目次
- ビニール紐や麻紐で大きな「4」を作る
- 交差した部分に本をまとめて置く
- 左上の輪の部分に右端の紐を通す
- 通した紐を下に引っ張り「4」の下と結ぶ
- ※1:環境省_廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください!
https://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle/qa.html
1. 漫画を処分する前にするべきこととは?

漫画を捨てるときに考えるのが「後悔しないだろうか」「残せるなら残しておいたほうがよいのではないだろうか」といったことだ。だがそうして残しておいても結局居住スペースが圧迫されるし、何年も読まないままになることもある。やはり思い切って捨てる覚悟が必要だ。
捨てる漫画、捨てない漫画を仕分けする
とはいえ後悔しないとも限らない。まずは所有している漫画を一箇所に集め、何があるのかを把握しよう。このときリストを作っておくとあとから作業するときに効率がよい。把握できたら仕分けだ。「絶対残したい漫画」「処分する漫画」「迷っている漫画」に分ける。迷っている漫画は半年〜1年ほどそのままにしておき、それでも読まないようなら処分するなどしよう。
お住まいの自治体のルールを確認する
漫画の捨て方は自治体によってルールが異なる場合がある。「燃えるごみ」「資源ごみ」「古紙」など微妙に異なるため、分別ルールや回収日・場所・時間帯などの情報をチェックしておこう。
2. 漫画の捨て方7選

実際に漫画を捨てるとなった場合、どのような方法があるのだろうか?主な処分方法を7パターン紹介するので、自分に合う処分方法があるかご確認いただきたい。
自治体のルールに沿って処分する
もっとも確実で安心な方法だ。燃えるごみ、古紙、資源ごみなど分別は自治体ごとに異なるので、必ず確認しておこう。とくに引っ越したばかりの方などは、以前住んでいた自治体とルールが異なる場合があるため注意が必要だ。
リサイクルショップに買い取ってもらう
人気の漫画、全巻揃っている、昔流行った、状態がキレイといった漫画はリサイクルショップで買い取ってもらえる場合がある。近所にあるようなら問い合わせてみよう。
古本屋に買い取ってもらう
同じく古本屋で買い取ってもらえる可能性もある。個人経営が多いので引取は難しいかもしれないが、少量の漫画であれば持ち込んで査定してもらえるだろう。
フリマアプリなどに出品する
処分を急いでいないのであれば、フリマアプリに出品するという手もある。配送などの手間はかかるが、自宅にいながら売却できるため便利な方法だし、リサイクルショップや古本屋よりも手元にお金が残る可能性も高い。
古紙回収拠点に持ち込む
全国には古紙を引き取ってくれるリサイクルセンターや、古紙持ち込み拠点などが点在している。こうした場所に直接持ち込むことで回収してもらえる場合がある。ただし漫画も対象かどうかは事前に確認しておこう。
ほしい人に譲る、寄付をする
家族や知人に譲ったり、児童センターや図書館、そのほかの施設に寄付したりといったこともできる。必要な人に直接届けられるという貢献感、充実感なども得られるだろう。
不用品回収業者に引取を依頼する
夜間や休日でも自宅まで引き取りにきてくれる便利なサービスだ。ただし以下のような注意点もあるため覚えておこう。
【無許可の不用品回収業者には絶対に依頼しないこと】
一般家庭から排出されるごみはすべて「一般廃棄物」だ。これを回収できるのは自治体から委託された業者、もしくは自治体の「一般廃棄物処理業許可」を受けた業者のみである。産業廃棄物収取運搬業許可、産業廃棄物処理業許可、古物商(リサイクルショップ等は除く)などでは本来、回収できない。だが街なかにはそうした業者が走っていたり、ポストにチラシを投函したりしている。うっかり依頼してしまわないようにくれぐれも注意しよう。(※1)
3. 大量の漫画を捨てる際の上手な紐の結び方

大量にある漫画をまとめて処分する場合、バラバラではなく紐で結んでまとめるなどしたほうが効率がよい。その際の結び方についても紹介しておこう。
上手な紐の結び方|4の字結び
結び目が角にくるように調整すると解けにくくなる。一度にまとめる本の冊数は、無理せずに持てるくらいにしておこう。
4. 他人に見られたくない漫画の捨て方

誰にも見られたくない漫画を処分する場合、どのような捨て方があるのだろうか?
シュレッダーで裁断して「燃えるごみ」に出す
漫画をシュレッダーにかけるという捨て方だ。かなり面倒かもしれないが、まずは切り取ったり自炊用裁断機を使ったりしてから、ページを細かくカットすればよい。細切れになるので内容はわからなくなるはずだ。あとはごみ袋に入れて「燃えるごみ」として捨てればよい。名前や個人情報など見せたくないのが一部分だけであれば、わざわざシュレッダーを使わずに手やハサミで細かくするだけでも十分だろう。
機密情報処理サービスを利用する
箱に入れた漫画を未開封のまま溶解処理してくれるサービスがある。中身を見られる心配がなく、複数の漫画を同時に処理できるメリットがある。専用ダンボールに入れて集荷に出すだけという手軽さも魅力だ。溶解処理の完了を知らせてくれるので、その点でも安心だろう。
結論
漫画の正しい捨て方は自治体によりルールが異なる場合がある。必ず事前に自治体のホームページ等でご確認いただき、ルールに沿って処分してほしい。ただ処分するのではなく、状態などによってはお金に変えられる可能性もある。いろいろな捨て方・処分方法を紹介してきたので、ぜひ参考にしてほしい。
(参考文献)
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