1. 洗濯機ラックの種類
収納スペースを増やし、洗濯機周りをスッキリまとめることができるアイテムとして人気の洗濯機ラック。まずは洗濯機ラックの種類とメリット・デメリットを紹介する。
置き型洗濯機ラックのメリット・デメリット
置き型の洗濯機ラックは土台があり、しっかりとした作りが特徴だ。洗濯物用のカゴを置けたり、ハンガーをかけられたりと多機能なものが多い。4点以上で支えるため耐荷重が高く収納スペースが多いのがメリットだ。しかし、洗濯機の周辺に土台を設置するため、ある程度のスペースが必要になる。
突っ張り型洗濯機ラックのメリット・デメリット
突っ張り型の洗濯機ラックは床と天井の間に突っ張り棒を設置するタイプのラックだ。設置に必要なスペースが少ないため、一人暮らしや洗濯機周りに余裕がない家庭でも設置できる。しかし、置き型に比べると耐荷重が低いため、収納力は低下する。
立て掛け型洗濯機ラックのメリット・デメリット
立て掛け型洗濯機ラックは脚が2本でできており、収納部分を壁に立て掛けて設置するラックである。壁があればどこでも設置でき、組み立てや移動も簡単なのがメリットだ。しかし、立て掛けているだけなので地震などで転倒する可能性がある。設置の際には固定できるようなグッズを別途用意しよう。
2. 洗濯機ラックの上手な選び方
自宅に合ったものを選ぶことが洗濯機ラックの上手な選び方ともいえるだろう。次は、洗濯機ラックを選ぶ時に注意するべきポイントを紹介する。
洗濯機と周辺スペースに合わせて選ぶ
洗濯機用ラックを選ぶ時に一番重要なのがサイズだ。洗濯機周辺のスペースに合わせたサイズを購入しなければ、設置できない可能性もある。また、サイズだけでなく防水パンや蛇口など付属品の場所も確認しておこう。調整機能の付いたラックは洗濯機を買い替えたり、引越ししたりしても使用できるためおすすめである。
素材で選ぶ
洗濯機用ラックにおすすめの素材はステンレスだ。ステンレスは湿気に強くさびにくいため、水回りに適している。しかし、ステンレス製の商品は種類が少なく高価な点がネックだ。デザイン性が高く種類も多い素材としてはスチール製や木製が挙げられる。
機能で選ぶ
ラックを選ぶ際に収納量や機能は欠かせないポイントだろう。収納棚の増設やカスタマイズができるか、洋服やタオルがかけられるハンガーラックが付いているかなど、使い勝手がよくなるような機能をチェックしよう。
3. 洗濯機ラックのおしゃれな活用事例集
洗濯機周りは洗剤など生活雑貨が多く殺風景になりやすい。次は、少しの工夫でおしゃれにできる洗濯機ラックの活用事例を紹介する。
木製や曲線ラックを使用する
洗濯機ラックは一般的に白やシルバーなどシンプルなものが多い。洗濯機周りもおしゃれにしたいと思うならば、ラック自体をデザイン性の高いものに変えるのが手軽な方法だろう。ラックの棚部分が木製なら温かい雰囲気になる。また、ラックのサイドが曲線になっているものや、ワイヤーアートのようになったデザイン性の高いラックもある。洗濯機を置いている場所の壁やほかの雑貨に合わせながらラックのデザインを選ぼう。
色を統一する
洗濯機ラックの周りの雑貨の色を統一するのもおすすめだ。洗剤や柔軟剤などは買ったままのパッケージで使うのではなく、別の容器に詰め替えることで統一感のある見た目になる。統一するカラーは、清潔感のある白色やシックな雰囲気のモノクロなどが人気だ。
4. 洗濯機ラックを手作りしてみよう
自宅にジャストフィットするサイズの洗濯機ラックがほしいなら、手作りするのも一つの方法だ。洗濯機の上部に棚を設置したり、フックを取り付けてかごを吊るしたりすれば、簡単に市販の洗濯機ラックの代わりになる。棚板やフックは100均などでも手に入り安価なため、チャレンジしやすいだろう。手作りすれば、色やデザインにこだわれるだけでなく、高さや幅など使い勝手もいい洗濯機ラックになるはずだ。
結論
今回は洗濯機の周辺に設置する洗濯機ラックについて紹介した。洗濯機の近くには洗剤やタオルなど収納したいアイテムが多くある。洗濯機ラックを設置することで、収納スペースが広くなり、部屋のなかがよりスッキリするはずだ。使い勝手がよく片付いた部屋に憧れる方はぜひ洗濯機ラックの導入を検討してもらいたい。