1. 革靴の洗い方って?本当に洗えるの?
革靴の洗い方の前に、まずは革靴には水洗いできる素材とできないものとの2通りに分かれることを知っておこう。見分ける際は、「水に耐えられる素材なのか」 「色落ちしないか」という2つのポイントに注目しよう。ここでは、これらのポイントを踏まえてそれぞれの素材について解説する。
水洗い不可の革靴素材
以下の素材は耐水性が低いため、水洗いは控えたほうが無難である。
・ヌメ革、水性染料を使用した牛革
・クロコダイル
・エナメル、コードバン
・起毛系の革靴(スエードやヌバック)
これらはすべてデリケートな素材なので、水洗いすることによって革素材特有の艶や風合いが損なわれてしまう恐れがある。自分で水洗いするのではなく、プロのクリーニング屋に相談しよう。
・ヌメ革、水性染料を使用した牛革
・クロコダイル
・エナメル、コードバン
・起毛系の革靴(スエードやヌバック)
これらはすべてデリケートな素材なので、水洗いすることによって革素材特有の艶や風合いが損なわれてしまう恐れがある。自分で水洗いするのではなく、プロのクリーニング屋に相談しよう。
水洗い可の革靴素材
上記2つの要件を満たし、水洗いに耐えうる素材となるのが、「ガラスレザー」である。よくビジネスシューズに使われる革の一種で、丈夫で水に強いのが特徴だ。革靴を水洗いする際は、ガラスレザーのように耐水性がある素材かどうかを必ず確認しよう。
2. 革靴の正しい洗い方
自分の革靴が水洗いできるかどうかを確認したら、次は準備に取り掛かろう。ここでは、ボディソープやサドルソープなどの洗剤を使った洗い方や準備するものなどを説明する。ただし、革靴の水洗いは多くても半年に1度くらいにとどめておこう。
準備するもの
・スポンジ
・古歯ブラシ
・バケツ
・タオル、新聞紙
・布、クロス
・革靴専用洗剤、またはサドルソープ
・シューキーパー
革靴は基本的には身近にあるもので洗うことができる。足りないものは恐らく、サドルソープなどの革靴専用洗剤やシューキーパーだろう。
サドルソープは皮革製品専用の石鹸であり、 乾いた後に皮革が硬くならないようにしっとりと仕上げる成分が含まれている。ボディソープを薄めて代用するのではなく、革靴専用の洗剤はしっかりと準備しておきたいところだ。
シューキーパーに関しては、洗った後の型崩れを防ぐ役割がある。100均などで手軽に購入できるので準備をしておこう。
・古歯ブラシ
・バケツ
・タオル、新聞紙
・布、クロス
・革靴専用洗剤、またはサドルソープ
・シューキーパー
革靴は基本的には身近にあるもので洗うことができる。足りないものは恐らく、サドルソープなどの革靴専用洗剤やシューキーパーだろう。
サドルソープは皮革製品専用の石鹸であり、 乾いた後に皮革が硬くならないようにしっとりと仕上げる成分が含まれている。ボディソープを薄めて代用するのではなく、革靴専用の洗剤はしっかりと準備しておきたいところだ。
シューキーパーに関しては、洗った後の型崩れを防ぐ役割がある。100均などで手軽に購入できるので準備をしておこう。
革靴の洗い方の手順
1.靴紐と中敷きを外し、汚れを落とす
内側と外側の接着部分の隙間に溜まっている汚れは、楊枝などの先の細いものや歯ブラシで掻き出しておこう。表面についているワックスも布で簡単に落としておく。
2.お湯で濡らす
バケツに40℃程度のお湯を張り、靴の表面全体を濡らす。長い時間つけると革が劣化しやすくなってしまうので、全体が湿ったらすぐに引き上げよう。
3.革靴専用洗剤やサドルソープで洗う
全体を濡らしたら、スポンジと洗剤で靴の中と外を丁寧に洗う。汚れだけでなく、古くなったワックスなども洗い落とそう。
4.水気を拭き取る
洗い終わったら、新聞紙やタオルなどで水気をしっかりと拭き取る。乾くのに時間がかかると雑菌が繁殖して靴が臭くなってしまうため、水気はなるべく取り除いておこう。
