1. 眼鏡拭きの洗い方を知る前に!そもそも洗うべきもの?
眼鏡拭きクロスの洗い方の前に、そもそも洗うべきものなのかを考えていこう。
洗い方の前に!眼鏡拭きクロスは「洗うべき」
眼鏡拭きクロスは眼鏡の汚れ落としに使うものだ。したがって汚れが付着する。ケースなどに入れずに保管している場合、空気中のホコリなども付着するだろう。一見キレイそうに見えても、繊維の間に汚れが溜まっていることもある。汚れた眼鏡拭きクロスで眼鏡を拭いてしまうと、レンズに傷が付いたり汚れが移ってしまったりする。ホコリや皮脂などが付いた状態のまま繰り返し拭けば、コーティングが少しずつ剥がれてしまうことも考えられる。洗い方は後述するが、まずは眼鏡拭きクロスは洗うべきアイテムであることを再認識しておこう。
2. 洗濯機を使った眼鏡拭きの洗い方
眼鏡拭きクロスの洗い方は「洗濯機」「手洗い」で異なる。まずは洗濯機を使った眼鏡拭きクロスの洗い方から紹介する。用意するものは洗濯ネットと液体の中性洗剤(オシャレ着用があればなおよし)だ。
洗濯機で眼鏡拭きクロスを洗う方法
- 眼鏡拭きクロスを洗濯ネットに入れる
- 中性洗剤を使って標準コースで洗濯する
洗い方のポイントは、洗濯ネットに入れることと液体の中性洗剤を使うことだ。脱水が終わったらすぐに取り出し、ハンガーなどにかけて風通しのよい日陰で乾かそう。なお、洗う頻度は眼鏡拭きクロスの使用状況や汚れ具合などにもよるが、おおよそ週1回を目安にするとよいだろう。もちろん、ほかの洗濯物と一緒で構わない。
3. 手洗いによる眼鏡拭きの洗い方
次に、手洗いによる眼鏡拭きクロスの洗い方を紹介する。用意するものは桶と液体の中性洗剤だ。オシャレ着用の中性洗剤があればそちらをおすすめする。
手洗いによる眼鏡拭きクロスの洗い方
- 桶にぬるま湯(30〜40℃)をはる
- 中性洗剤を1〜2滴垂らしてよく溶かす
- 眼鏡拭きクロスを浸して優しくもみ洗いをする
- ぬるま湯を入れ替えながら泡立たなくなるまで3回ほどすすぐ
- タオルに挟んで脱水する
手洗いによる眼鏡拭きクロスの洗い方は以上だ。デリケートな繊維なのでゴシゴシこするのは控えよう。また洗剤の量が多いと残ってしまうおそれがあるため、入れすぎには気をつけてほしい。あとは、洗濯機を使った洗い方のところでお伝えしたようにハンガーにかけて風通しのよい日陰で乾かそう。
4. 眼鏡拭きの洗い方で気をつけるポイント
眼鏡拭きクロスの洗い方で気をつけたいポイントをまとめた。正しい洗い方とあわせて注意点も覚えておこう。
眼鏡拭きクロスの洗い方で気をつけるポイント
- 漂白剤や柔軟剤は使用しない
- 洗濯機を使った洗い方では洗濯ネットに入れる
- 手洗いによる洗い方では洗剤を入れすぎない
- 粉末洗剤は繊維の奥に残ってしまうおそれがあるため使わない
- 直射日光に弱いため天日干しではなく陰干しをする
- 水気を切る際は絞ったりねじったりしない
- 熱に弱いため乾燥機にかけたりアイロンをかけたりしない
眼鏡拭きクロスを洗う際は、こうしたポイントに気をつけよう。せっかく正しい洗い方をしても、眼鏡拭きクロスが劣化したり洗剤が残って眼鏡が汚れたりしてしまうおそれがある。
5. 眼鏡拭きの洗い方とあわせて知っておきたい豆知識
ここまで、眼鏡拭きクロスの洗い方を解説するとともに、洗い方で気をつけたいポイントなどをお伝えしてきた。最後に、洗い方とあわせて知っておきたい眼鏡拭きクロスの豆知識を紹介しよう。
眼鏡拭きクロスの寿命は意外と長い
適切にお手入れをしていれば、眼鏡拭きクロスは3〜5年使えるといわれている。もちろん使用頻度や取り扱い方法などにもよるが、実は長く使えるというわけだ。ただし劣化したり、洗濯で落ちない汚れが溜まったりしていることが明らかな場合は、眼鏡を傷つけないためにも買い替えたほうがよいだろう。
眼鏡拭き以外にも役に立つ
- パソコンやスマホ、タブレットの画面拭き
- 一眼レフカメラなどのレンズ拭き
- 時計やガラスなどの表面磨き
- マウスパッドがないときの代わり など
眼鏡拭きクロスの素材は多くがマイクロファイバーだ。眼鏡拭き以外にこうした使い方もできる。知っておくと役立つときがあるかもしれないので、洗い方とあわせてぜひ覚えておこう。
結論
眼鏡拭きクロスにも汚れが溜まる。洗濯機、手洗いいずれの洗い方も難しいものではないので、これまでお手入れをしてこなかった方はぜひ、この機にキレイに洗う習慣を身につけよう。洗い方とあわせてお伝えした注意点も忘れないでほしい。