1. スニーカーの汚れの簡単な落とし方
スニーカーをキレイな状態で保つためには、こまめなお手入れが重要だ。汚れがこびりついてしまわないように、汚れたらすぐにお手入れしよう。軽い汚れなら以下の方法で簡単に落とすことができる。
消しゴムで濡らさずお手入れ
文房具では?と思う方も多いだろうが、消しゴムはスニーカーのお手入れにおすすめのアイテムでもある。軽い汚れなら、汚れを消すようにこするだけでキレイになる。洗剤や水を使わないのでスニーカーを濡らす必要もなく、毎日のお手入れにも最適だ。また、キャンバス部分にもラバー部分にも使用できる。
ラバー部分には除菌用アルコールスプレー
ラバー部分はスニーカーの中で最も汚れやすい場所である。ラバー部分に汚れが付いている場合は、除菌用アルコールスプレーを使おう。アルコールスプレーには「エタノール」という成分が含まれており、水溶性の汚れにも油溶性の汚れにも効果がある。スプレーした後にしっかりとふき取れば水洗いの必要もない。しかし、キャンバス部分には適さないので注意しよう。
歯ブラシはスニーカーの洗濯と相性がいい
歯ブラシはスニーカーのお手入れと相性がいい。古くなった歯ブラシは、捨てずに洗濯アイテムとして使おう。ラバー部分の汚れは、歯ブラシに歯磨き粉を付けて磨くとキレイになる。キャンバス部分の汚れを落とすなら、洗面器などに水を入れて中性洗剤を加え、歯ブラシに付けてから部分洗いしよう。
2. なかなか取れないスニーカーの汚れを落とす方法
軽い汚れを放置してしまうと汚れがこびりつき、簡単には落とせなくなる。次は、なかなか取れないスニーカーの汚れを落とす方法を紹介する。
全体的な汚れには中性洗剤を使う
全体的にスニーカーが汚れている、消しゴムや除菌用アルコールスプレーを使っても汚れが取れないという時は、中性洗剤を使い洗濯を行おう。まずは、スニーカーがすべて浸かるサイズのバケツなどの容器を用意する。そこにぬるま湯を入れ、スニーカーを15分程度浸け置きしよう。しっかりと水分を含ませたら中性洗剤を歯ブラシや靴用のブラシに付け、全体的にゴシゴシと洗う。最後に汚れが落ちていることを確認し、すすぎをして終了だ。
ひどいシミや汚れには酸素系漂白剤を使う
中性洗剤でも落ちないひどいシミや汚れには酸素系漂白剤を使おう。酸素系漂白剤は色落ちしにくいので色柄物のスニーカーにも適している。スニーカーが入るサイズの容器を用意したら水を入れ、漂白剤を加えてスニーカーを浸けよう。汚れがひどい場所には漂白剤に重曹を混ぜてペースト状にしたものを付けて磨くとキレイになる。
3. スニーカーの黄ばみは汚れが残っているからなの?
スニーカーを洗濯して汚れが取れても、しばらくすると黄ばみが浮かんでしまうことがある。これはスニーカーに残ったアルカリ性物質が乾く際に、紫外線と反応してしまって起こる現象だ。スニーカーの汚れを取るために使う重曹や石けんはアルカリ性であり、黄ばみの原因になる。スニーカーの黄ばみを防ぐためには、洗濯後にしっかりとすすぎを行おう。
スニーカーの黄ばみの取り方
一度スニーカーが黄ばんでしまったら、洗うだけでは汚れがキレイにならない。黄ばみを取るためにはお酢が最適だ。3~4リットルの水にコップ1杯程度のお酢を混ぜ、スニーカーを浸けることでアルカリ性が中和され、黄ばみを落とすことができる。
4. スニーカーの汚れを予防しよう
スニーカーに汚れが付かなければ、お手入れをする頻度が少なくてすむだろう。最後はスニーカーの汚れを防止する方法を紹介する。
防水スプレーを使う
スニーカーに防水スプレーをかけると水を弾くだけでなく、汚れ自体の付着も防止できる。防水スプレーをかける時は、乾かしながら複数回重ねがけするとより効果的だ。
ベビーパウダーを使う
2つ目はベビーパウダーを使う方法だ。ベビーパウダーは粒が細かく、キャンバス生地にしっかりと入り込む。先にベビーパウダーを入れておくことで、汚れが中に入りにくい状態を作ろう。
ろうそくを使う
ろうそくの原料である「ろう」には防水効果や汚れを弾く効果がある。スニーカーのキャンバス生地の部分にろうそくを擦りつけるように塗ろう。ろうそくの跡が目立たないように、白いスニーカーには白いろうそくなど色を合わせて使用するとよい。
結論
今回はおしゃれのマストアイテムであるスニーカーについて紹介した。スニーカーの汚れはさまざまな方法でキレイにできる。しかし、汚れが付かないように予防することも重要だ。今回紹介したスニーカーの汚れの予防方法やお手入れ方法を実践して、おしゃれなスニーカーを清潔な状態で履いてもらいたい。