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ズボンの収納方法と上手なたたみ方!出し入れしやすい収納のコツとは

ズボンの収納方法と上手なたたみ方!出し入れしやすい収納のコツとは

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年11月 5日

ズボンを上手に収納するにはコツが必要だ。適当に詰め込んでしまうと、使いにくい収納になるので注意しよう。この記事ではズボンの収納方法とコツを、たたむ方法と吊るす方法に分けて解説する。種類別のたたみ方や上手に収納するためのポイント、便利なアイテムと併せて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. ズボンの収納にはコツがある

ズボンの収納は、たたむ方法と吊るす方法に分かれる。それぞれの特徴やデメリットを紹介するので、衣服を整理するときに役立ててほしい。

シワがつきにくいズボンは「たたむ」収納

ズボンをたたんでから、収納ケースや棚に入れる方法だ。たたみ方はいろいろあり、工夫次第でいろいろな収納方法が可能になる。多くのズボンを収納したい方におすすめだ。一方で、重ね過ぎたり詰め込んだりすると、取り出しにくいので注意しよう。素材によっては、たたむことでシワがつくこともある。

シワになりやすいズボンは「吊るす」収納

シワになりやすい素材のズボンなどは、専用のハンガーにズボンを吊るして収納する方法をおすすめする。たたむ方法よりも出し入れがしやすく、選びやすいのが特徴だ。吊るした状態で収納するので、シワができる心配が少ない。ただし、ハンガーをかけるためのポールが必要になる。クローゼットなど、収納できる場所が限られるのがデメリットだ。その他の場所に収納したいなら、突っ張り棒やハンガーラックを用意しよう。

2. ズボンを収納しやすくするたたみ方

ズボンをたたんで収納するならたたみ方が重要だ。ズボンの種類別に、収納が楽になるたたみ方を紹介する。

ジーンズなどのたたみ方

  • 裏側を上に置いて左右の足を重ねて縦にたたむ
  • 股の出っ張った部分を整える
  • 長さが半分になるよう足首の部分を持ってウエスト方向にたたむ
  • ウエストの部分を中心に向かって三分の一ほどたたむ
  • 反対側の部分を三分の一ほどたたんでウエストの間に挟み込む
この方法ならかさばりやすいジーンズがコンパクトにたためる。次に紹介するのは、小さなお子さんのジーンズをたたむときに便利な丸めるたたみ方だ。
  • 前側を上に置いて左右の足を重ねて縦にたたむ
  • 股の出っ張りを内側にたたんで長方形になるよう整える
  • ウエストの方からクルクルと丸める

ストレートやワイドタイプのズボンのたたみ方

  • 裏側を上に置いて左右の足を重ねて縦にたたむ
  • ワイドタイプはさらに半分になるよう縦方向にたたむ
  • 足首の部分を持って中心に向かって三分の一ほどたたむ
  • ウエスト側を1~2回ほどたたんで裾の中に挟み込む
ストレートタイプなら手順2で半分にたたむ必要はない。さらにもう一つワイドパンツのたたみ方を紹介しよう。
  • 前側を上に置いて左右の足を重ねて縦にたたむ
  • 股の出っ張った側から三分の一の幅を縦にたたむ
  • ウエストの方から下に向かって半分に折りたたむ
  • さらに同じ方向に半分に折りたたむ

ショート丈のズボンのたたみ方

  • 前側を上に置いて左右の足を重ねて縦にたたむ
  • ウエストの部分を中心に向かって三分の一ほどたたむ
  • 反対側から三分の一ほどたたむ
丈が短いズボンなら、二つ折りや四つ折りにするだけでも十分だ。また、前側を上に置いて、ウエストの方からクルクル丸めるたたみ方もある。

3. ズボンの収納方法|たたむ場合

たたみ方のあとはズボンの収納方法を紹介する。スッキリと使いやすく収納するコツも紹介するので、ぜひ役立ててほしい。

重ねて並べる

アパレルショップのようにズボンを棚に重ねて並べ、見せる収納にする。どこにどのズボンがあるのか、わかりやすいのがメリットだ。カラーを揃えて重ねれば統一感が出る。ただし、ズボンを重ね過ぎると、下から取り出したときに崩れやすくなるので、注意が必要だ。3枚前後くらいにすると使いやすいだろう。

立てて並べる

引き出しや収納ケースに重ねて入れると、奥や下にあるズボンが取り出しにくい。履きたいズボンをすぐに取れるようにするには、深めのカゴやケースの引き出しを使い、立てて収納する方法がおすすめだ。

ケースの中に仕切りを取り付ければ倒れにくくなり、分類もしやすい。高さがない引き出しやカゴを使う場合は、4つ折りにして小さくするとよいだろう。ただし、薄手のズボンは立ちにくいので、他の方法で収納してほしい。

クルクル丸める方法もある

ズボンの両足部分を合わせて縦にたたみ、クルクルと丸めるとコンパクトになる。引き出しやケースに詰めたり、カゴに入れたりすれば、スッキリ収納できるだろう。

底が浅いタイプの収納ケースを選ぶと出し入れがしやすい。薄手で伸びやすい素材のズボンや、シワになりにくいズボンにおすすめの方法だ。ただし、シワになりやすい生地には向かないので注意しよう。

