目次
- 1. ビニール袋をキレイにたためるようになるメリット
- 2. 初心者にも簡単なビニール袋のたたみ方2選|【縦折り】【ひと結び】
- 3. ビニール袋をコンパクトにするたたみ方2選|【三角折り】【四角折り】
- 4. ビニール袋のオシャレなたたみ方|【トートバッグ型】
- 5. ビニール袋の収納アイデアとおすすめアイテム2選
- ビニール袋をキレイに広げる
- 持ち手に向かって半分さらに半分と折りたたむ
- 右にある持ち手を上から下へと折る
- そのまま、右側から三つ折りにしていく
- 持ち手が重なるように、ビニール袋を半分に折る
- 短い持ち手の方にもう片方の持ち手を通す
- 長い方の持ち手をひと回りさせる
- 短い方の持ち手を、長い方の持ち手の中に通せばできあがりだ
1. ビニール袋をキレイにたためるようになるメリット

レジ袋などのビニール袋は再利用しやすいアイテムだ。次回の買い物袋として使えるし、いろいろなゴミ袋や濡れたものを入れる袋としても活躍する。しかしそのまま収納するとかさばるし、サイズもバラバラで探すにもひと苦労する。だが、ビニール袋はたたみ方さえマスターしておけば次のような利点がある。
コンパクトに収納できる
使用済みのビニール袋は空気を含んで膨らんでいる。その状態のまま収納するとかさばる一方だ。コンパクトにできるたたみ方を知っていると、限られたスペースに多くのビニール袋を収納できるようになる。
適したサイズのビニール袋を取り出しやすくなる
ビニール袋をたたまず、かつサイズもバラバラなまま収納してしまうと、いざ使おうと思ったときに適したサイズのビニール袋を探す手間がかかる。たたみ方を覚えたらサイズ別に仕分けしておこう。次回、使いたいサイズのビニール袋がすぐに見つかりサッと取り出しやすくなる。
2. 初心者にも簡単なビニール袋のたたみ方2選|【縦折り】【ひと結び】

ビニール袋をたたんだことがない、あるいは1枚1枚丁寧にたたむのが面倒という方もいるだろう。そうした方には「縦折り」「ひと結び」と呼ばれるたたみ方がおすすめだ。
ビニール袋を縦折りする方法
このたたみ方のメリットは、ビニール袋のサイズで長さが変わるためひと目でサイズ感が分かりやすい点にある。サイズ別に入れ物を変えれば、必要なサイズのビニール袋をすぐに取り出せる。
【手順1:ビニール袋のシワを伸ばす】

ビニール袋のシワを伸ばし中の空気を追い出すようにして広げる。
【手順2:縦長に折れば完成】

縦長に折れば完了だ。「たたみ方」と呼べるほどのものではないが、ただグシャッと丸めておくよりは断然スッキリする。たたんだビニール袋はカップや筒状の入れ物に入れておくと取り出しやすい。
ビニール袋をひと結びする方法
もうひとつ、初心者でも簡単にできるたたみ方がある。「ひと結び」と呼ばれる方法だ。こちらは縦折りと違いサイズが分かりにくいため「大」「中」「小」などとサイズ別にまとめて収納するとよいだろう。
【手順1:縦折りにする】

まずは先ほど紹介したたたみ方「縦折り」をしよう。
【手順2:ひと結びをして完成】

その状態からひと結びをするだけで完成するという、こちらも超簡単なたたみ方だ。大きなビニール袋は両端が長く余ることがあるので、縦折りから半分に折ったのち、ひと結びをするといったたたみ方のほうが収納しやすい。
3. ビニール袋をコンパクトにするたたみ方2選|【三角折り】【四角折り】

縦折りやひと結びはビニール袋のごく簡単なたたみ方だが、見た目や収納スペースを重視したいご家庭もあるだろう。続いては、そうしたケースのために覚えておくと便利なたたみ方を紹介する。
ビニール袋を三角折りする方法
まずは「三角折り」から紹介しよう。多少手間はかかるがテレビを見ながら、あるいは子どもと一緒に折り紙感覚で楽しむなどできるたたみ方である。
【手順1:縦折りの状態にする】

まずはビニール袋を広げ、中の空気をできるだけ外に出して縦折りの状態にしよう。
【手順2:底面から持ち手へ向かって三角に折る】

次に、ビニール袋の底面から持ち手に向かって三角に折っていく。
【手順3:「2」を何度か繰り返す】

これを繰り返し、持ち手の部分が少し残るくらいまで折り進めていこう。
【手順4:持ち手を隙間に入れる】

余った持ち手を三角にたたんだ部分の隙間に入れて、ほどけないように固定すれば完成だ。サイズが分かりにくくなるため、入れ物で分けるとよい。
ビニール袋を四角折りする方法
同じように四角折りも、収納スペースを圧迫しにくいビニール袋のたたみ方だ。三角折りのほうがスッキリ見えるが、より手間がかからないたたみ方なのでこちらもぜひ覚えておこう。
【手順1:ビニール袋を手前に向けてキレイに広げる】

写真の要領で、ビニール袋の持ち手が手前にくるように広げよう。
【手順2:持ち手を折り込む】

持ち手がビニール袋本体と重なるように折り込もう。
【手順3:三つ折りにする】

左右どちらから始めてもOKだ。
【手順4:「口側」を折る】

写真のようにビニール袋の「口側」を折るのがキレイなたたみ方をするポイントだ。ビニール袋の底面側を折り込んでしまうと、最後に整えにくくなるので間違えないように気をつけよう。
【手順5:「底面側」を折り込んで「口側」に入れる】

底面側を折り込んでいき、最後に「4」で折った口側に入れ込めば完成だ。
4. ビニール袋のオシャレなたたみ方|【トートバッグ型】

三角折りや四角折りはコンパクトで便利なたたみ方だが、余裕があれば「トートバッグ型」というオシャレなたたみ方にもチャレンジしてはいかがだろうか?ビニール袋もたたみ方ひとつでこんなに楽しめるのかと、再発見があるかもしれない。
ビニール袋をトートバッグ型にたたむ方法
やや手順は多いがコツをつかめれば手早くできる。トートバッグ型の真ん中にワンポイントでシールを貼れば、たたみ方だけでなく見た目もオシャレになる。サイズごとにシールを分けるのもよいだろう。
5. ビニール袋の収納アイデアとおすすめアイテム2選

最後に、たたみ方を覚えたビニール袋の収納アイデアをいくつか紹介しよう。
サイズごとに折り方を変えればひと目でわかる
ビニール袋にはいろいろなサイズがある。小は三角、中は四角などサイズによってたたみ方を変えれば使うときに探す必要がなくなる。
100均のストレージボックスに収納する
たたみ方とあわせて、サイズ別に専用の入れ物に収納しよう。100均で手に入るストレージボックスなどがおすすめだ。
ダイソー「アルティメットコンテナ」
ややゴツいが、ダイソーのアルティメットコンテナは1辺を寝かせておくことができる。シンク下の奥のほうなどに収納するのであれば、このほうが取り出しやすいだろう。
山崎実業「ポリ袋ストッカー タワー」
文字通り、ポリ袋をストックしておける専用アイテムだ。たたみ方は四角が基本となるが、上から入れて下から取り出せるので古いものから消費することができる。
結論
ビニール袋のたたみ方を覚えておけばコンパクトに収納できるし、取り出したり携帯したりする際も便利だ。車のダッシュボードの中に入れておけば、ゴミ袋としてだけでなく緊急時にも大活躍してくれるのではないだろうか。今まで縦折りやひと結びで満足していた方は、もう一歩踏み込んで三角折りや四角折りに挑戦してみよう。