目次
1. 薪ラックはキャンプでもご家庭でも重宝するアイテム

薪ラックとは文字通り、薪を保管しておくラックのことだ。ログ(丸太)ラックと呼ぶことも多いのであわせて覚えておこう。
薪ラックはキャンプで重宝するアイテム
キャンプが趣味の方なら知っていて当然かもしれないが、薪ラックはキャンプの「必須アイテム」といっても過言ではないほど重宝する。たとえばキャンプ場の地面が濡れていたとき、薪をそのまま置いてしまうと湿って火がつかなくなる。車が近ければよいが、遠ければ最悪だ。そんなとき、薪ラックがあれば地面に直接置かずに済むのだ。テーブルとしても使えるタイプなら、さらに便利だろう。
薪ストーブがあるご家庭なら薪ラックは必須
薪ストーブをお使いのご家庭であれば、薪ラックは必須アイテムだ。キャンプなど一時的な用途ではなくひと冬を過ごせる分だけの薪を保管することになるため、サイズもかなり大きなものになるだろう。
いずれにしても、薪ラックは形が不揃いの薪をスッキリ保管したり、湿るのを防いだりするために欠かせないアイテムだ。
いずれにしても、薪ラックは形が不揃いの薪をスッキリ保管したり、湿るのを防いだりするために欠かせないアイテムだ。
2. 薪ラックを簡単に自作する方法を紹介

初心者の方にも比較的簡単にできる薪ラックの自作方法を紹介する。
折りたたみのマガジンラックでもOK
とてもDIYとは呼べないが、折りたたみできるマガジンラックを薪ラックとして使うことができる。ただし木製の場合は、火元から遠ざけて使うようにしよう。
組み立てるだけのキットも販売されている
たとえば、薪ストーブの輸入販売などを手がけるファイヤーサイドなどでは、手軽に組み立てができる薪ラックを販売している。ボルトで留めるだけなので、DIYが苦手な方も安心だ。
薪ラックを本格的に作る方法
ブロック4個(基礎用)、2×4材適量、水平器、防腐剤、ペンキなどの塗料、そして薪ラック用の金具を用意しよう。いずれも通販やホームセンターなどで手に入る。2×4材とはDIYで人気の木材だが、必ずしもこのサイズでなくてもよい。スノコなどを使ってもOKだ。
まずは地面を平らに均し、4箇所に基礎となるブロックを置いたら、水平器でレベルを確認しよう。斜めになっていると薪が崩れるなどして危険だ。必ず水平になっているか確認してほしい。次に2×4材など木材に防腐剤や塗料を塗ったら、小屋を建てるイメージで枠や柱を組んで完成だ。木材の固定には薪ラック用の金具を使うと便利なので通販などで入手しておこう。
まずは地面を平らに均し、4箇所に基礎となるブロックを置いたら、水平器でレベルを確認しよう。斜めになっていると薪が崩れるなどして危険だ。必ず水平になっているか確認してほしい。次に2×4材など木材に防腐剤や塗料を塗ったら、小屋を建てるイメージで枠や柱を組んで完成だ。木材の固定には薪ラック用の金具を使うと便利なので通販などで入手しておこう。
3. DIYが苦手な方におすすめの薪ラック3選を紹介

続いて、市販の薪ラックのおすすめを紹介しよう。
Hang Out(ハングアウト)「ログキャリーウィズスタンド」
W430×D370×H325mmの折りたたみできる薪ラックだ。キャンプなどアウトドアに便利な薪ラックがほしいという方におすすめする。
商品情報
- 商品名:Hang Out ハングアウト ログキャリーウィズスタンド
- Amazon商品ページはこちら
Lienbacher(リーンバッハー)「キャスター付き ログワゴンラック」
W300×D350×H790mmの薪ラックで、移動に便利なキャスターが付いている。前面ガード内に34cm、その上からは40cm程度の高さまで薪を収納できる。
商品情報
- 商品名:Lienbacher ログワゴンラック(キャスター付)
- Amazon商品ページはこちら
EARTH&FOREST(アースアンドフォレスト)「ログラック(L)」
薪1束の直径を22.5cmとした場合、約50〜60束収納できる大容量ラックだ。薪ストーブをお使いでラックをお探しのご家庭にいかがだろうか?
4. 万が一の雨に備えて薪ラックに屋根を付けよう

キャンプなどアウトドアで薪ラックを使用する際、あるいは屋外で薪を保管する際などは、ラックに屋根もしくはカバーを付けよう。
市販のカバーが手軽で便利
薪ストーブや関連商品を取り扱っているダッチウエストジャパンでは、薪に直接かけるログカバーや、薪ラックに取り付けできるカバーを販売している。手軽に雨対策をしたいときはこうした商品が便利だ。
波板などを使って簡単に屋根を作るのもアリ
薪ラックのサイズに合わせた波板を取り付けるだけで、簡単に屋根を自作できる。安価な塩ビ製もあるが、耐久性の点で不安があるためできれば素材はポリカーボネートなどがよい。見た目重視で薪ラックと同じ木材を使用する方法もあるが、その場合は枠組みの上に合板を張ってから、さらにアスファルトシングルと呼ばれる屋根材を張ろう。これなら見た目にもカッコいいし、耐久性や防水性も確保できる。
結論
薪ラックは薪をスッキリ収納できるだけでなく、地面から離すことで湿気を溜めないようにする効果もある。市販の薪ラックももちろんおすすめだが、意外と手軽に自作できるので、機会があればぜひ、こだわりの木材などを手に入れて自作してみよう。