1. 水筒の収納で重要なポイントは乾かすこと

水筒を収納するにあたって、重要なポイントがある。衛生面に関わることなので、最初に確認しておこう。
水筒の収納のポイントは「乾燥」にあり
水筒の収納で重要なのは乾燥させることだ。奥まで手が入らないものも多く、時間はかかるが基本的には自然乾燥させるのが一般的だろう。うっかり濡れたまま収納してしまうと、細菌が繁殖するおそれがあるため気をつけよう。
厚生労働省(※1)によれば、細菌が増殖するのを防ぐには、食器類を十分洗ったあと水滴を拭き取ること、そして乾燥させることが有効とのことだ。食器類の例だが、水筒に当てはめても水分が残っていれば細菌が繁殖してしまうおそれがあると考えてよいだろう。週2〜3回など、使用頻度が少ない水筒はとくにしっかり乾燥させてから収納したいところだ。
厚生労働省(※1)によれば、細菌が増殖するのを防ぐには、食器類を十分洗ったあと水滴を拭き取ること、そして乾燥させることが有効とのことだ。食器類の例だが、水筒に当てはめても水分が残っていれば細菌が繁殖してしまうおそれがあると考えてよいだろう。週2〜3回など、使用頻度が少ない水筒はとくにしっかり乾燥させてから収納したいところだ。
2. 水筒の収納アイデア

円筒形の水筒は、寝かせればコロコロ転がってしまうし、立てれば縦のスペースが必要になる。収納場所や収納方法に困ることが多いアイテムだ。うまく収納するためのアイデアをいくつか紹介する。
棚板の高さを調節して収納する
棚板の高さが調節可能な棚に水筒を収納する場合、水筒を寝かせた状態で棚板の高さを合わせるだけでよい。水筒の中を乾燥させるため、キャップは外してPP(ポリプロピレン)ケースなどに入れて別途収納しよう。棚板がちょうどよい高さに調節できないときは、結束バンドを使って突っ張り棒にワイヤーネットを括りつけ、簡易的な棚板を作ってしまう方法もある。いずれも100均で手に入るアイテムなので、棚板の調節がうまくいかないときは試してみてほしい。
なお水筒を立てて収納するときは、いちばん背の高い水筒に棚板の高さを合わせ、ファイルボックスなどに入れるとスッキリ収まるはずだ。ただし、立てて収納する場合は口が上を向くため、乾燥のためにとキャップを外すとホコリが入るおそれがある。できれば寝かせる収納をおすすめしたい。
なお水筒を立てて収納するときは、いちばん背の高い水筒に棚板の高さを合わせ、ファイルボックスなどに入れるとスッキリ収まるはずだ。ただし、立てて収納する場合は口が上を向くため、乾燥のためにとキャップを外すとホコリが入るおそれがある。できれば寝かせる収納をおすすめしたい。
ファイルボックスに寝かせて収納する
水筒を寝かせて収納する際、左右のスペースに余裕があるとコロコロ転がってしまうことがある。これを防ぐには、ファイルボックスを寝かせて水筒を収納すればよい。ファイルボックスに限らず、仕切りかごや収納ケース、ブックエンドなど転がってしまうのを防げれば何でもOKだ。
毎日使う水筒はあえて収納せず出しておく
職場や子どもの学校など、平日毎日使う水筒だったときは、棚などに収納せず出したままにしておく方法もある。このあと紹介するスタンドなどを使って逆さにしておけば、乾燥もできて一石二鳥だ。
3. 水筒の収納や速乾を助ける便利なアイテム3選

水筒を収納するのに便利なアイテムや、速乾を助けてくれるアイテムを紹介しよう。
無印良品「ポリプロピレンファイルボックス」
ファイルボックスを使えば、立てて収納する際はもちろん、寝かせて収納するときにコロコロ転がってしまうのも防げる。サイズが豊富にあるので、ご家庭の収納スペースに合わせて選ぼう。
山崎実業「キッチンエコスタンド タワー」
水筒を計4本まで逆さにして立てておけるスタンドだ。効率よく水切りや乾燥ができるほか、毎日使う水筒ならそのまま出しておくこともできる。使わないときはコンパクトに折り畳めるのもうれしい。
マーナ「エコカラット ボトル乾燥スティック」
速乾を助けてくれるアイテムがこちら。珪藻土よりも優れた吸放湿性があるとされる、多孔質セラミックスで作られている。洗い終わった水筒に入れるだけで、自然乾燥よりも効率よく乾燥させられる。
4. 水筒を洗うスポンジの収納方法も知っておこう

水筒を洗うための、柄の付いたスポンジをお使いのご家庭も多いだろう。最後に、水筒用スポンジの収納についても触れておく。
水筒用スポンジの収納方法
基本的には、食器洗い用スポンジと同じように水気を切って乾燥させることが大切だ。だが水筒用の場合は柄が付いているため、収納場所に困ることもあるだろう。「吊るす」「置く」といった方法があるが、たとえば次のようなアイテムを使うと収納しやすいのではないだろうか。
ジョセフジョセフ「スポンジ置き」
水筒用スポンジの柄を下にして立てておくことができる。排水口が付いており、水を受けるトレーが傾斜しているので水切りもバッチリだ。
コシオカ産業「洗剤スポンジラック スリム」
同じくスポンジ置きだが、こちらは柄を上にして置くタイプだ。錆びにくいとされるステンレス製で、傾けて設置できる水切りトレーが付いている。
無印良品「ステンレスひっかけるワイヤークリップ」
水筒用スポンジの持ち手に紐が付いていればこちらがおすすめだ。レンジフードにマグネット式のタオルバーなどを取り付け、このクリップで吊るす収納ができる。
結論
水筒を収納する際は、細菌の繁殖を防ぐためにも乾燥を心がけよう。キャップを閉めてしまうと水分が飛ばないおそれがあるため、外して別々に収納することをおすすめしたい。水筒の収納に便利なアイテムも数多く販売されているので、この機会に探してみてはいかがだろうか?