1. そもそも杖置きとは?

杖置きは、杖を机や台などに固定する道具を指す。「杖ホルダー」や「ステッキホルダー」と呼ばれることもある。
家の中や外出先で杖を使っていると、手を使うときに杖を置いたり立てかけたりしなくてはならないが、ちょうどいい置き場所はなかなかないものだ。テーブルや壁などに立てかけておいても、不安定な杖が倒れてしまうことも多い。
そんなときに杖置きを机やテーブル、台、壁などに固定すると、杖をしっかり立てかけられる。杖置きは、杖を倒さずに立てておくのに便利なアイテムなのだ。
家の中や外出先で杖を使っていると、手を使うときに杖を置いたり立てかけたりしなくてはならないが、ちょうどいい置き場所はなかなかないものだ。テーブルや壁などに立てかけておいても、不安定な杖が倒れてしまうことも多い。
そんなときに杖置きを机やテーブル、台、壁などに固定すると、杖をしっかり立てかけられる。杖置きは、杖を倒さずに立てておくのに便利なアイテムなのだ。
2. 杖置きの種類や選び方

杖置きには、ネジで固定するタイプ、粘着テープで固定するタイプ、台にのせるタイプ、ベッドの手すりに挟んで固定するタイプなど、固定方法によってさまざまな種類がある。いずれもメリットやデメリットがあり、それぞれ使用できるシーンも異なるため、用途に合わせて選ぶといいだろう。
使いたい場所が決まっている場合は固定できるタイプを
机や台、テーブルなど特定の場所に杖を置きたい場合は、固定できるタイプの杖置きを選ぼう。
このタイプのメリットは、ネジや粘着テープなどでしっかり固定するため安定性が高いことだ。ただし、設置場所を変えたい場合は手間がかかるというデメリットもある。使いたい場所が決まっている場合におすすめのタイプといえる。
このタイプのメリットは、ネジや粘着テープなどでしっかり固定するため安定性が高いことだ。ただし、設置場所を変えたい場合は手間がかかるというデメリットもある。使いたい場所が決まっている場合におすすめのタイプといえる。
外出先で使いたい場合は持ち運びタイプを
外出先で手を使う際に杖を置きたい場合は、持ち運べるタイプの杖置きを選ぼう。
このタイプは杖に杖置きを装着したあと、杖置きを机や台の上にのせて固定する。滑り止めのシリコンが付いているなど落ちにくくなってはいるが、安定性は上記のタイプに劣るのがデメリットだ。
このタイプは杖に杖置きを装着したあと、杖置きを机や台の上にのせて固定する。滑り止めのシリコンが付いているなど落ちにくくなってはいるが、安定性は上記のタイプに劣るのがデメリットだ。
手すりに取り付けたい場合ははめ込みタイプを
ベッドの手すりなど、パイプ部分にはめ込むタイプの杖置きもある。机や台など平らな場所以外で使いたい場合はこのタイプを選ぶといい。
ベッドや車椅子に固定して使ったり、手押し車やシルバーカーに付けて外出先に持ち歩いたりもできる。
ベッドや車椅子に固定して使ったり、手押し車やシルバーカーに付けて外出先に持ち歩いたりもできる。
サイズで選ぶのも大切
忘れてはならないのは、杖の直径に合ったサイズの杖置きを選ぶことだ。直径の大きい杖を使っている場合、杖置きのホルダー部分が小さいと杖がはまらない場合もある。杖の直径を把握し、それに合ったサイズの杖置きを選ぼう。
3. 杖の置き忘れを防止するコツ

外出先で杖置きを使う方の中には、「うっかり杖置きごと杖を置き忘れてしまった」という経験がある方も多くいるようだ。
杖の置き忘れを防止するためには以下のような対策をするといいだろう。一例だがぜひ参考にしてほしい。
杖の置き忘れを防止するためには以下のような対策をするといいだろう。一例だがぜひ参考にしてほしい。
音が出るグッズを付ける
なくしたくないものに付けて一定距離から離れると、音が鳴ったりスマホに通知を送ってくれたりするグッズもある。杖をよくなくす方は付けてみてはいかがだろうか。
目立つキーホルダーやマスコットを付ける
大きなキーホルダーやマスコットなど、目立つグッズを杖に付けるのも1つの手だ。そうすると自然と杖に目がいき、置き忘れる回数が減るかもしれない。
目印として名前を書く
置き忘れ防止策ではないが、万が一置き忘れたときに持ち主がわかりやすいよう、杖に名前を書くのもいいだろう。名前を書いたシールを貼ったり、ネームプレートを付けたりすると、紛失した杖が戻ってきやすくなるはずだ。
4. 杖置きのおすすめ商品3選

最後に、おすすめの杖置きを3つ紹介しよう。自宅で使うのか持ち運びたいのかを考え、使用シーンに合った杖置きを選ぶといい。
サンセイ「杖やすめ T型」
粘着シールで机や台に固定するタイプの杖置き。自宅のテーブルや壁のほか、店や施設のカウンターにも設置できる。カラーバリエーションも5色と豊富だ。
つえ姫「つえ姫オリジナル フラワー柄 杖ホルダー」
杖専門店が開発した、持ち運び可能な杖置きだ。約30gと軽量なので、杖に付けても負担にならない。花柄もオシャレなうえ、ラバーゴムが付いているので濡れた場所にも置ける。
オフィス・ラボ「つえポンSBL」
手すりに取り付けられる杖置きで、滑り止め付きのホルダーでしっかり固定できるため安定性が高い。同シリーズには、シルバーカーやベッドのパイプに付けられる杖置きもある。
結論
杖を使っている方にとっては非常に便利な杖置き。自分用にはもちろん、歩くのが大変になってきた家族や知り合いへのプレゼントにもおすすめだ。置き忘れなどのリスクも否めないが、紹介したコツを参考に置き忘れないよう工夫してほしい。