1. 調味料ケースの種類とは?

調味料ケースはどのような種類があるのだろうか。素材や形など代表的なものをいくつかピックアップして紹介するので、インテリア性や使い勝手の特徴を捉えておこう。
ボトルタイプ
液体の調味料や適量をふりかけたいスパイスなどは、ボトルタイプの調味料ケースがおすすめだ。透明のものを選べば中身が一目でわかってよい。出し口の形状を選べるものや、ボタン式など、使い方も中身に合わせてチョイスしよう。
プラスチックタイプ
密閉できる調味料ケースなら、プラスチック製のタイプがよいだろう。片手で簡単に開けられるものから、パッキンが付いて密閉性の高いものまでさまざま。ニオイが付きやすいので、ニオイの強い調味料には使用しないほうがよいだろう。
ホーロー・ガラスタイプ
見た目がおしゃれなホーロー・ガラスタイプは、ニオイの強い調味料におすすめ。ガラス製のボトルタイプはラー油や酢などの液体に。重くて割れやすい素材のため、小さなお子さんのいるご家庭では手の届かないところに置くなど配慮しよう。
陶器タイプ
吸水性に優れた陶器素材は、湿度に弱い粉物の調味料ケースに最適だ。素焼きにしたものならより放湿性があり、こだわりたい方には選ぶ楽しみも大きいだろう。
2. 調味料ケースの賢い選び方

デザインはもちろん大切だが、調味料の特徴や使用方法に合ったものを選ぶのは意外と難しい。続いては、調味料ケースの選び方を紹介する。店頭やネットストアで大量の調味料ケースを前に焦らなくて済むよう、事前に自分がチェックすべきポイントをまとめておくのもよいだろう。
サイズ・形で選ぶ
調理中にしか使わないものならたっぷり入る大きめのもの、調理後に食卓でも使うものなら小さめのものなど、使用場面をイメージしてサイズを選ぼう。また、冷蔵庫や引き出しに収納するならスクエア型を選ぶと無駄なスペースがなく見た目も美しい。
手入れのしやすさで選ぶ
素材や形にかかわらず、洗いやすいか、汚れがたまりそうな箇所が多くないかも重要なポイント。フタやパッキンなどのパーツが外せるものや広口のものは洗いやすく、清潔に保ちやすいのでおすすめだ。
使い勝手のよさで選ぶ
取手付きのケースは片手で取り出しやすく、サッと使いたいときにとても便利。また、液体の調味料を入れる場合は、ボトルの口の形状も要チェックだ。液体がこぼれにくい工夫があるものなら、液だれを防いでくれてストレスフリー。自分にとって使い勝手のよいものを選ぼう。
3. 調味料ケースのおしゃれな収納方法

調味料ケースを使った収納には、見せる収納・隠す収納の2つの収納方法がある。どちらもキッチンの広さや構造をいかせば、インテリアをよりおしゃれにスッキリさせられるので、好みや環境に合わせて実践してみよう。
見せる収納
その名の通り、調味料ケースを調理台やコンロ周りに置いて見せる収納方法。素材感や雰囲気を合わせると、統一感が出ておしゃれな印象になる。ズラッと並べた様子も壮観だ。1列に並べる以外にも、2〜3段に並べられるラックを使うのもおすすめ。お気に入りのデザインのケースを選べば、料理のモチベーションアップにもつながるだろう。
隠す収納
調味料ケースをシンク下の引き出しや戸棚に入れて隠す収納方法。調理台がスッキリして清潔感があり、掃除もしやすくなるのがポイント。ストック品の収納にもおすすめだ。隠す収納の場合は、大きめのケースにストックをまとめて入れたり、スクエア型のケースを選んだりすると収まりがよく美しくまとまる。
4. 持ち運び可能な調味料ケースならキャンプで大活躍

キャンプや登山などのアウトドアで料理をするなら、調味料も欠かせない。いろいろな調味料を持っていきたいときは、ケースに入れて賢く収納しておこう。最後にアウトドアにおすすめの調味料ケースを3つ厳選して紹介する。
セリア「シーズニングボトル」
おしゃれな雑貨が多い100円ショップ、セリアのシーズニングボトルは、ペットボトルのようにしっかりとめられるフタによって、液体の調味料も漏れずに快適。半透明なのでラベルを剥がせば中身もわかりやすい。
無印良品「ナイロン手付ポーチ」
主にメイク道具などを入れるポーチだが、小さめの調味料ケースの持ち運びにぴったりのサイズ感だ。スパイスや液体ボトルなど、持っていく調味料の量が多い方にぜひ使ってみてもらいたい。厚さが2種類あるので、量に合わせて選ぼう。
ゴースタック「調味料入れ3パック」
スパイスやハーブなど、味付けに少量だけ持っていきたい調味料におすすめ。フタ付きの小さなケースが3段スタッキングでき、持ち運びに便利。あちこちに散乱せず、使いたいときにパッと見つけられるのがポイントだ。
結論
調味料ケースには、ボトルタイプやプラスチックタイプなどさまざまな素材やサイズがあり、調味料の種類や収納方法に合わせて選ぶとよい。調味料ケースを選ぶときはデザインや洗いやすさ、使い勝手のよさをチェックすることが大切だ。アウトドアには小さくまとめられたり、持ち運びしやすいものを選んだりするとよいだろう。