1. 箸立ては必要?どんな意味がある?

箸立ては、あったほうが何かと便利である。箸立てを使わず、箸やフォーク、スプーンなどはカトラリーケースからそのまま食卓へというご家庭も多いだろう。だが、箸立てを使うことでさまざまな利点もあるので覚えておこう。
箸立ての必要性
箸立てといっても、箸だけでなくフォークやスプーン、マドラーなどさまざまなモノを収納できる。いわば立てるカトラリーケースのようなものだ。100均でも手に入るし、わざわざ箸立てを買わなくてもマグカップなどで間に合わせることもできる。そのため必要性を問うとなると疑問符が付くかもしれない。たしかに箸立ては「必要」というものではないが、さまざまな利点があるので知っておいてほしい。
箸立てを使う利点と欠点とは
食卓に箸立てを置いておけば、食事の際にサッと手を伸ばして取ることができる。フォークやスプーンを取りに、わざわざキッチンに戻る手間も省けるだろう。箸やフォーク、スプーンなどを寝かせて収納する一般的なカトラリーケースよりも省スペースで済むのも、箸立ての利点だ。ホコリが気になるという方は、ふた付きを購入すればその心配もなくなる。それに、デザイン性の高いオシャレな箸立ても増えている。食卓にワンポイントの彩りを与えてくれるのも箸立ての魅力だろう。
さしあたって欠点は見当たらないが、強いて言えば食卓のスペースを使うことになる点や、深さのある箸立てだった場合、底のお手入れが大変な点などが挙げられる。
さしあたって欠点は見当たらないが、強いて言えば食卓のスペースを使うことになる点や、深さのある箸立てだった場合、底のお手入れが大変な点などが挙げられる。
2. 箸立ての種類と選ぶときのポイント

箸立てを選ぶとき、どんなポイントに着目すべきかを見ていこう。
素材
軽量でデザインが豊富、万が一倒しても割れる心配がほとんどないというのがプラスチック製の箸立てだ。小さな子どもがいるご家庭はプラスチック製が安心だろう。水洗いできる便利さも魅力のひとつになっている。一方、スタイリッシュな印象を与えてくれるのがステンレス製の箸立てである。オシャレな箸立てをお探しならステンレスを選ぼう。耐久性が高く、倒しても割れたり壊れたりする心配はほとんどない。渋さやナチュラルな風合いを求めるなら木製、高級感を求めるなら陶器製などがおすすめだ。
安定感
箸立てには箸をはじめフォークやスプーンなど、長さがあるモノを収納する。バランスが悪いと転倒してしまうため、どっしりとした安定感があることが大切になる。また、背が低すぎるとうまく収まらないことがある。収納するモノの長さに対し、バランスのよい箸立てを選ぼう。
口の広さ
オシャレでスタイリッシュでも、口が狭いと出し入れしにくいうえ、少量しか収納できないおそれがある。底の安定感とあわせて、口の広さも箸立てを選ぶうえで重要なポイントだ。
通気性
箸の多くは木製であり、またフォークやスプーンを含め直接口に触れるモノなので、通気性が確保されている箸立てが望ましい。濡れたり湿ったりしていると雑菌の繁殖を招くおそれがあるためだ。メッシュ状になっているなど、通気性もチェックしておこう。
仕切り
たとえば4人家族で、全員分の箸やフォーク、スプーンなどを一緒に収納してしまうとゴチャゴチャして取り出しにくい。箸立ての中に仕切りがあると、箸・フォーク・スプーンなどを仕分けして収納できるので便利だ。
ふた
ホコリや虫などが入ってしまうのを防ぐなら、ふた付きの箸立てをおすすめする。ただし密閉されてしまうと通気性が保たれなくなるので、本体のデザインも忘れずにチェックしよう。
3. 食卓を彩る!オシャレ&おすすめの箸立て3選

最後に、食卓を彩るオシャレな箸立てを3選紹介しよう。
ノイシュタット「箸立て2個一体型」
木製スタンドが付いている陶器製の箸立てだ。オシャレな食卓にピッタリだろう。2個セットなので、箸とフォーク、スプーンを分けて収納できる。全面的に穴があいているので通気性や水切れもバツグンだ。
アスベル「フード付箸立KD フォルマ」
ふた付きの箸立てがこちら。シンプルでスタイリッシュなデザインなので、いろいろな食卓に合うだろう。ただし本体がプラスチック製で穴はあいていないため、中の換気は意識して行ってほしい。
IKEA「ORDNING(オルドニング) キッチン用品ラック」
ステンレス製の、IKEAらしいシンプルな箸立て。口が広く、箸立て以外にお玉やトング、ヘラといった調理器具の収納にも最適だ。穴があいているので通気性もバッチリ確保されている。
結論
箸立てがあると、箸やフォーク、スプーンなどが出し入れしやすいだけでなく、食卓にちょっとした彩りが生まれる。なくても困るものではないが、あると意外と便利なことに気づくだろう。ぜひ箸立てを使ってみてはいかがだろうか?