目次
- 1. 寒さ対策をしたいときの隙間テープの貼り方
- 2. 害虫対策をしたいときの隙間テープの貼り方
- 3. 騒音対策をしたいときの隙間テープの貼り方
- 4. 隙間テープの上手な貼り方のポイント
- 5. 隙間テープの選び方
- 6. 隙間テープのおすすめ3選
- 貼りたい部分のゴミやホコリをキレイに取り除く
- 貼りたい場所に合わせてカットする
- 端から剥離紙を剥がしながら、空気が入らないように貼っていく
- 窓(ドア)を開閉して仕上がりを確認する
- 網戸とサッシ、窓枠などの隙間のゴミやホコリをキレイに取り除く
- 剥離紙を剥がしながら、空気が入らないように貼っていく
- 網戸や窓を開閉してみて邪魔にならないかなど、仕上がり具合を確認する
- 窓やドアなど隙間テープを貼る部分のゴミやホコリをキレイに取り除く
- 剥離紙を剥がしながら、空気が入らないように貼っていく
- 窓やドアを開閉してみて邪魔にならないかなど、仕上がり具合を確認する
1. 寒さ対策をしたいときの隙間テープの貼り方

隙間テープは冷気や隙間風が入ってくる場所、騒音や害虫が入ってくる隙間などに貼り付けるためのものだ。きちんと貼らないと効果が半減してしまうため、貼り方の基本を押さえておこう。最初に寒さ対策のために隙間テープを貼る場合のポイントをお伝えする。
寒さ対策で隙間テープを貼る方法
なお正しい貼り方をしても時間の経過とともに粘着力が低下し、剥がれやすくなる。定期的に貼り替えることも忘れないようにしよう。
窓やドアの防寒対策も併せて講じるとよい
寒さは隙間からだけではなく、窓を伝って室内に入ってくることもある。逆に室内の暖かい空気が、窓を伝って外へ逃げてしまうこともある。このため、寒さ対策としては隙間テープだけでは不十分といえるだろう。やるのであれば防寒カーテンや防寒フィルムなど、窓あるいはドアなどへの直接的な防寒対策も取り入れたいところだ。
2. 害虫対策をしたいときの隙間テープの貼り方

網戸の隙間などから侵入する害虫対策として隙間テープを貼るのも効果的だ。詳しい貼り方などを解説する。
害虫の侵入経路を塞ぐ隙間テープの貼り方
玄関扉やドアの下、サッシなど虫が侵入しそうな隙間を塞ぐように貼るのが基本だ。ドアの下など、室内にも対策を講じておくとより効果的である。夏の蚊対策として隙間テープを貼るときは網戸用がおすすめだ。また害虫対策以外に、ホコリや花粉の侵入を防ぐといった効果も期待できる。
害虫対策に隙間テープをおすすめする理由
アリや蚊、ゴキブリなどの害虫は小さな隙間からでも入り込む。「まさか」と思うほど小さな隙間でもいとも簡単に侵入してしまうため、そうした場所に隙間テープを貼ることで侵入経路を塞ぐのだ。中には虫除け専用の隙間テープもあるので、そうした商品を活用するのもよいだろう。
3. 騒音対策をしたいときの隙間テープの貼り方

家の中の音を外部に漏れさせたくないとき、あるいは外部から入ってくる騒音を軽減したいときなどにも、隙間テープが活躍する。貼り方のポイントなどを解説しよう。
騒音を軽減する隙間テープの貼り方
なお騒音は換気口やエアコン、窓などを伝って侵入してくることも多い。そうした場所から音が漏れる、入ってくるという場合は別途対策を講じることをおすすめする。
防音カーテン/防音マットなども併用しよう
隙間テープを使って隙間をなくすことで、音漏れや騒音の侵入を軽減できる。ただし上述のように、隙間テープだけでは騒音対策が不十分なことも多い。そんなときは防音カーテンや防音マットといった対策も併用するとよいだろう。
4. 隙間テープの上手な貼り方のポイント

