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メガネ拭きの正しい洗濯方法は?手洗いと洗濯機に分けて紹介

メガネ拭きの正しい洗濯方法は?手洗いと洗濯機に分けて紹介

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年9月24日

メガネ拭きはあまり洗濯していなくても、一見するとキレイに見えるだろう。しかし、手垢やホコリを繰り返し拭き取ることで、汚れは蓄積される。この記事では、メガネ拭きの洗濯が必要な理由と正しい方法を紹介しよう。洗濯する頻度や注意点、メガネ拭きの正しい使い方、選び方など、役立つ知識と併せてまとめた。

  

1. メガネ拭きの役割とマイクロファイバーの特徴

まずはメガネ拭きの役割を説明しよう。よく使用される素材「マイクロファイバー」の特徴と一緒に紹介する。

メガネ拭きの役割

メガネのレンズには手垢やホコリ、メイクなどの汚れが付着しやすい。こういった汚れを放置すると、視界が悪くなり目が疲れやすくなる。メガネ拭きを使えば、レンズを傷つけずに汚れを取り除くことが可能だ。適度に使用すれば視界がよくなるのはもちろん、眼精疲労など、目のトラブルの予防にもつながるかもしれない。

メガネ拭きに使われるマイクロファイバーとはどんな素材?

多くのメガネ拭きには、マイクロファイバーが使用されている。ナイロンやポリエステルなどを使用した素材であり、繊維が非常に細いのが特徴だ。細かいチリまで除去でき、さらに速乾性や吸水性に優れているので、メガネ拭きに適している。

ティッシュやハンカチをメガネ拭きの代わりにするのはダメ?

ティッシュやハンカチ、衣服などでメガネを拭くと、レンズが傷つく。細かいキズだらけになったり、逆に汚れてしまったりするので、使用してはいけない。大事なメガネを守るためにも、専用のメガネ拭きを用意しよう。

2. メガネ拭きを洗濯したほうがよい理由

メガネ拭きの洗濯が必要な理由を解説する。洗濯を怠るとどうなるのか、確認しておくことが重要だ。

洗わないとレンズが汚れる、傷付くなどのリスクがあるため

マイクロファイバーは汚れを除去する効果が高い反面、汚れやすい。細かな汚れまで吸着するため、使っているうちに汚れが付着していく。キレイなように見えても、繊維の間に微細なゴミが溜まっていることがあるので注意しよう。

汚れたまま放置すると、メガネ拭きとしての効果は弱くなる。さらに、汚れたままのメガネ拭きを使用すれば、レンズに汚れを擦り付けることになるだろう。レンズが傷ついてメガネの寿命が縮まるので、洗濯をして清潔に保つことが重要だ。

3. メガネ拭きを洗濯する頻度は?

メガネ拭きは定期的に洗濯することで清潔に保てる。洗濯の適切な頻度を紹介しよう。

毎日使う方は週1回を目安に洗濯する

メガネ拭きには手垢や皮脂が付着している。目に見えなくても汚れているので、週に1回の洗濯を心がけよう。メガネ拭きを使用する頻度が高いと、とくに汚れやすいので注意が必要だ。水滴を拭いたり、酷く汚れたりしたときは、早めに洗濯してほしい。

ただし洗いすぎには注意が必要

繊細なマイクロファイバーは傷みやすい。洗濯をしすぎるとメガネ拭きが劣化し、汚れを落とす効果が弱くなる。週に1回の洗濯ペースを守ることで、メガネ拭きは長持ちする。ただし、洗濯をしてもメガネの汚れが落ちなくなったら、新しいメガネ拭きへの交換が必要だ。

4. マイクロファイバー製のメガネ拭きの正しい洗濯方法|手洗いの場合

マイクロファイバー製のメガネ拭きを手洗いする方法を紹介しよう。用意するものと手洗いの手順を説明する。

手洗いする際に用意するもの

・オシャレ着洗い用の中性洗剤
・洗面器
・ぬるま湯(30~40℃)

手洗いによる洗い方と乾かし方

1.容器に30~40℃のお湯を入れて洗剤を溶かす
2.メガネ拭きを浸して、もみ洗いする
3.洗剤がなくなるまで水ですすぐ
4.タオルに挟んで水分を吸い取る
5.ハンガーにかけて陰干しをする

傷めないように優しく丁寧に洗うのがポイント。また、頑固な汚れには30分程度の浸け置きが有効だ。洗剤の成分が残るとレンズに傷がつくので、念入りに落とそう。汚れが付着したり、日光によって劣化したりする可能性があるため、メガネ拭きの乾燥は部屋干しが基本だ。

5. マイクロファイバー製のメガネ拭きの正しい洗濯方法|洗濯機の場合

マイクロファイバー製のメガネ拭きは、洗濯機でも洗うことができる。メガネ拭きの生地を傷めないように、正しい方法を確認しておこう。

洗濯機で洗う際に用意するもの

・洗濯ネット
・オシャレ着洗い用の中性洗剤

洗濯機を使った洗い方と乾かし方

1.メガネ拭きを洗濯機に投入する
2.投入口にオシャレ着洗い用の中性洗剤を入れる
3.脱水したら取り出して陰干しする

他の洗濯物と絡まったり繊維が付いたりといったリスクがあるので、必ず洗濯ネットに入れよう。汚れが酷い洗濯物とは別にしたほうが安心だ。手洗いしたときと同様に室内で陰干しをする。なお、マイクロファイバーは熱に弱いので、乾燥機は使えない。

