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清潔な固形石鹸の写真

固形石鹸の保管方法は?雑菌の繁殖を防いで清潔に使い切るコツを伝授

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2022年1月 7日

石鹸といえば液体が主流だが、長年固形石鹸を愛用し続けている方も多い。固形石鹸のよさを再認識し、液体石鹸を経て戻ってきたという方もいるだろう。そんな固形石鹸の問題のひとつが保管方法だ。本稿では固形石鹸を最後まで清潔に使い切るための保管方法や、保管するのに便利なおすすめアイテムも紹介する。

  

1. 固形石鹸の保管方法が重要な理由

水(お湯)に濡れて泡立っている固形石鹸の写真
固形石鹸をなんとなくソープディッシュに置いている、あるいはお風呂や洗面台の石鹸置きに置いているという方は、一度保管方法を見直してみてはいかがだろうか?固形石鹸の保管方法が重要とされる理由を解説する。

「ヌメヌメ」は雑菌の温床になりうる

固形石鹸は水またはお湯で溶かして使う。使用直後はもちろん、普段から水に濡れやすいお風呂の床や鏡の前、洗面ボウルのすぐ横などで保管している場合も濡れて膨潤することがある。膨潤してヌメヌメした固形石鹸は、雑菌が繁殖しやすい状態だ。
そもそも石鹸には除菌(商品によっては殺菌)作用があるため、普通に考えれば雑菌まみれになることは考えにくい。だがあまりに膨潤している場合などは、雑菌が繁殖するリスクがゼロではないと思っておこう。
せっかく顔や体をキレイにするための固形石鹸も、保管方法を誤ると不衛生になってしまう。固形石鹸の保管方法が重要であるという理由のひとつである。

汚れの原因にもなる

たとえばお風呂の床に直接石鹸を置いて保管しているとしよう。雑菌の繁殖が懸念されるのももちろんだが、皮脂や抜け毛などと絡まり合うとお風呂の床も汚れてしまう。当然、掃除が大変にもなる。保管方法ひとつで掃除の負担が変わるということも覚えておこう。

どんどん溶けてしまう

もうひとつ、水やお湯が頻繁にかかる場所に保管していると、固形石鹸が溶けて徐々に小さくなってしまう。よほどでなければ極端に小さくなることはないだろうが、長い目で見れば、かつ極端にいえばその分コストがかかることになる。固形石鹸を少しでも長持ちさせるという観点からも、保管方法は重要だ。

2. 固形石鹸を清潔に保管する方法と4つのポイント

タオルの上に置かれた、清潔な固形石鹸の写真
それでは、固形石鹸をどのように保管するのが正解なのだろうか。

固形石鹸を上手に保管するためのポイントとは?

お伝えしたように、固形石鹸は水やお湯で簡単に溶けてしまう。濡れた状態が続けば汚れや雑菌の温床となることもある。すでに実践している方も多いかもしれないが、固形石鹸を上手に保管するポイントは「水気を切る」ことにある。

1.使用後は軽く洗う

使用した直後は膨潤しており、表面がヌメヌメした状態である。このまま保管してしまうと溶けたり雑菌が繁殖したりするおそれがある。使用後は必ず軽く洗い流し、ヌメヌメを落としておこう。

2.水気を切ってから保管する

軽く洗い流してヌメリを落としたら、水気を切って保管しよう。たとえばネットに入れて吊るしてしまう方法がある。吊るしておけばそのまま使えるし、お風呂の床や洗面台の天板に触れることはないうえ通気性も確保できるという利点がある。

3.水やお湯がかかりにくい場所に保管する

床や壁の低い位置、蛇口のそばなどに保管するのは避けたほうがよいだろう。固形石鹸を使っていないときも、水やお湯がかかりやすいためだ。蛇口よりも高い場所、あるいは毎回取りに行くのが面倒かもしれないが、水回りから少し離れた場所に保管するのはいかがだろうか。

4.水切れのよいソープディッシュなどのアイテムを使う

固形石鹸の保管にソープディッシュを使っているご家庭も多いだろう。そのソープディッシュの水切れはいかがだろうか?水が溜まるタイプはヌメヌメが発生し、雑菌が繁殖するおそれがある。固形石鹸そのものもそうだが、ソープディッシュ自体にも繁殖すると思っておこう。
それを避けるためには、メッシュ状になっているなど、水がよく切れるタイプを使うのがおすすめだ。

3. 固形石鹸を保管するのに便利なおすすめアイテム3選

ソープディッシュと固形石鹸の写真
固形石鹸の保管にピッタリなアイテムを3つ紹介する。

レック「マグネット 石けん皿」

お風呂場の壁が磁石に対応しているご家庭向けの商品だ。強力な磁石で壁に取り付けることができる。ふた付きで水やお湯がかかりにくく、ステンレスワイヤーなので水切れもバッチリだ。

ソイル「珪藻土 ソープディッシュ」

洗面台などに固形石鹸を保管する際におすすめなのがこちら。吸水性、調湿性などに優れた珪藻土で作られているため、置いておくだけで水分を吸収し乾燥を促してくれる。お風呂場に使えるよう、耐水性も考えられている商品だ。

ダルトン「マグネット ソープホルダー」

固形石鹸を宙に浮かせて保管できるという、珍しいアイテムである。固形石鹸側に金具を取り付け、ホルダー本体は壁(鏡)に吸盤で取り付ける。本体の先端に磁石が付いており、固形石鹸の金具とガチっとくっつく仕組みだ。

4. 固形石鹸を正しく保管して最後まで清潔に使い切ろう

泡立っている固形石鹸の写真
固形石鹸やソープディッシュに雑菌が繁殖してしまうのを防いだり、溶け崩れを防いだりするためにも、保管方法が大切になる。そこまで神経質になる必要はないが、やはり最後まで清潔に使い切るためには、保管方法を見直してみることも考えてみてはいかがだろうか?

結論

固形石鹸は、濡れたままだと雑菌が繁殖して不衛生になるだけでなく、溶けてしまうので保管方法が重要になる。「水気を切ること」「水やお湯がかかりにくい場所を選ぶこと」「水切れのよいアイテムを使うこと」など、ポイントを押さえて上手に保管しよう。
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  • 公開日:

    2020年8月 2日

  • 更新日:

    2022年1月 7日

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