1. 本棚を目隠しするメリット・デメリット

本棚の目隠しは何でもよいというわけではない。失敗しないためにも、まずは本棚に目隠しを付けるメリットとデメリットから見ていこう。
本棚を目隠しするメリット
本棚に目隠しを付けることで雑多な印象がなくなる。シンプルなデザインの目隠しなら逆にスッキリ見せられる可能性もある。また、来客があった際あまり見られたくない本などもあるだろう。本棚に目隠しをしておけば見られることはないので安心だ。ほかにも、目隠しには大切な本を日焼けから守ったり、ホコリが付くのを防いだりしてくれるというメリットがある。扉などでしっかり目隠しすれば、地震の際に本棚から本が滑り落ちるのを防げる確率も高くなる。
本棚を目隠しするデメリット
一方、本棚の目隠しにはデメリットも存在する。本を出し入れする際に、これまでよりもワンアクション増えることになる。ロールカーテンなどであればよいが、布をかけたときは片手で押さえつつ本を出し入れするといったことが面倒に感じるかもしれない。また、パッと見て本棚のどこにどんな本が収納されているのかが分かりにくいというのも欠点だ。扉を付けた場合、開閉する分のスペースも必要になる。目隠し素材のデザインによるが圧迫感を覚える可能性もある。本棚に目隠しを付けるなら、こうしたメリット・デメリットを把握しておこう。
2. 100均でも十分!本棚の目隠しアイデア

本棚の目隠しアイデアをまとめたので、参考にしてほしい。
コスパ重視なら100均でできる突っ張り棒+カーテン
本棚の上部に突っ張り棒をわたし、カーテンを取り付ければ簡単に目隠しができあがる。コストがかからず、取り外しも簡単にできるので模様替えもしやすい。ちょうどよいサイズのカーテンがなければ、布を購入し、突っ張り棒に通してもよいだろう。
突っ張り棒がNGのときはフック+ワイヤー+カーテン
突っ張り棒を取り付けるのに適切な場所がないという場合は、本棚の上部に強粘着タイプのフックを貼り付け、そこへカーテンを通したワイヤーを掛けるといった方法もある。ステンレス製などでリングがついたピンチやクリップランナーがあれば、カーテンではなく布を挟んでもOKだ。
出し入れの手間を軽減するならロールスクリーン
ロールスクリーンを本棚の上部に設置する方法もおすすめだ。下げておけば目隠しになるし、巻き上げておけば出し入れがしやすく、本棚の中身も確認しやすい。無地でシンプルなものから柄物まで、デザインが豊富にあるので部屋のイメージに合わせて選びやすい。書斎などで落ち着いた感じや高級感を出したいときは、木製のロールブラインドはいかがだろうか。
いっそ扉にしてしまう方法も
いっそのこと扉を取り付けてしまう方法もある。お伝えしたように地震の際などに本棚から本が滑り落ちるのを防げるうえ、扉なしの本棚と比べると高級感が出せる。全体的に木製の扉などでもよいが、くもりガラスにしたり透明ガラスの内側に布を下げたりといった工夫も取り入れられる。
3. 簡単にDIYできる!本棚の目隠しの作り方

本棚の目隠しの簡単な作り方を紹介する。もちろん、100均で突っ張り棒とカーテンなどを購入すれば超簡単に本棚の目隠しを作ることができる。だが、もう少しオリジナリティがほしい、せっかくならしっかり作りたいという方は以下の方法で本棚の目隠し「扉」を作ってみよう。
本棚の目隠しの作り方
- 合板を本棚のサイズに合わせてカットする(これが扉になる)
- 持ち手を取り付ける
- 本棚側に蝶番を取り付ける
- 「1」でカットした扉を取り付ける
用意するモノとしては「合板」「持ち手」「蝶番」といったところか。カットする際は電動ノコギリなどが手軽だろう。カットしたあと、持ち手を取り付ける前にペイントしたりマスキングテープを貼ったりして自由にデザインを楽しむのもおすすめだ。扉がしっかり閉まるよう、接地面にマグネットを取り付けておくとよいだろう。
結論
ゴチャっとする本棚にお悩みなら、ぜひ目隠しを付けてみよう。簡素なものから手の混んだものまで、いろいろな目隠しのアイデアがある。DIYで扉を作る方法もそこまで難しくはないので、時間がある方はぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか?