1. ブーツの嫌な臭いの原因とは?
まずは、ブーツの嫌な臭いの主な原因を見てみよう。
知らないうちに汗をかいている
ブーツは寒い時期に履くため、汗をかいた実感がないことが多い。しかし、足の裏は汗腺が多く集まっており、汗をかきやすい場所だ。少量の汗であっても、ブーツは通気性が低いためだんだんと蒸れて嫌な臭いが発生する。また、ブーツの中は湿気も高くなるため、汗や皮脂が残っていると雑菌も繁殖しやすい。
革の臭いが気になることも
ブーツを履く前から嫌な臭いがする場合、革自体の臭いが原因の可能性もある。革の臭いは独特で、気になる人にとっては嫌な気分になりやすいものだ。しかし、革の臭いは時間経過によって徐々に薄くなっていく。通気性が高く換気ができる場所に置き、臭いが消えるのを待とう。
2. ブーツについた臭いを消す方法
ブーツについた嫌な臭いをそのままにしておくとどんどん悪化してしまう。次は、ブーツについた臭いを消す方法を紹介する。
重曹で消臭する
重曹は無色~白色で、粉末または粒状の弱アルカリ性物質である。消臭効果や脱臭効果があるため、ブーツの臭い対策としても使用できる。重曹をそのままブーツに入れてしまうとなかなか取れず履き心地が悪くなってしまうので、通気性のある袋に入れてからブーツの中で数時間放置しよう。
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木炭で消臭する
木炭も脱臭効果がある有名なアイテムだ。しかし、木炭は触れると黒く色がついてしまう。ブーツを汚さないためにも、重曹と同様に通気性の高い袋に入れて使おう。
茶葉で消臭する
茶葉に含まれるカテキンには脱臭効果や殺菌効果が期待できる。茶葉はそこまで細かくなく、乾燥しているためそのままブーツに入れて使うことも可能だ。お茶を入れたあとの茶葉も消臭に使えるが、しっかりと乾燥させる必要がある。
3. 臭いがなかなか取れないブーツの洗い方
消臭できるアイテムを使っても臭いが取れない場合はどうしたらいいだろうか?基本的にブーツは素材によってケア方法が違うため、臭い対策も汚れもプロへ依頼するのがおすすめだ。もし自宅で洗濯したい場合は、ブーツの素材に注意しながらケアをしよう。
革製ブーツの洗い方
革製ブーツの臭いを消すための洗い方を紹介する。まず、専用の洗剤を使用し、靴ひもを外したら表面や隙間の汚れを先に取ろう。その後、40度程度のお湯でブーツをぬらし、専用の洗剤と柔らかいスポンジで傷をつけないように優しく洗う。洗い終わったら乾いた布で拭き上げ、日陰で数日かけて完全に乾かすと完成だ。洗える素材や洗濯方法は洗剤によって異なるので、必ず注意書きを確認してから洗濯してもらいたい。
4. ブーツの臭いを予防する対策法
ブーツの臭いを取るのは手間がかかる。ベストなのはブーツに臭いがつくのを予防することだろう。以下の方法を参考にして、ブーツの臭いを予防しよう。
新聞紙を詰める
新聞紙には脱臭効果がある。脱いだあとのブーツに新聞紙を詰めて置いておけば、臭いがこもるのを防いでくれるだろう。また、除湿効果もあるので同時にカビが生えるのを防ぐこともできる。
脱臭スプレーを使う
ブーツ用の脱臭スプレーも数多く発売されている。ブーツを使う前や使ったあとに振りかければ、簡単に臭い予防ができるだろう。
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中敷きを入れる
ブーツに中敷きを入れると、足の裏が直接ブーツに触れないため臭い予防になる。中敷きには抗菌や防臭などの機能がついたものもあるので、好みに合わせて選ぼう。
結論
今回はブーツの臭い対策を紹介した。ブーツを脱いときに足がくさかったり、ブーツが臭ったりすると恥ずかしくてブーツの着脱が嫌になるかもしれない。ブーツの臭いを無くすためにはまず予防をし、気になったらすぐに臭い対策をすることが重要だろう。今回紹介した方法を実践し、今年の冬は気持ちよくブーツを履いてもらいたい。