5.シューキーパーを入れる
靴のサイズに合うシューキーパーを入れ、型崩れを防ぐ。
6.クリームを塗って乾かす
シューキーパーを入れるのと同時に、 乳化性クリームも塗っておく。革靴には乾燥する過程で水分が抜けて硬化する性質があるため、あらかじめ油分を補給しておき、仕上がりを良くしよう。その後 1 〜 2 日ほど風通しのいい日陰で干す。湿気はカビの原因となるため、完全に乾かそう。
革靴の洗い方で覚えておいてほしいのは、「シューキーパーで型崩れを防ぐ」ことと「完全に乾かす」という2つのポイントだ。これらの注意点を押さえて、キレイな形をキープしよう。
内側と外側の接着部分の隙間に溜まっている汚れは、楊枝などの先の細いものや歯ブラシで掻き出しておこう。表面についているワックスも布で簡単に落としておく。
2.お湯で濡らす
バケツに40℃程度のお湯を張り、靴の表面全体を濡らす。長い時間つけると革が劣化しやすくなってしまうので、全体が湿ったらすぐに引き上げよう。
3.革靴専用洗剤やサドルソープで洗う
全体を濡らしたら、スポンジと洗剤で靴の中と外を丁寧に洗う。汚れだけでなく、古くなったワックスなども洗い落とそう。
4.水気を拭き取る
洗い終わったら、新聞紙やタオルなどで水気をしっかりと拭き取る。乾くのに時間がかかると雑菌が繁殖して靴が臭くなってしまうため、水気はなるべく取り除いておこう。
5.シューキーパーを入れる
靴のサイズに合うシューキーパーを入れ、型崩れを防ぐ。
6.クリームを塗って乾かす
シューキーパーを入れるのと同時に、 乳化性クリームも塗っておく。革靴には乾燥する過程で水分が抜けて硬化する性質があるため、あらかじめ油分を補給しておき、仕上がりを良くしよう。その後 1 〜 2 日ほど風通しのいい日陰で干す。湿気はカビの原因となるため、完全に乾かそう。
革靴の洗い方で覚えておいてほしいのは、「シューキーパーで型崩れを防ぐ」ことと「完全に乾かす」という2つのポイントだ。これらの注意点を押さえて、キレイな形をキープしよう。
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3. 革靴に生えたカビの洗い方
素材によっては水洗いできる革靴でも、頻繁に洗うのは避けた方がいいことは前述の通りだ。革靴にカビが生えてしまった場合は、水洗いをする前に除菌スプレーでカビを取り除けないか試してみてほしい。
方法は簡単で、革靴の中にシュっと吹きかけ、布やブラシで拭き取るだけ。水洗いほど高い効果は期待できないが、革へのダメージもないので一度挑戦してみよう。
方法は簡単で、革靴の中にシュっと吹きかけ、布やブラシで拭き取るだけ。水洗いほど高い効果は期待できないが、革へのダメージもないので一度挑戦してみよう。
4. 革靴を洗濯機でキレイにする洗い方は?
ビジネスシューズなどの革靴は日常使いされることが多いので、その分すぐに汚れてしまう。しかし手入れが大変だからといって、洗濯機で丸洗いする洗い方はやめよう。革靴に傷がついたり型崩れを起こしたりしてしまう。
どうしてもという場合は、洗濯機で洗えるタイプの革靴だけにとどめておこう。種類は少ないが市販されているので、お気に入りのものがあるかチェックしてみてほしい。
どうしてもという場合は、洗濯機で洗えるタイプの革靴だけにとどめておこう。種類は少ないが市販されているので、お気に入りのものがあるかチェックしてみてほしい。
結論
革靴に水は禁物という認識が強いかもしれないが、丁寧な洗い方でしっかりと乾燥させれば、大きなダメージもなくキレイに洗うことは可能だ。ただし洗える素材とそうでないものがあるので、事前にしっかり確認することが大切だ。お気に入りの革靴は水洗いをして臭いとカビを落とし、長く大切に愛用しよう。