このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
リビングは壁面収納でスッキリする!注意点やおすすめアイテムも紹介

リビングは壁面収納でスッキリする!注意点やおすすめアイテムも紹介

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年10月20日

リビングは家の中でもとくにモノが多いスペースだ。収納不足にお困りなら、いっそのこと壁面収納を取り入れてみてはいかがだろうか?本稿ではその際のポイントや注意点、とくに大きなテレビを壁面収納にする方法などを解説するとともに、おすすめアイテムも紹介する。

  

1. リビングに壁面収納を取り入れる際のポイント

最初に、リビングに壁面収納を取り入れる際に押さえておきたいポイントをお伝えする。よく考えずに導入してしまうと後悔することになるかもしれないので気をつけよう。

インテリアなどに合うか

基本的なことだが、壁面収納とリビングのインテリアや、壁・天井の色、全体の雰囲気などとが合っていることが大切だ。デザインはもちろん重視したいところだが、同時にリビングの雰囲気に合うかどうかも確認しておこう。

圧迫感がないか

高さや奥行きがある壁面収納は、圧迫感を覚えることがある。たしかにたっぷり収納できて便利かもしれないが、家族がリラックスする場であるリビングはできるだけ圧迫感のない、スッキリした環境が望ましい。

収納したいアイテムの量はどれくらいか

収納アイテムを購入する前に、モノを整理しておこう。何を収納したいのか、それぞれどれくらいあるのかを仕分けするのだ。それに応じて必要な引き出し(棚)のサイズ、量なども変わってくる。

出し入れはしやすそうか

実際に壁面収納を設置した場合、出し入れするとどんな感じになるかシミュレーションしておくことも大切だ。使用頻度が高いアイテムを扉付きの棚に入れると出し入れが面倒など、事前に気づければ失敗するリスクも減らせるだろう。

「見せる」のか「隠す」のか

扉や引き出し付きの壁面収納を取り入れた場合、閉めれば隠すことができる。リビング全体にモノが少なく見えてスッキリするだろう。ただし背が高いと、壁一面に扉や引き出しがあり圧迫感を覚えるかもしれない。

一方、シェルフタイプやオープンタイプの壁面収納ならそうした圧迫感は少ない。ただしこの場合はモノが視界に入るので、置き方などによっては雑多に見えたり、落下すると危険なモノは収納しづらかったりする。それぞれ一長一短あるので、やはりよくイメージしておくことが大切だ。

取り付け方法はどうか

壁に加工を施して取り付けるのか、いわゆるタンスや本棚などと同じようにただ置くだけなのか、天井と床とで突っ張る感じなのかなど、壁面収納にもいろいろなタイプがある。とくに、賃貸物件にお住まいのご家庭は取り付け方法をよく確認しておこう。

2. リビングのテレビを壁面収納する際のポイント

リビングに壁面収納を取り入れるなら、やはり大物であるテレビも収まるものがよいだろう。選ぶポイントの基本は上述の通りだが、テレビならではというポイントもあるので覚えておこう。

テレビが「見づらくならないか」をチェック

テレビもすっぽり収まる壁面収納であれば、リビングはかなりスッキリするはずだ。だが逆に、収まりがよすぎてテレビが見づらくなってしまわないように気をつけよう。奥行きがありすぎると、少し鋭角から見ようとしたときに壁面収納が邪魔をして一部しか見えないといった状況も想定できる。これを回避するためのヒントを紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

テレビ台を端に収納するタイプを選ぶ

壁面収納は、なにもテレビを中央に置くものばかりではない。左右どちらかの端にテレビ台がある壁面収納も販売されている。リビングの隅にテレビがくるイメージだ。テレビの角度を変えてリビングの中央に向けておけば、一部しか見えないといった状況を避けられる可能性が高い。

壁掛けテレビ金具を使う

テレビを壁面収納に「置く」のではなく、壁掛け用の金具を使って掛けてしまう手もある。ただし、それだけでは奥行きがある壁面収納だった場合、見えづらいという問題は解消できないかもしれない。金具を使う場合は、アームが伸びて前方へせり出せる、かつ角度を変えられるものを選ぶとよいだろう。

上下セパレートタイプにする

壁面収納は上から下までつながっていなくてもよい。上下セパレートタイプを選べば、周囲に棚も引き出しもないスペースにテレビを置けるため、見づらくなるといったトラブルは解消するだろう。

3. リビングに壁面収納を設置する際の注意点

家族が集まるリビングだからこそ余計に、壁面収納を取り入れる際に気をつけてほしいポイントがある。

地震対策は万全に

高さがあり、壁にボルトなどでしっかり固定しないタイプの壁面収納をリビングに設置した場合、地震で倒れてくるリスクがゼロではない。あるいは壁面収納そのものは倒れないにしても、扉や引き出しが開いて中身が落下するおそれもある。重量があり落下すると危険なモノは上の方に入れないといった基本はもちろん、揺れで扉が開かないようなロック機構が付いている壁面収納を選ぼう。

耐荷重は必ず守る

同じように、リビングに壁面収納を設置するなら耐荷重も必ず守ってほしい。とくに上下セパレートタイプなどで壁に取り付ける壁面収納だった場合、上段は壁に接している部分以外は浮いているような状態だ。耐荷重をオーバーすれば落下するおそれがあるため気をつけよう。

4. リビングの壁面収納におすすめのアイテム3選

最後に、リビングにおすすめの壁面収納アイテムを紹介する。デザインなど好みがあるためピンとこない方もいるかもしれないが、迷ったときの参考にでもなれば幸いだ。

LOWYA「壁面収納付テレビ台」

幅284.5cm、奥行き45cm、高さ195cmと大型の壁面収納だ。北欧風のナチュラルテイストで、リビングのインテリアとしても質が高い。

ニトリ「上置き付き壁面ユニットTVボード」

テレビボードの下段は幅150cm、奥行き45cm、高さ180.5cm、上段は幅150cm、奥行き45cm、高さ55cmという壁面収納だ。テレビ上部のスペースを有効活用できる。

ベルメゾン「【縦横マス目オーダー】突っ張りオープンラック」

テレビの収納スペースがない、壁面収納用のオープンラックだ。リビングの天井と床で突っ張って固定する。幅は40.5〜179.5cmまであり、収納するアイテムによって選べる。

結論

モノが多く、家族が過ごす時間が長いリビングは乱雑になりがちだ。壁面収納を取り入れれば、あっという間に壁が収納スペースになる。使い勝手のよさや圧迫感のなさなど、ポイントを押さえて選んでいこう。同時に、地震対策など安全性にも着目してほしい。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2020年9月20日

  • 更新日:

    2021年10月20日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