隙間テープは場所によって貼り方に違いがある。ここでは「玄関」「家の中のドア」「引き戸」に適した貼り方のポイントを紹介する。
玄関のドアに貼るときのポイント
玄関ドアを閉めたときに当たる戸当り部分に、グルリと一周貼るのが基本だ。貼りやすい長めのものを選ぶとよいだろう。厚みがあると玄関ドアが閉まりにくくなるので、玄関ドア専用もしくはやや薄めの隙間テープをおすすめする。
家の中のドアに貼るときのポイント
ドアの床面に貼るタイプと戸当りに貼るタイプの2種類がある。床面に貼るタイプはドアと近い色の隙間テープを選ぶと目立ちにくい。貼り付け場所が下すぎると開閉しにくいため、ちょうどよい位置を探りながら調整しよう。
引き戸に貼るときのポイント
引き戸を閉めたときに当たる戸当り部分に貼れば、防寒性が高まり閉めたときの音も軽減できる。上から下へ貼るのが基本だ。剥離紙を少しずつ剥がしながら、真っすぐに貼れているか確認しよう。ヨレなどは面倒でもその都度直すことが大切だ。
隙間テープを少しでも長持ちさせるため「結露対策」を忘れずに
「結露」は、隙間テープが剥がれる原因になる。湿度が高い梅雨の時期はもちろん、暖房や加湿器などを使用する冬場も結露ができやすいため注意しよう。こまめに拭き取ること、室内の湿度をコントロールすることなどで対処してほしい。
5. 隙間テープの選び方

隙間テープにもいろいろな商品があるが、どれを選んでもよいというわけではない。次のようなポイントを押さえて絞り込んでいこう。
隙間テープを貼る場所に応じて選ぶ
使用する場所によって適した隙間テープが異なる。ドアや窓枠の幅・長さを正確に測っておけばピッタリ合うサイズがわかるだろう。厚手のタイプは密閉性こそ高いが、開閉しにくくなることがあるため注意しよう。
機能性にも目を向ける
戸当り音の防止タイプ、防水タイプなど、機能性に優れた商品もある。どういった機能を求めるかによって選び分けよう。なお隙間テープを「貼る側」の素材によっては密着しないこともある。買ってから後悔しないように商品の説明書は必ず読んでおこう。
100均よりはホームセンターなどのほうがおすすめ
隙間テープは100均でも購入できるが、安いものはそれなりの効果しか期待できない。さまざまな素材や厚み、用途や機能性を備えた隙間テープが並んでいる、ホームセンターを訪ねてみるのがおすすめだ。
またウレタン製は安価だが、騒音対策などはとくに厚めのタイプや、合成ゴム製を選ぶとよいだろう。ただし厚さがある分だけ開閉はしにくくなる。その点だけ覚えておいてほしい。
6. 隙間テープのおすすめ3選

最後におすすめの隙間テープを紹介する。
3M「スコッチ玄関ドア戸あたり波型テープ」
戸当りに合うよう波型に作られている隙間テープだ。雨や雪、湿気に強いなど耐久性に優れており、屋外での使用にも向いている。
ニトムズ「すきまテープ徳用ロング 厚手」
厚さ2cm、幅3cmの隙間テープ。「徳用ロング」の通り4m入っているのでこれ1つでも十分さまざまな場所に使用できる。
槌屋ティスコ「すき間モヘアシール グレー」
緻密なモヘアがわずかな隙間にもフィットする。復元力に優れており、長期間安定した性能を維持できるというのがこちらの商品だ。
結論
隙間テープには防寒や防虫、防音などさまざまな効果が期待できる。誰でも手軽に貼れる一方、貼り方を誤ると十分な効果が得られない。貼る場所により適した隙間テープも異なるので、正しい知識と貼り方などは知っておいたほうがよいだろう。