1. 洋服カバーの効果と必要性について

まずは、洋服カバーにどういった効果があるのかおさらいしておこう。
洋服カバーの効果とは
洋服カバーとは、ハンガーを通して洋服全体を覆うカバーのことだ。洋服カバーを被せておけば大切な洋服をホコリから守ることができる。生活臭が染みついてしまうのを防いだり、害虫を防いだりする効果もあるうえ、衣類同士が擦れ合って劣化するのも防げる。通気性のよい洋服カバーなら湿気から守ることもでき、ひいてはカビを防ぐことにもつながる。ざっと挙げただけでも、洋服カバーにはさまざまな効果があることがお分かりいただけるだろう。
スーツや礼服といったフォーマルウェアをよい状態で保管するためには、洋服カバーが最適だ。またコートやジャケットなどシーズンものも、翌年よい状態で気持ちよく着るためには洋服カバーをおすすめしたい。
スーツや礼服といったフォーマルウェアをよい状態で保管するためには、洋服カバーが最適だ。またコートやジャケットなどシーズンものも、翌年よい状態で気持ちよく着るためには洋服カバーをおすすめしたい。
クリーニングの袋はNG?
クリーニングから返ってきた洋服には、透明のビニール製の洋服カバーなどが被せられていることが多い。そのまま保管している方は、少し注意が必要だ。クリーニング店でもらう洋服カバーは通気性が確保されていないものが多い。湿気が溜まりやすく、せっかくキレイに仕上がった洋服にカビが生えてしまうリスクもゼロではない。クリーニングから返ってきた洋服をキレイな状態のまま保管したいときも、洋服カバーを被せるとよいだろう。
2. 洋服カバーを選ぶときのポイント

洋服カバーを選ぶときに見ておきたいポイントをお伝えする。
洋服カバー選びのポイント
洋服カバーには長さや厚さがある。たとえばスーツなら薄手で短めのもの、コートならマチつきで厚さがある長めのものといったように、洋服の種類で使い分けよう。また、洋服カバーには1枚ずつに被せるタイプと、複数枚の洋服をまとめて被せることができるタイプがある。前者は衣類同士の擦れを防げる、1枚だけ取り出したいときに便利といった利点がある。後者はシーズンものをまとめて保管したいときに便利だ。うまく併用しよう。
洋服カバーの開け方も見ておいたほうがよいポイントだ。文字通り上からすっぽり被せるタイプと、ファスナーがついていて被せたまま開閉できるタイプがある。着用する機会が多い洋服は、ファスナーつきの洋服カバーにすると便利だろう。
洋服カバーの開け方も見ておいたほうがよいポイントだ。文字通り上からすっぽり被せるタイプと、ファスナーがついていて被せたまま開閉できるタイプがある。着用する機会が多い洋服は、ファスナーつきの洋服カバーにすると便利だろう。
機能性や素材もチェックしよう
通気性が確保されていることはもちろんだが、それ以外にも防虫・防カビといった加工が施されていたり、圧縮機能がついていたりする洋服カバーもある。また素材には不織布や布があり、前者は低価格なので洋服カバーを被せたい洋服が多い方におすすめだ。ただし使い捨てのものも多い。後者は洗って繰り返し使えるものが多く、ランニングコストに優れている。デザインも豊富なので、見せ方にこだわりたい方におすすめだ。同じようなサイズの洋服カバーをいくつも使う方は、中身が見えやすいかどうかもチェックしておくとよいだろう。
3. おすすめの洋服カバー3選紹介

最後におすすめの洋服カバーを3選紹介する。
ニトリ「洋服カバー2枚組(ポーリー)」
幅55cm、長さ85cmの洋服カバーだ。スーツなどにピッタリだろう。透明窓があるので中身を確認しやすく、背面が不織布なので通気性も確保されている。
無印良品「不織布衣類カバー・ロング丈用」
幅約60cm、長さ約130cmの、ロング丈用の洋服カバーだ。抗菌・抗カビ剤が練り込まれた不織布を使っている。取替え目安シールがついており、交換時期が分かりやすい。
IKEA「SKUBB(スクッブ)洋服カバー3枚セット」
幅60cm、長さ105cmが2枚と幅60cm、長さ135cmが1枚のセット。ファスナーつきで出し入れがしやすい。ただしポリエステル100%なので、除湿剤などと一緒に使おう。
結論
洋服カバーは、大切な洋服をホコリや湿気、カビなどから守るために欠かせないアイテムだ。長く着続けたい洋服、高価な洋服、シーズンものなどは洋服カバーを被せてキレイな状態で保管しよう。選ぶときはサイズや素材、機能性などもじっくり見比べてほしい。