。ここでは、排水口のサイズの測り方を解説する。
排水口カバーは8~15cmまでの範囲を数ミリ単位の幅広いサイズで製造されている。そのため、数ミリ違うだけでカバーが排水口に合わなくなる。排水口カバーを購入する際には、必ず事前にメジャーや定規を使って排水口の穴の直径を正確に測るようにしよう。決して、排水口の大きさを大体の予想で決めてカバーを選ぶことのないようにしてほしい。
排水口カバーは8~15cmまでの範囲を数ミリ単位の幅広いサイズで製造されている。そのため、数ミリ違うだけでカバーが排水口に合わなくなる。排水口カバーを購入する際には、必ず事前にメジャーや定規を使って排水口の穴の直径を正確に測るようにしよう。決して、排水口の大きさを大体の予想で決めてカバーを選ぶことのないようにしてほしい。
結論
排水口にカバーを付ければ、悪臭や物が落ちるのを防止できる。しかし正しい選び方をしないと、排水口カバーが無意味な物になってしまいかねない。排水口カバーの特徴や選び方を押さえ、シンクを清潔に使えるようにしよう。