1. 押入れがない場合の布団の収納方法

布団は毎日かかさず使用する大切な寝具だ。ベッドを使用せずに床に布団を敷いている人も多いが、床や畳に敷いて使用する場合は、収納する場所が必要となる。
布団の収納に悩む方が増えている
最近では、賃貸でも戸建てでも和室がない家が増えており、それに伴って押入れがない場合も増えている。また、和室があっても来客用の部屋だけ、家に和室はあるが自分の部屋は洋室、などの理由で寝室に押入れがない場合がある。また、押入れはあるが布団を収納するスペースはない、というケースもあるだろう。
押入れがなくても実は布団は収納できる
しかし、押入れがない場合でも、布団はアイデア次第で、クローゼットに収納したり、見せる収納で室内に設置したりして片付けることができる。次の項目では、布団をクローゼットに収納するアイデアや、ソファやクッションなどの家具として収納するアイデアを紹介するので、参考にしてほしい。
2. 布団をクローゼットに収納するアイデアとは?

布団は、アイデア次第でクローゼットに収納できる。おすすめのアイデアは、キャスターがついている布団用ワゴンや押入れ布団棚などの収納アイテムを利用する方法だ。
キャスターつきのワゴンで布団を収納
キャスターつきの布団用ワゴンを使用すると、クローゼットの下段に置いても布団の出し入れが楽にできる。押入れ布団棚を設置して、棚の上段に布団を収納してもいいだろう。下がすのこになっているワゴンタイプのものや、クローゼットの幅に合わせて長さを調整できる棚など、さまざまな商品があるので、自分のニーズに合ったものを選ぶとよい。
布団袋やケースで重ねて収納するのもおすすめ
布団収納袋や布団収納ケースを利用する、というアイデアもある。立てても積み重ねても収納できるタイプのものを選べば、クローゼットに立てて収納したり、上段の棚に積み重ねて収納したりできるのだ。
また、敷布団はくるくると丸めて紐やストラップなどで縛り、クローゼットの隅に立てて収納してもよいだろう。
また、敷布団はくるくると丸めて紐やストラップなどで縛り、クローゼットの隅に立てて収納してもよいだろう。
3. 見せる収納で布団を家具として使用する

布団をクローゼットに収納せずに見せる収納にするという手もある。夜は寝具として、昼間は家具として使用するのだ。
布団をソファやクッションに変身させる方法
敷布団は2つ折りか3つ折りに、かけ布団は丸めて紐やラップストラップなどで縛り、それぞれにオシャレな布をかけるとソファになる。同じ要領で布団をくるくると巻いて、クッションや抱き枕にすることもできる。収納ケースに入れてから布をかけてもいいだろう。
専用アイテムでもっと簡単に布団を収納
もっと簡単な見せる収納方法は、布団を収納するとそのままソファやクッション、抱き枕になる形の収納ケースを使用することだ。布団を収納するだけでソファやクッションになるので、簡単に見せる収納ができる。
結論
今回は押入れがなくてもできる布団の収納アイデアを紹介した。便利な収納アイテムを駆使してクローゼットにしまうも良し、家具として活用するも良し。ご自身のライフスタイルに合った布団の収納術を見つけてほしい。