6. メガネ拭きを洗濯する際の注意点

メガネ拭きを洗濯するときの注意点をまとめた。トラブル防止のためにあらかじめチェックしてほしい。

柔軟剤や漂白剤は使わない

漂白剤はメガネ拭きを傷めるので使えない。衣服を柔らかくする柔軟剤も、吸水を阻害するので注意が必要だ。余計なものを入れず、オシャレ着洗い用の中性洗剤だけで洗濯しよう。

アイロンがけ乾燥機の使用もNG

マイクロファイバーに熱を加えると溶けてしまう。汚れを落とす効果もなくなるので、乾燥機の使用やアイロンがけはできない。洗濯したあとに軽く伸ばしてから干すことで、シワを防止できる。

水を切るときは絞らない

デリケートなメガネ拭きをねじると、繊維が傷んでしまう。洗濯したあとでも、水を絞るのは禁止だ。清潔なタオルで挟み、手のひらを使って優しく脱水を行ってほしい。

洗剤を直接つけない

メガネ拭きにシミや汚れが付着していても、洗剤を直接塗布してはいけない。繊維に染み込んでしまい、すすいでも落ちなくなるので注意しよう。手洗いで洗濯するときは、洗剤がお湯に溶けたことを必ず確認してほしい。

7. メガネ拭きを使ったメガネの正しいお手入れ方法

メガネを汚れや傷から守るためには、メガネ拭きを正しい方法で使用する必要がある。レンズとフレームに分けて、基本のお手入れ方法を紹介しよう。

レンズのお手入れ方法

1.常温の水でレンズを軽く洗い流す
2.ティッシュペーパーでこすらないよう水気を吸い取る
3.清潔なメガネ拭きで優しく拭き取る

レンズに触らないようにフレームを持って作業するのがポイントだ。専用のレンズクリーナーを使用する場合、水洗いしたあと2~3cmほど離して吹きかける。凸面に親指を当てて、中央から外側に向かって優しく拭こう。

フレームのお手入れ方法

レンズの汚れを落としたあとはフレームを手入れする。汚れが少ない部分から順番にメガネ拭きで拭いていこう。テンプル(つる)を拭いたら、皮脂がつきやすい鼻パットをキレイにする。

レンズと同様に、力を入れすぎないように注意して優しく手入れするのがポイントだ。水分が残ると劣化の原因になるため、しっかりと乾燥させてからメガネケースに収納してほしい。

8. メガネ拭きにも寿命がある?選び方とあわせて詳しく解説

メガネ拭きは使用していると効果がなくなるので注意が必要だ。寿命と、寿命が短くなる原因、メガネ拭きの選び方を説明しよう。

メガネ拭きの寿命は3〜5年とされている

洗濯したメガネ拭きを使っても汚れが落ちない場合、寿命の可能性が高い。メガネ拭きの寿命は3~5年とされており、これを超えて使用すると効果は感じにくくなる。3~5年以上使っていたり、汚れが落ちなくなったりしたら、新品のメガネ拭きと交換しよう。

洗濯の頻度や使い方によってはさらに短くなることも

メガネ拭きの寿命は洗濯の頻度や使い方によって差が出る。洗濯をしすぎると寿命が短くなるので、1週間に1回の頻度を守ろう。優しく洗濯する、オシャレ着洗い用の中性洗剤を使うなど、基本の洗濯方法を守ることも重要だ。

メガネ拭きを選ぶときのポイントは?

フチが縫ってあるタイプは、糸がほつれにくいため長持ちしやすい。また、サイズや材質、デザインにも注目しよう。メガネ用として使うならコンパクトな20cmくらいのもの、パソコン用なら30cm以上の大判のものが使いやすい。

汚れが戻らない「トレシー」、さまざまな汚れに効果を発揮する「ベリーマX」、油分を落とす「キョンセーム」など、材質はさまざまだ。デザインにこだわるなら、柄や模様が入ったメガネ拭きがよいだろう。

9. メガネ拭きの便利な使い方も覚えておこう

メガネ拭きはメガネを拭く以外にもいろいろな使い方ができる。便利な使い方をチェックして、上手に活用してほしい。

PCやスマホの画面拭きや鏡拭きなどに使える

メガネ拭きはPCやスマホ、鏡の汚れ落としにおすすめだ。手垢やホコリを除去できるのでピカピカになる。腕時計やカメラのレンズのお手入れにも便利だ。

また、使わなくなったメガネ拭きなら、スイッチや家電製品、ガラスの掃除に活用しよう。汚れが気になったときにサッと拭くだけでキレイになる。

10. メガネ拭きは定期的に洗濯して清潔に保とう

汚れたメガネ拭きを使って拭いてもメガネはキレイにならない。逆に汚れたり傷がついたりする可能性があるので、定期的に洗濯することが重要だ。1週間に1回の頻度で洗濯すればメガネ拭きは清潔に保てる。

手洗いする場合は、ぬるま湯とオシャレ着洗い用の中性洗剤を使用して優しく洗う。洗濯機で使うなら、洗濯ネットに入れて、オシャレ着洗い用の中性洗剤を投入する。洗濯したキレイなメガネ拭きを使ってメガネを手入れしてほしい。

結論

メガネ拭きは汚れやすいので、定期的に洗濯することが重要だ。清潔な状態でメガネの手入れをすれば、レンズを傷つける心配がない。洗うときには、オシャレ着洗い用の中性洗剤を使用する、漂白剤や柔軟剤は使わないなど、正しい洗い方や注意点を確認しておこう。メガネ拭きの使い方や寿命と併せてチェックしておくと安心だ。
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  • 公開日:

    2020年5月22日

  • 更新日:

    2021年9月24日

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