目次
1. 押入れにハンガーラックを置くと収納力がアップ

押入れ収納の問題点とハンガーラックを置くメリットを紹介しよう。押入れの収納を使いこなせていないと感じている方は必見だ。
押入れ収納の問題点
押入れの収納スペースが広いが、奥行きがあるため物の出し入れがしにくい。奥や上にデッドスペースが生まれやすく、無理やり物を詰め込むと散らかってしまう。
取り出すのに手間がかかったり、どこに何を収納したか忘れてしまったりするケースは多い。押入れの広い収納スペースを生かすためには、ハンガーラックを使うなどの工夫が必要だ。
ハンガーラックで収納力アップ
押入れにハンガーラックを置けば、クローゼットのように使える。スッキリと収まる押入れ用のアイテムもあるため、奥行きを有効活用できるだろう。
ケースタイプの収納と違って洋服を吊るして収納できるため、シワがつく心配がない。どこに何があるかもひと目で分かり、洋服の整理もしやすいので使いやすい収納になる。
ケースタイプの収納と違って洋服を吊るして収納できるため、シワがつく心配がない。どこに何があるかもひと目で分かり、洋服の整理もしやすいので使いやすい収納になる。
2. 収納に便利な押入れ用ハンガーラックの選び方

ハンガーラックの種類は多く、サイズや機能性にはそれぞれ異なる。押入れ用のハンガーラックを選ぶポイントを4つ紹介しよう。
サイズ
収納したいスペースを正確に測ってからハンガーラックを選ぶ。押入れの一部を吊るす収納にしたいならコンパクトなタイプ、全面に設置するなら大きなタイプがおすすめだ。
また、伸縮タイプならスペースに合わせてサイズを調整できる。収納する洋服の数が変わったときにも便利だ。伸縮できる範囲は商品によって違うので、あらかじめチェックしておこう。
また、伸縮タイプならスペースに合わせてサイズを調整できる。収納する洋服の数が変わったときにも便利だ。伸縮できる範囲は商品によって違うので、あらかじめチェックしておこう。
耐荷重
収納する洋服の数が増えると重くなる。耐荷重が十分なハンガーラックを用意すれば、コートやダウンなど重い洋服でもかけられるだろう。ただし、耐荷重が大きいと価格は高くなるので、あまり洋服をかける予定がないなら、小さいものでも十分だ。
キャスター付き
キャスター付きのハンガーラックは洋服をかけたまま手軽に移動できる。掃除や衣替えのときにも、サッと動かせるだろう。
下の段を使えば、押入れの外にも取り出せる。上の段にハンガーラックを置く場合は、動くと落ちるリスクがあるので、キャスターが付いていないタイプかストッパーが付いたタイプを選ぼう。
下の段を使えば、押入れの外にも取り出せる。上の段にハンガーラックを置く場合は、動くと落ちるリスクがあるので、キャスターが付いていないタイプかストッパーが付いたタイプを選ぼう。
機能性をチェック
便利な機能が付いたハンガーラックは便利だ。2連になっているタイプなら、狭いスペースでも多くの洋服を収納できる。スラックス用のハンガーラックがあるので、収納したい洋服の数や種類で使い分けよう。
収納棚が付いたタイプのハンガーラックは、バッグや帽子などの小物の収納にも活用できる。いろいろなアイテムを分類して収納したい方におすすめだ。
収納棚が付いたタイプのハンガーラックは、バッグや帽子などの小物の収納にも活用できる。いろいろなアイテムを分類して収納したい方におすすめだ。
3. ハンガーラックを活用した押入れ収納術

ハンガーラックを使った押入れの収納アイデアを3つ紹介する。押入れがさらに使いやすくなるので、ぜひチェックしてほしい。
引き出しケースと使い分ける
上段と下段で収納方法を分ければ使いやすくなる。立ったまま出し入れができる上段にハンガーラックを、下段には引き出しタイプの収納ケースを置こう。洋服を分類して収納でき、広い押入れのスペースを上手に使える。
ふすまをカーテンに変える
押入れのふすまは片方しか開けられないので、開口部が狭い。思い切って外してしまえば、ハンガーラックにかけた洋服が取り出しやすくなる。ふすまの代わりにカーテンを取り付けることで、和風から洋風の収納に変わるだろう。
中段を外してクローゼットに
押入れには中段があるため、長さがある洋服はかけて収納しにくい。中段を外せば縦に長く使えるようになり、サイズが大きなハンガーラックを置けるようになる。コートなどの丈が長い洋服も収納でき、クローゼットのように使えるだろう。
4. 押入れ収納用ハンガーラックをDIYしてみよう

DIYをすれば、ハンガーラックと同じように洋服をかけて収納できる。手軽に試せる方法について、詳しく説明しよう。
突っ張り棒
押入れに突っ張り棒を取り付ければハンガーラックとして使える。取り付ける位置は自分で調整できるので、いろいろな収納方法が試せるだろう。ただし、突っ張り棒が長くなると、かけた洋服の重さで落ちる可能性がある。耐荷重がアップする支え棒との併用がおすすめだ
突っ張り棒とカラーボックス
収納に便利なカラーボックスと突っ張り棒を組み合わせるアイデアだ。2つのカラーボックスを押入れの中に並べたら、間に突っ張り棒を設置しよう。また、カラーボックスの棚板を外して中に突っ張り棒を取り付ければ、押入れの空間を仕切りながら洋服をかけられるハンガーラックになる。
結論
押入れの収納にはハンガーラックが便利だ。クローゼットのように洋服を吊るして収納でき、広いスペースを有効活用できる。押入れで使うハンガーラックはサイズや耐荷重、機能で選ぼう。また、引き出しケースと使い分けたり、ふすまをカーテンに変えたりすれば、より使いやすい収納になる。ハンガーラックは突っ張り棒やカラーボックスで手軽にDIYできるので、こちらもぜひ試してみてほしい。