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まな板の漂白はどれくらいの頻度ですべき?正しい漂白方法は

まな板の漂白はどれくらいの頻度ですべき?正しい漂白方法は

投稿者:ライター 松本マユ (まつもとまゆ)

鉛筆アイコン 2021年11月 8日

生肉や魚、野菜などをのせるまな板には菌が付着・繁殖しやすい。毎日使うまな板を衛生的に保つためには、定期的に漂白する必要がある。この記事ではまな板を漂白する頻度や正しい方法、適切な漂白時間を解説する。あわせてまな板の漂白に使う漂白剤の選び方や、木のまな板を漂白するときの注意点も紹介しよう。

  

1. まな板の漂白は毎日すべき?適切な頻度とは

まな板には細菌が繁殖しやすい。その理由は、細菌が高温多湿で食べ物のカスなど栄養分がある環境を好むためだ。つまり室内という暖かい環境にあり、食材の汚れがついたまな板は、細菌にとって格好の繁殖場所といえる。とくに、生肉の表面には菌が付着している可能性があるため、肉を切るまな板はさらに注意が必要だ。
細菌を繁殖させないためには、まな板を定期的に漂白するといい。漂白といえば汚れを落とし白くするイメージが強いが、除菌や殺菌などの効果もある。

まな板を漂白する頻度は「週1回」を目安に

キッチン用漂白剤を使った本格的な除菌は、週1回程度を目安に行おう。ただし、高温多湿な夏場は細菌が繁殖しやすいため、漂白の頻度をさらに増やしたほうがいい。まな板の汚れ具合がひどい場合も、頻度を多めに漂白しよう。

2. まな板の漂白に使う漂白剤の選び方

まな板の漂白に使う漂白剤には「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」の2種類がある。以下でそれぞれのメリットや注意点を解説するので、自分に合った漂白剤を選んでほしい。

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は漂白力がより強く、漂白・除菌・殺菌の効果がある。黄ばみや汚れも落としてくれるため、まな板がピカピカになりやすい。代表的な製品は花王の「キッチンハイター」などだ。
ただし独特の刺激臭があるため、使用する際は換気しマスクを着用したほうがいい。皮膚にも刺激があるので、ゴム手袋なども着用しよう。また酸性タイプの製品と一緒に使うと、有害な塩素ガスが発生して危険だ。塩素系漂白剤は注意事項をしっかり確認してから使おう。

酸素系漂白剤

酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウムの力で汚れを落とすタイプの漂白剤だ。まな板の黒ずみを除去する効果もある。
塩素系漂白剤には漂白力が劣るものの、炭酸ソーダ、酸素、水に分解されるため安全性が高く、刺激臭もない。塩素系漂白剤の臭いが苦手な方や、小さい子どもへの影響が心配な方に向いているだろう。

3. まな板の漂白の正しい方法と1回の時間はどれくらい?

ここではプラスチックのまな板の漂白方法を紹介する。用意するものはキッチン用漂白剤、キッチン用中性洗剤、スポンジ、ふきん(もしくはキッチンペーパー)だ。まな板の漂白時間は1回30分を目安にしよう。
塩素系漂白剤を使う場合、色落ちしないようふきんは白物を用意するといい。ゴム手袋やマスクを着用すること、換気することも大切だ。

まな板の漂白方法

1.まずはキッチン用中性洗剤とスポンジを使い、まな板の汚れを落とす。
2.洗剤を水でよく流したら、漂白剤を規定量の水で溶かす。酸素系漂白剤の場合、水ではなく40~60度程度のお湯で溶かすと漂白力がより高くなる。
3.まな板にふきんやキッチンペーパーを巻きつけ、手順2で作った漂白液をかける。ふきんやキッチンペーパーでパックすることで、漂白剤がすみずみまで届きやすい。
4.30分ほど放置したあと、水でしっかりすすいで乾燥させる。

4. 木のまな板を漂白するときの注意点

木のまな板は、漂白剤がつくことで変色する場合もある。花王のキッチンハイターは木のまな板にも使えるが、最初に目立たない部分を漂白し、変色しないか確認してから使うといいだろう。
変色が心配で漂白剤を使いたくない場合、木のまな板に熱湯をかけるだけでも消毒できる。キッチン用中性洗剤で洗ったあと、80~90度のお湯を両面にