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土鍋のカビはどう対処?カビ臭の取り方や予防のためのお手入れも紹介

土鍋のカビはどう対処?カビ臭の取り方や予防のためのお手入れも紹介

投稿者:ライター 藤田幸恵 (ふじたゆきえ)

鉛筆アイコン 2021年10月20日

夏の暑さが一段落すれば、鍋が恋しい季節がやってくる。久しぶりに取り出した土鍋からカビが生えていたら、かなりショックだろう。カビが生えた土鍋はすぐに処分しなければならないのか?それとも、カビを落として使用できるのだろうか?土鍋についたカビの取り方や予防方法について解説する。

  

1. 土鍋にカビが生えても使えるの?

土鍋にカビが発生したとき、カビ付きの土鍋はもう使えないのだろうか?それとも、カビを落とせばまた使用できるのか?

カビを落とせば土鍋は使える!

結論から言うと、カビを落とせば土鍋を再度使用することは可能だ。カビが生えてしまったからといって、土鍋を捨ててしまうのはもったいない。適切な方法でカビを落として、土鍋を復活させよう。

2. 土鍋に生えたカビの取り方や注意点

土鍋にカビが生えたとき、どのようにカビ取りをしたらよいのだろうか?土鍋のカビを取る方法と注意点を紹介する。

土鍋についたカビの落とし方

土鍋のカビを取るには、酢やクエン酸を使おう。酢を使ってカビを落とすときは、次の手順で行う。
  • 土鍋の7分目程度まで水を入れ、大さじ2~3杯の酢を加える。
  • 火をつけて沸騰させ、10分ほど煮沸して火を止める。
  • 鍋の中の水が冷めたら、中性洗剤を使って洗い、しっかり乾燥させる。

土鍋のカビ取りで注意したいこと

土鍋にカビが発生したとき、ハイターなどの強力な塩素系漂白剤やアルコールを使ったほうが手早くカビを落とせると考える方もいるかもしれない。だが、漂白剤やアルコールは土鍋の表面にある無数の小さな穴に入り込んでしまうため、使わないようにしよう。
また、酢やクエン酸を使ってカビを落とす際にも注意したいことがある。土鍋は急な加熱に弱く、ひび割れを起こすことがある。このため、火にかける前には土鍋の底に水気がないことを確認し、いきなり強火にせず、中火以下で加熱しよう。

3. 土鍋のカビ臭の落とし方

土鍋に目に見えるカビはついていないものの、カビの臭いがするときはどのように対処したらよいのだろうか?

カビ臭さの取り方

土鍋のカビを落とすときと同様に、酢を使うのがおすすめだ。土鍋に水を7分目ほど入れ、大さじ2~3杯の酢を加えて、約10分間煮沸する。火を止めて水が冷めるのを待ってから、中性洗剤で丁寧に洗おう。
土鍋の表面にある小さな穴に入り込んだカビもキレイに落とし、カビ臭さを取ることができる。

4. カビを予防する土鍋のお手入れ方法

土鍋にカビが発生しても取り除くことは可能だが、カビの跡は残ってしまう。土鍋をキレイに長持ちさせたい方は、カビの発生を予防しよう。カビを防止するために、次の3つに気をつける。

土鍋は優しく洗う

土鍋を洗うときは、中性洗剤と柔らかいスポンジを使って優しく洗おう。スチールたわしなどでゴシゴシ洗うと、土鍋に傷が付き、そこにカビが発生しやすくなる。こびりついた汚れがあるときも、ぬるま湯に洗剤を溶かして1時間ほど放置したあと、スポンジで優しく撫でて落とす。

洗ったあとはしっかり乾燥させる

土鍋を洗ったあとは、しっかり乾燥させることが大切だ。水気の残りやすい底面を上にして、乾燥させてからしまおう。

ひび割れには目止めをする

土鍋にひび割れがあるのに放置していると、割れ目にカビが発生しやすくなる。ひび割れが気になるときはお粥を炊いて、目止めの処置をしよう。

結論

土鍋にカビが発生したときの対処法や予防法について解説してきた。土鍋の表面には無数の小さな穴が空いているため、そこに食材や水気が残るとカビが発生しやすい。カビがついても酢を使えばすぐに落とせる。だが、なるべくカビが付かないように、使用後はしっかり洗って完全に乾燥させることを心がけよう。
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  • 公開日:

    2020年9月10日

  • 更新日:

    2021年10月20日

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