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時計の洗浄方法!重曹を使う方法と革ベルトを洗うコツや注意点も解説

時計の洗浄方法!重曹を使う方法と革ベルトを洗うコツや注意点も解説

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

2020年7月28日

数ある時計の中でも「腕時計」にフォーカスして、洗浄方法や注意点をまとめた。どんなに高級でオシャレな腕時計も、文字盤やベルトが汚れていたら不衛生に見られてしまうだろう。重曹を使った洗浄方法や、革ベルト・金属ベルトに分けた洗浄のコツなどをお伝えする。ぜひ本稿を参考に、腕時計をキレイに磨いてみよう。

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1. 時計に溜まる汚れとは?洗浄できる?

肌に直接身につける腕時計には、さまざまな汚れが蓄積されていく。汚れの種類は文字盤とベルトで異なる場合もある。まずは洗浄方法の前に、腕時計に溜まる汚れについて詳しくなっておこう。

文字盤表面の汚れ

  • 日焼け
  • 色あせ
  • ホコリ など
腕時計の文字盤の汚れは、多くがこうしたものだ。日光を浴び続けることで徐々に日焼けしたり色あせたりする。空気中の湿気の影響で錆が発生することもある。もちろんホコリなども付着するし、衝撃によってできた細かい傷の中に汚れが溜まることもあるだろう。とくに年代物の腕時計は防水仕様でないものが多く、錆が発生しやすいとされている。また、たとえ防水仕様であっても湿気の影響を受けて文字盤が劣化したり、経年劣化で防水性が低下したりして錆が発生する可能性もある。

文字盤の裏やベルトの汚れ

  • ホコリ
  • 皮脂
  • 金属粉(金属ベルトの場合) など
一方、文字盤の裏(皮膚に触れる側)やベルトにはこうした汚れが溜まりやすい。金属ベルトは使い続けるうちに金属同士の摩擦ですり減り、隙間が広くなることがある。そこへ、摩擦の際の金属粉が溜まることがあるのだ。隙間には、金属粉のほか汗や垢、ホコリなども溜まっていく。また革ベルトは、汗をそのままにすると染み込んでシミになったり、雑菌が繁殖してイヤなにおいを発したりすることがある。

腕時計は洗浄できる?

汚れを放置すると腕時計の寿命を縮めることにつながる。大切な腕時計を長く使い続けるためにも、文字盤やベルトは定期的に洗浄することが大切だ。基本的には自分で洗浄できるが、文字盤の中の汚れなどは自分では洗浄できないことが多い。その際は、時計店などに持ち込んでプロの手でキレイに洗浄してもらうことも検討しよう。なお、日焼けや色あせおよび、文字盤そのものの劣化などは洗浄しても回復しない可能性が高い。いわゆる一般的な「落とせる汚れ」ではないからだ。念のため時計店などに持ち込んで、対処法があるのかどうか相談してみるとよいだろう。

腕時計を洗浄するタイミングは?

腕時計は毎日のように洗浄する必要はないが、逆にいつ洗浄すればよいのかも分かりにくい。明らかに汚れているときはもちろん、それ以外でも汗を多くかいた日やベタベタが気になるとき、腕時計がこすれて服などに黒い汚れが付着したときなどを目安にしよう。

2. 防水仕様の時計や金属ベルトは重曹で洗浄できる

腕時計を自分で洗浄する方法を紹介する。まずは重曹を使った洗浄からだ。

重曹を使った腕時計の洗浄方法

  • 重曹と、時計が完全につかる容器を用意する
  • 容器にぬるま湯を入れ、スプーン1〜2杯分の重曹を溶かす
  • 腕時計を10〜15分ほどつけ置きする
  • 流水でよくすすぎ、乾いたキレイな布で水気を拭き取る
  • 完全に乾燥させれば完了
上記は、まるごと水に浸せる防水仕様の腕時計だった場合の洗浄方法だ。非防水仕様の文字盤は、クロスなどで拭き上げよう。なお、文字盤部分が非防水仕様でベルトが金属製の腕時計だったときは、ベルト部分だけでもこの方法で洗浄するとよい。ベルトが取り外せない腕時計は、容器の上に割り箸などを渡して文字盤を載せ、ベルトだけが水溶液につかるようにする方法がある。ただし、くれぐれも文字盤の部分が濡れないように気をつけてほしい。
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3. 時計が革ベルトだったときの洗浄および脱臭方法

