このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
浴槽洗いを簡単にする洗剤は?洗剤の選び方とおすすめ3選

浴槽洗いを簡単にする洗剤は?洗剤の選び方とおすすめ3選

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2021年11月 8日

毎日の浴槽掃除は、腰をかがめたり、強くこすったりしてけっこう重労働だ。だからといってさぼってしまうと汚れがガンコになって、さらに大掛かりな掃除が必要になる。そこで、浴槽の洗剤を変えてみてはどうだろう。浴槽の汚れに合わせた洗剤選びやおすすめの洗剤を紹介しよう。

  

1. 毎日の浴槽掃除はかけるだけの洗剤が便利

浴槽の掃除はどのようにしているだろう。洗剤をかけた浴槽をスポンジでゴシゴシとこするというのが一般的だ。かがんでの作業なので、かなりの重労働となる。その重労働から解放してくれるのが、かけるだけの洗剤だ。

かけるだけの洗剤とは

かけるだけでこすらずに浴槽の掃除が終わってしまうというお風呂用洗剤が注目されている。浴槽にまんべんなく薬剤を噴射して、1分待つだけ。あとはシャワーでサッと洗い流せば浴槽の掃除が完了してしまう。薬剤を含んだ泡が汚れを包み込みふやかしてくれるので、簡単に洗い流すことができる。

かけるだけの洗剤の選び方

各メーカーからいろいろなかけるだけの洗剤が発売されている。選ぶのに迷ってしまいそうだが、2つのポイントがある。

ひとつは「泡切れのよさ」だ。シャワーをかければ、すぐに泡が流れて薬剤が残らないものを選ぼう。掃除の時短になるだけでなく、使う水も少なくて済むので節水にもなる。

もうひとつは「泡の広がり」だ。泡が縦に広がるよりも、横に広がる方が効率よく洗剤を吹き付けることができるので洗剤の節約にもつながる。

2. 浴槽の掃除に強力な洗剤を使うときの注意点

浴槽を掃除するときに使う洗剤には「中性洗剤」「アルカリ洗剤」「酸性洗剤」「塩素系洗剤」がある。かけるだけの洗剤は、中性より液性の強いアルカリ性や酸性のものが多い。それよりさらに強力なのが塩素系洗剤だ。強力な洗剤ほど使用する上での注意点も多くなる。

中性洗剤

一般的なお風呂の洗剤といえば中性洗剤だ。浴槽に付着した軽い水垢や石けんカスなど汚れの種類を問わず、毎日掃除するなら十分落とすことができる。手や浴槽の素材に対してもやさしいので、安心して使える。こまめに浴槽の掃除をする方におすすめだ。

アルカリ洗剤・酸性洗剤

アルカリ洗剤は、皮脂汚れなどの酸性の汚れに効果がある。酸性洗剤は、石けんカスや水垢などのアルカリ性の汚れに効果がある。アルカリ性や酸性の洗剤は強ければ強いほど、汚れ落ちはよくなる。しかし一方で、手や浴槽へのダメージも大きくなる。掃除の際は換気をする、ゴム手袋を使うといった注意点を忘れないようにしよう。

塩素系洗剤

塩素系洗剤は、浴槽のすきまに発生したカビなどを取るのに効果的だ。カビは汚れではなく菌なので、アルカリ性や酸性洗剤ではなかなか落とすことができない。除菌することでキレイになる。

塩素系洗剤は強力で効果はあるが、その取扱いには十分注意したい。刺激臭があり、皮膚に付くと肌荒れを起こしてしまうこともある。換気扇は必ず回して掃除をするようにしよう。

また塩素系洗剤は、酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスを発するため、うっかり混ぜてしまわないように細心の注意が必要だ。

3. 浴槽の洗剤は手作りできる?クエン酸で代用する方法

あまり強力な洗剤を使いたくないという方におすすめなのが、手作りする方法だ。浴槽の汚れで落としにくいのは「水垢」だ。水垢はアルカリ性の汚れで、固まると落ちにくくなる。水垢を効果的に取るためには、クエン酸を洗剤として使うといい。

クエン酸スプレーの作り方

クエン酸は、白い粉状でホームセンターや100均でも売られている。天然成分なので、洗剤としても安心して使うことができる。

クエン酸は水と混ぜてスプレー洗剤として使うと便利だ。作り方は簡単。スプレーに水200mlを入れ、クエン酸小さじ1杯を加えてよく混ぜるだけだ。作り置きはせずに使う分だけ、その都度作ろう。

クエン酸洗剤の使い方

浴槽の水垢は、とくに水位線あたりにたまりやすい。水位線あたりが白っぽくなっていたり、ザラザラしていたりしたら水垢だ。軽い水垢程度なら浴槽にクエン酸を吹きかけて、しばらくしてからこすり落とせばキレイになる。

しかしガンコな水垢の場合は、クエン酸ジェルで対処しよう。クエン酸ジェルは、水100mlにクエン酸3g、片栗粉10gを入れて火にかけよく混ぜる。とろみが出て透明になったら火から下ろして粗熱をとる。温かいうちにガンコな水垢に塗って密着させ、30分ほど放置すると水垢がゆるんで落ちやすくなる。

4. 浴槽の洗剤おすすめ3選

浴槽の洗剤にはいろいろなものがあるが、とくに最近人気の洗剤、よく汚れが落ちると評判の洗剤をピックアップしてみた。

ジョンソン「スクラビングバブル」

こすらずに浴槽の汚れをキレイに落とせると評判の洗剤だ。細かくてサラッとした泡は、泡切れもいい。スプレーは縦横と幅広く泡を広げるので、スプレー回数も少なく節水と時短としては優秀な洗剤といえる。

茂木和哉「水垢洗剤」

水垢取りに特化した洗剤だ。特徴は「液性が酸性」であることと「顆粒が配合されている」ことだ。酸性成分がアルカリ性の水垢を中和。汚れがゆるんだところで、顆粒が水垢をこそげ取る。この顆粒は水垢よりも硬く、浴槽の素材よりも柔らかいため、素材にダメージを与えずに掃除ができる。

ライオン「ルック バスタブクレンジング」

バスタブクレンジングは、1プッシュでミストが約1m幅に広がる。さらに青色が付いているので、かけ残しを目で確認することができる。1分待ち、汚れをふやかしてからシャワーで落とすだけだ。

また除菌したい場所、たとえば赤カビが発生している場所にスプレーして5分間置き、水で洗い流す。除菌効果があるので予防することもできる。

結論

浴槽の掃除には、汚れに合った洗剤を選ぶことが大切だ。とくに浴槽は水垢汚れがひどい場合が多いので、クエン酸を使った掃除がおすすめだ。また、最近では浴槽をゴシゴシ洗わず、かけるだけで掃除が完了するという洗剤も発売されている。時短・節水にもなるので、忙しい方は試してみてはいかがだろう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2020年10月21日

  • 更新日:

    2021年11月 8日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