1. ジップロックは再利用できるか

保存や調理に便利なジップロックは、再利用ができるのだろうか。食品を入れて使用した場合について、衛生面での安全性を確認しよう。
料理を直接入れた場合
ジップロックに直接料理を入れて使用したらすぐに捨てよう。生肉に下味をつけた場合、食中毒の原因になるサルモネラ菌など危険な菌が付着する。洗剤で洗っても落とすのは難しいため、再利用するのは危険だ。
冷凍庫に入れて保存した場合でも菌は死滅はしない。加熱調理した肉や野菜など他の食材でも、菌が残るリスクがあるので注意しよう。汚れたジップロックを使い回さないことが、自分や家族の健康を守ることにつながる。
冷凍庫に入れて保存した場合でも菌は死滅はしない。加熱調理した肉や野菜など他の食材でも、菌が残るリスクがあるので注意しよう。汚れたジップロックを使い回さないことが、自分や家族の健康を守ることにつながる。
ラップと併用して再利用する
ジップロックの販売を行っている「旭化成ホームプロダクツ株式会社」では、食品を入れる場合は使い捨てを推奨している。しかし、食材や料理を直接入れなければ、ジップロックに汚れは付着しない。
どうしても再利用したいなら、ラップでつつんだりビニール袋に入れたりしてから保存しよう。一部が出ていると意味がないので、丁寧につつむのがポイントだ。
肉や魚、シチューやカレーなどを保存する場合は、水分がジップロックの中に漏れ出てしまう可能性がある。ラップやビニール袋を使った場合でも、再利用せず使い捨てにしてほしい。
どうしても再利用したいなら、ラップでつつんだりビニール袋に入れたりしてから保存しよう。一部が出ていると意味がないので、丁寧につつむのがポイントだ。
肉や魚、シチューやカレーなどを保存する場合は、水分がジップロックの中に漏れ出てしまう可能性がある。ラップやビニール袋を使った場合でも、再利用せず使い捨てにしてほしい。
2. ジップロックが再利用できる回数

ジップロックを清潔に保てば再利用が可能だ。再利用できる回数と、清潔に保つための方法について解説する。
再利用できる回数は?
ジップロックは使い捨てが基本だ。直接料理を入れない場合でも、何回も繰り返して再利用するのは不潔。毎回ラップやビニール袋を使って食品を丁寧につつみ、数回ほど使用したら捨てよう。
ジップロック以外のジッパー付ポリ袋だと、繰り返して再利用できるタイプもある。回数や使い方は説明に従い、不明な点があるなら直接問い合わせると安心だ。
ただし、回数に関わらず汚れがついたり、破れたりした場合は、再利用せず捨てたほうがよいだろう。汚れたジップロックは、ゴミ袋としてなら使用できる。
ジップロック以外のジッパー付ポリ袋だと、繰り返して再利用できるタイプもある。回数や使い方は説明に従い、不明な点があるなら直接問い合わせると安心だ。
ただし、回数に関わらず汚れがついたり、破れたりした場合は、再利用せず捨てたほうがよいだろう。汚れたジップロックは、ゴミ袋としてなら使用できる。
再利用するときは洗う
一度使ったジップロックは、丁寧に洗ってから再利用しよう。見えない汚れがついている場合もあり、丁寧に落とす必要がある。
ただし、水洗いだけだと汚れはあまり落ちない。清潔に保つためには、洗剤を使って正しい方法で洗うことが重要だ。
ただし、水洗いだけだと汚れはあまり落ちない。清潔に保つためには、洗剤を使って正しい方法で洗うことが重要だ。
食品以外なら何回でも
収納など食品以外にジップロック使用するなら、再利用は可能だ。細かい小物をまとめたり、旅行のときに衣類を分類したりと、いろいろなシーンで役立つ。
壊れるまで何度でも繰り返して使用できる。ただし、汚れが酷いと収納したものに付着する可能性があるので、洗ったり交換したりしたほうがよいだろう。
壊れるまで何度でも繰り返して使用できる。ただし、汚れが酷いと収納したものに付着する可能性があるので、洗ったり交換したりしたほうがよいだろう。
3. ジップロックを再利用するときの洗い方

ジップロックを再利用するときの洗い方について紹介する。使うものは中性洗剤とスポンジ、アルコールスプレーだ。清潔な状態で再利用するには、隅々までキレイにする必要がある。
1.ジップロックに水を入れて内側を水洗いする
2.中性洗剤とスポンジを使ってこする
3.付着した中性洗剤を水ですすぐ
4.水気をきったらアルコールスプレーを吹きかける
ジップロックの底や折り目には汚れが溜まりやすいので、裏返しにして丁寧に洗おう。汚れが酷かったり落ちなかったりする場合は、再利用を諦めてほしい。
1.ジップロックに水を入れて内側を水洗いする
2.中性洗剤とスポンジを使ってこする
3.付着した中性洗剤を水ですすぐ
4.水気をきったらアルコールスプレーを吹きかける
ジップロックの底や折り目には汚れが溜まりやすいので、裏返しにして丁寧に洗おう。汚れが酷かったり落ちなかったりする場合は、再利用を諦めてほしい。
4. ジップロックを再利用するときの乾かし方

ジップロックを再利用する場合、洗ったあとの乾燥がとても重要だ。袋の内側は乾かしにくく、水分が残りやすい。カビが発生することもあるので、濡れたまま再利用するのは危険だ。
開いた部分が上になるように逆さまにしたら、風通しの良い場所に吊るす。複数のジップロックを洗ったときは、間隔を開けて干すのがポイントだ。
ジップロックの表側が乾いたのを確認したら、裏返して隅々まで乾燥させよう。必ず水分が残っていないかを確認してから再利用してほしい。また、干す前に乾いた清潔な布で軽く拭いておけば、乾燥までの時間を短縮できる。
開いた部分が上になるように逆さまにしたら、風通しの良い場所に吊るす。複数のジップロックを洗ったときは、間隔を開けて干すのがポイントだ。
ジップロックの表側が乾いたのを確認したら、裏返して隅々まで乾燥させよう。必ず水分が残っていないかを確認してから再利用してほしい。また、干す前に乾いた清潔な布で軽く拭いておけば、乾燥までの時間を短縮できる。
結論
ジップロックに食品を入れた場合は、使い捨てるのが基本だ。食品を直接入れたあとに再利用すると、食中毒などのリスクがある。もし再利用したい場合は、食材や料理をビニール袋やラップを使って丁寧にくるんでからジップロックに入れよう。再利用する前に中性洗剤を使って洗い、数回ほど利用したあとは捨ててほしい。ジップロックを安全に再利用するためには、清潔に保つことが重要だ。
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