続いて、腕時計が革ベルトだったときの洗浄方法と脱臭方法を紹介する。

革ベルトの洗浄方法

  • 中性洗剤を水で薄めて、キレイな柔らかい布に含ませる
  • 革ベルトを優しく擦るように汚れを落としていく
  • 水に濡らして固く絞った別の布で、洗剤が残らないように拭く
  • さらに別の乾いた布で拭いて、風通しのよい日陰で乾燥させる
水で丸洗いできない革ベルトは、この方法で洗浄しよう。また、革ベルトでにおいが気になる方もいるだろう。その際は以下の手順で脱臭できるので試してみてほしい。乾いたあとに乾燥が気になったときは、皮革製品用のクリームなどを塗って油分を補給しておこう。

革ベルトの脱臭方法

  • できるだけ網目の細かい、ハンカチ大の布を用意する
  • 重曹とジッパー付きの袋を用意する
  • 大さじ3杯ほどの重曹を布で包み、袋に入れる
  • 腕時計をベルトごとビニール袋に入れる
  • 封をして2〜3日そのままにしておく
これは、重曹が持つ脱臭作用を活用したものだ。においが気になるときは、洗浄のついでに脱臭しておくとより気持ちよく腕時計を装着できるだろう。

4. 時計を洗浄する際の注意点と店での洗浄について

最後に、腕時計を洗浄する際の注意点について解説する。

防水性能はきちんと確認する

ひと口に「防水」といっても、その程度はメーカーや商品によって異なる。本稿では文字盤ごと水に浸す洗浄方法を紹介したが、あくまで完全防水だった場合のやり方だ。必ず事前にお使いの腕時計の仕様書などを確認してほしい。

金属ベルトは素材を確認する

たとえばアルミや銅、真鍮といった素材は重曹の使用に適さない。反応して黒ずんでしまうといったリスクがあるため、重曹を使って洗浄する際は腕時計の金属が重曹を使える素材であるか確認しておこう。

非防水仕様は水濡れ防止にラップを

非防水仕様の腕時計を洗浄する際、文字盤などの隙間から水が侵入するのを防ぐことが大切だ。食品用のラップで文字盤周りを包むなどして、濡れるのを防ごう。

洗浄後は完全に乾燥させる

金属に水滴が残っていると錆の原因になってしまう。革も同様にシミになったりカビが生えたりするおそれがある。ドライヤーなどで一気に乾かす方法もあるが、時計は精密機器だ。熱によって故障したり素材を傷めたりする可能性があるため、控えたほうがよいだろう。風通しのよい場所で陰干しをして完全に乾かそう。

取扱説明書をよく読む

たとえばセイコーでは、コーティングされているガラス面の掃除について、酸性やアルカリ性の洗剤ではなく中性洗剤を指定している。重曹は、ややアルカリの性質を持つため、コーティングが剥がれる可能性がある。腕時計を洗浄する際は、事前に必ず取扱説明書またはメーカーのホームページなどを確認しておこう。

ベルトの脱着や落下などにも注意

ベルトを取り外して洗浄する際は、無理やり脱着しないように気をつけよう。本体が破損したり傷ついたりするおそれがある。また、腕時計を洗浄する際に落下して破損することのないよう、取り扱いにも十分注意しよう。

時計店でプロの手で洗浄してもらうのもおすすめ

お伝えしてきたように、腕時計は自分で洗浄できる。だが不慣れな方や防水仕様かどうか分からない方などは、失敗する心配もあるだろう。少しでも不安があれば無理をせず、時計店に持ち込んでプロの手で洗浄してもらうことをおすすめする。

結論

腕時計は定期的に洗浄することで長く使い続けることができる。洗浄の際は、事前に必ず取扱説明書やメーカーのホームページを確認し、注意事項を確認しておこう。自分で洗浄しきれない汚れは、時計店に持ち込んでプロにお任せするとよいだろう。
     

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