1. シャンプーの捨て方はどうしている?流すのはNG

シャンプーの捨て方など、今まで真剣に考えたことがなかったという方も多いだろう。だが「新製品のシャンプーを試してみたが合わず、古くなってしまった」「もらったシャンプーが好みではなく、使わないまま放置している」ということはないだろうか?ぜひこの機会に、シャンプーの適切な捨て方について考えてみよう。
シャンプーをそのまま流すのがNGなのはなぜ?
シャンプーの捨て方なんてあるの?と思う方もいるだろう。たしかに、シャンプーは日々お風呂の排水口に流れていくため、余ったり使わなかったりしたシャンプーもそれでよいのでは?と感じるかもしれない。だが、日々の洗髪に使うシャンプーの量はせいぜい数プッシュ程度だろう。しかも汚れが付着し、原液よりも泡立ちは悪くなっているはずだ。そうしたシャンプーを大量のお湯と一緒に流す分には、それほど問題にはならないだろう。
では、ボトルに大量に余っているシャンプーの原液をそのまま排水口に流したとしよう。洗髪したあとのシャンプーよりも粘り気があるのはご想像の通りだ。その原液が排水口(溝)や管にへばりついたり、髪の毛や皮脂といった汚れと絡まり合ったりすると、詰まってしまうおそれがある。そのまま排水口へ流す捨て方は避けたほうがよいだろう。
それならば水やお湯と一緒に流せばよいのでは?と思うかもしれない。だがシャンプーの原液は少量でも泡立ちがよい。余った大量のシャンプーの原液と水やお湯を一緒に流してしまうと、今度はひどく泡立ち大変なことになってしまうかもしれない。こうしたことを避けるためにも、余ったシャンプーや使わなかったシャンプーは適切な捨て方で処分しよう。
では、ボトルに大量に余っているシャンプーの原液をそのまま排水口に流したとしよう。洗髪したあとのシャンプーよりも粘り気があるのはご想像の通りだ。その原液が排水口(溝)や管にへばりついたり、髪の毛や皮脂といった汚れと絡まり合ったりすると、詰まってしまうおそれがある。そのまま排水口へ流す捨て方は避けたほうがよいだろう。
それならば水やお湯と一緒に流せばよいのでは?と思うかもしれない。だがシャンプーの原液は少量でも泡立ちがよい。余った大量のシャンプーの原液と水やお湯を一緒に流してしまうと、今度はひどく泡立ち大変なことになってしまうかもしれない。こうしたことを避けるためにも、余ったシャンプーや使わなかったシャンプーは適切な捨て方で処分しよう。
2. 余ったor使わないシャンプーの捨て方と注意点

シャンプーの適切な捨て方とはどういった方法なのか、注意点とあわせて解説する。なお、自治体によって捨て方が指定されている可能性もゼロではない。念のため、先に自治体のホームページなどでシャンプーや容器の捨て方を確認してほしい。
シャンプーの捨て方
- ビニール袋または牛乳パック(空)などを用意する
- 「1」の中に古新聞やボロ布、キッチンペーパーなどを敷き詰める
- シャンプーを流し込み、新聞紙や布などに吸わせる
- ビニール袋は口をしっかり結ぶ、牛乳パックはふたを確実に閉じてガムテープで留める
- 指定のごみ袋に入れるなどし、可燃ごみとして出す
全国的にシャンプーの捨て方が決められているわけではないが、上述の理由からもそのまま流すことはせず、このような捨て方で処分しよう。空になったシャンプーのプラスチック容器は、中をよくすすいで不燃ごみとしての捨て方が一般的だ。
シャンプーを捨てる際の注意点
「どうせ捨てるなら」と、この際いろいろな洗剤を一気に処分してしまおう、ということがあるかもしれない。もちろんそれ自体は問題ないが、1点注意が必要だ。シャンプーに限ったことではないが、酸性タイプと塩素系タイプの洗剤を一緒に混ぜることだけは絶対に避けよう。有害なガスが発生して危険だからだ。面倒でも、1種類ずつ別の袋に流し込むのが正しい捨て方なので覚えておこう。
3. 捨て方とあわせて知っておきたいシャンプー活用法

ここまでシャンプーの捨て方をメインにお伝えしてきたが、実はシャンプーは意外な活用法もある。もしかするとご家庭で使えるかもしれない。捨て方とあわせて覚えておこう。
掃除
余ったシャンプーを浴槽やトイレの便器に垂らし、いつものブラシやスポンジなどで擦り洗いをする。シャンプーのよい香りも広がり、ホッと和むかもしれない。ただしトイレ掃除に使う場合は量に気をつけよう。一気に水を流すと泡が立ちすぎて大変なことになるかもしれない。
予洗い
ワイシャツの汗ジミなど、気になる汚れにシャンプーの原液を染み込ませて予洗いをしてから洗濯機で洗うと、汚れが落ちやすくなる。あるいは、染み込ませたまましばらく置いておくのもよいだろう。
曇り止め
持続時間は短いが、お風呂の鏡にシャンプーを塗ると曇り止めになるので試してみてほしい。ただし、最後はしっかり水やお湯ですすがないと白く跡が残ってしまうため気をつけてほしい。シャンプーは捨て方も大切だが、こうした意外な活用法があることも覚えておいて損はないだろう。
結論
余ったり使わなかったりしたシャンプーは、そのまま排水口へ流すといった捨て方はやめよう。お伝えしたように新聞紙や布などに染み込ませ、可燃ごみとするのが適切な捨て方だ。酸性タイプと塩素系タイプは、絶対に混ぜないようにくれぐれもご注意いただきたい。