4. ズボンの収納方法|吊るす場合

クローゼットや突っ張り棒にズボンをかける収納方法だ。ここでは、専用ハンガーやフックで吊るす収納について解説する。

専用ハンガーに吊るす

ズボン専用のハンガーを使えば、キレイに収納できる。ハンガーによって吊るし方やサイズが違うので、同じもので揃えて統一感を出そう。シワを作りたくないならクリップハンガー、コンパクトに収納したいなら薄いタイプのハンガーがおすすめだ。クローゼットなどハンガーをかける場所が足りない場合は、スラックスハンガーラックを用意すればハンガーなしで収納できる。

フックに吊るす

ジーンズなど丈夫な生地のズボンなら、フックにかけて収納することが可能だ。S字フックにベルト通しを引っ掛けて吊るす。お店などのディスプレイにも用いられており、オシャレに収納できるだろう。

ベルトなど小物と並べて収納するのもおすすめだ。ただし、ベルト通しに負担がかかるので、柔らかい生地のズボンには向いていない。なお、ベルト通しがないズボンは吊るせないため、他の方法で収納しよう。

5. ズボンを上手に収納するためのポイント

ズボンを収納するときのポイントを4つ紹介する。使いやすい収納にするためにぜひ実践してほしい。

素材で収納方法を分ける

ズボンの素材によって適した収納方法は異なる。間違った方法で収納すると、シワがついたり型崩れしたりするので注意が必要だ。たとえば、スーツのズボンなどはシワがつきやすいのでたためない。柔らかく薄い素材のズボンを吊るすと伸びてしまうだろう。素材によって収納方法を変えるのがポイントだ。

分類してから収納する

いろいろなズボンを混ぜて収納すると、どこに何があるのかわかりにくい。分類して収納すれば、使いやすい収納になるだろう。たとえば、カラーや長さ、履くシーンによって分ける方法がある。シーズンごとに違うケースや引き出しに入れれば、衣替えが簡単だ。ズボンの数や収納方法に合わせて分類しよう。

吊るすズボンを選ぶのも大事なポイント

クローゼットなどにかけるズボンが多いと、出し入れがしにくい。吊るすズボンの数を絞るのが、収納のポイントだ。よく履くズボンやシワをつけたくないズボンをハンガーに吊るしてかけ、他はたたんで収納する。かけて収納する数を決めておけば、クローゼットの中が散らかりにくい。

ズボンを収納する前のひと手間も忘れずに

脱いだズボンをそのまま収納すると、汚れや湿気をクローゼットやタンスに持ち込むことになる。洗濯していないズボンは、ブラシで汚れを軽く落として、風通しのよい場所で干してから収納しよう。ちょっとしたひと手間をかけることで、清潔に保ちやすくなる。

洗濯機に入れる前には裏返そう。ポケットやチャックを閉めると、絡まったり傷んだりする心配が少ない。シワができたときは早めにアイロンがけをする。なお、洗濯後はズボンの定位置を決めて戻すようにすれば、どこに何があるのかすぐにわかるようになるだろう。

6. ズボンの収納に便利なアイテム5選

ズボンの収納に役立つアイテムを5つに厳選した。使いやすい収納にするために役立てよう。

ニトリ「すべりにくいスラックスハンガー」

シンプルなデザインと使いやすい形状が特徴。薄型タイプなのでかさばりにくく、ズボンの枚数が多いときにもおすすめだ。かけたズボンが滑りにくいため使いやすい。

マワハンガー「ズボンツリ」

ズボンの裾をクリップで挟むタイプのハンガーだ。クリップには特殊なコーティングをしているため、はさみ跡がつかない。自重で伸びるので、シワがつきやすいズボンにおすすめだ。

レック「スラックスハンガー4段」

かける部分が4段になっており、4枚のズボンをまとめて吊るせる。少ないスペースで多くのズボンを収納できるのがメリットだ。4本のバーは動かすことができ、フックも回転するため、出し入れがしやすい。

シンコハンガー「F-Fit ストップバー」

ラバー加工をしておりズボンが滑り落ちにくい。クローゼットにかけたまま、ズボンの出し入れができるのが特徴だ。デザインがシンプルなので、クローゼットなどにも馴染みやすいだろう。

100均のブックスタンドも仕分けに便利

ズボンの収納には100均のブックスタンドが便利だ。収納ケースに入れてたたんだズボンの仕分けに使用する。混ざったり、立てて並べたズボンが倒れたりといった心配も少なくなるだろう。ただし、浅いタイプの収納ケースには使えないので、ブックスタンドが入るか高さを確認しておくことが重要だ。

7. ズボンは素材によって収納方法やたたみ方を工夫しよう

ズボンにはたたむ収納と吊るす収納がある。素材や着用する頻度によって適した収納方法が違うので、まずは分類することが重要だ。伸びやすい素材はたたむ収納、シワがつきやすい素材は吊るす収納が適している。

また、使いやすい収納にするにはたたみ方にも工夫が必要だ。キレイにたたんだズボンは、整理や収納がしやすい。ジーンズやワイドパンツ、ショートパンツなど、種類別に適したたたみ方をチェックしておこう。

結論

ズボンの収納を工夫すれば使いやすい収納になる。ズボンの生地や種類で、たたむ方法と吊るす方法を分けることが重要だ。たたむ収納には重ねたり立てて並べたりといった方法がある。吊るす収納なら専用ハンガーやフックを使おう。収納するときのポイントや役立つアイテムも紹介したので、こちらもぜひ参考にしてほしい。
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  • 公開日:

    2020年7月 4日

  • 更新日:

    2021年11月 5日

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