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フローリングに黒ずみが!効果的な取り方と予防方法をチェック

フローリングに黒ずみが!効果的な取り方と予防方法をチェック

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年10月19日

長年使ったフローリングには黒ずみが発生しやすい。いつもの掃除で落ちないときは、特別な方法を試す必要がある。この記事ではフローリングに発生した黒ずみの原因と取り方を紹介しよう。取れない頑固な黒ずみを落とすコツや予防する方法と併せて解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. フローリングの黒ずみの原因とは?

フローリングに黒ずみが発生する原因は主に3つだ。原因によって適した掃除方法が変わるので、ぜひチェックしてほしい。

皮脂や汗の汚れ

フローリングを裸足で歩くと皮脂や汗が付着する。足の裏は汗をかきやすく、一見するとキレイでも汚れているケースは多い。

皮脂や汗が蓄積されると時間の経過で少しずつ黒ずみに変化する。家族が集まるリビングや、人が通る階段や廊下の中央に発生しやすいので、確認してみよう。

飛び散った油

キッチンで発生した黒ずみは油汚れが原因のケースが多い。調理で油を使用すると周囲に飛び散ってフローリングに付着することがある。気づかず放置したり掃除が不十分だったりすると、時間の経過で黒ずみになるだろう。

黒カビ

黒カビが発生する原因は湿気と温度だ。窓の下のように結露しやすい場所や、汗を吸い込んだ布団やカーペットの下に注意しよう。放置するとカビは酷くなるので早めの対処が必要だ。

結露は温度差で発生するので冬は特に注意してほしい。冷たいフローリングと体温が移った布団やカーペットの間にも結露は発生するので、敷きっぱなしにするのは避けよう。

2. フローリングの黒ずみの取り方

フローリングの黒ずみに効果的な洗剤と取り方について紹介する。皮脂や汗が原因の黒ずみなら、スッキリと落とすことが可能だ。

おすすめの洗剤は?

フローリングの掃除には専用の洗剤がおすすめだ。除菌や消臭、防汚効果がある洗剤もあり、効率よく黒ずみを落とせる。使用後の水拭きが必要ないタイプなら掃除も楽だ。

ほかの洗剤を代用するなら、ワックスを剥がすことなく掃除できる中性洗剤がよいだろう。台所用中性洗剤を水に溶かして、拭き掃除に使用してほしい。

黒ずみの落とし方

必要な道具はフロアワイパーとドライシート、洗剤、雑巾(2枚)だ。食器用中性洗剤は、水2リットルに小さじ1の割合で溶かして雑巾を浸してから使用する。
  • ドライシートを使って小さなゴミを除去する
  • 掃除機をかけて溝に入り込んだゴミを取り除く
  • 洗剤と雑巾を使って黒ずみを落とす
  • キレイな水と雑巾で洗剤を拭き取る
落ちにくい黒ずみは繰り返して拭くのがポイントだ。ペットや小さなお子さんがいるご家庭は、フローリングに洗剤が残らないよう念入りに水拭きをしてほしい。

3. 頑固で取れないフローリングの黒ずみの落とし方

フローリング用の洗剤や食器用中性洗剤でも黒ずみが落ちないときは、別の方法を試そう。重曹を使った落とし方と、黒カビの除去方法について紹介する。

重曹を使おう

アルカリ性の性質をもつ重曹は、酸性の汚れである皮脂や油に高い効果を発揮する。ただし、ワックスが剥がれる可能性があるので、使い方には注意が必要だ。また、一般的なアルカリ性洗剤はワックスを溶かす可能性が高いため、フローリングには使用できない。

重曹をそのまま使うとフローリングが傷むので適度に薄める。水100mlに小さじ1の重曹を混ぜて布を浸したら、黒ずみを優しくこすろう。重曹が残るとフローリングが白くなるので、軽く水拭きするとよい。

黒カビの除去

黒カビの除去にはアルコール除菌スプレーがおすすめだ。軽く水拭きをしたあとに、アルコール除菌スプレーを吹きかける。あとは隙間のカビを爪楊枝でかき出してキレイに乾拭きをしよう。

ただし、黒カビを除菌しても黒ずみが残る可能性がある。漂白効果がある塩素系カビ取り剤はフローリングが変色させるので使用できない。アルコール除菌スプレーで落ちなかったり色が残ったりする場合は、掃除業者に依頼しよう。

4. フローリングの黒ずみを予防するコツ

フローリングの黒ずみは対策をすれば防ぐことが可能だ。3つの予防法について解説するので、ぜひ実践してほしい。

毎日掃除をする

黒ずみの原因になる汚れを除去しておけば黒ずみにはならない。フロアワイパーとドライシートを使って毎日掃除をし、飛び散った油はすぐに拭き取ろう。

1ヶ月に1度ほどの水拭きをして付着した皮脂を落とすとさらに効果的だ。また、スリッパに汚れが付着しているとフローリングに移るので、スリッパの裏も拭いて清潔に保とう。

湿気対策をする

カビの原因になる湿気は天気のよい日に換気すれば除去できる。カーペットや布団はフローリングに敷きっぱなしにせず、定期的に干すのがおすすめだ。窓の下に結露が溜まる冬は、乾いた布で定期的に拭き取ってほしい。

ワックスをかける

ワックスは時間がたてば劣化して黒ずみの原因になる。定期的に古いワックスを剥がして、5年に1回くらいの頻度で塗り替えるのがおすすめだ。。自分で塗るのが難しい場合は、業者の利用も検討しよう。

結論

フローリングの黒ずみのほとんどは落とすことが可能だ。ドライシートや中性洗剤を使用してキレイに掃除しよう。頑固な黒ずみに有効な重曹だが、ワックスが剥がれる可能性があるので慎重に使ってほしい。フローリングを清潔に保ったり湿気を除去したりと、日頃からの黒ずみ予防も怠らないようにしよう。
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  • 公開日:

    2020年9月22日

  • 更新日:

    2021年10月19日

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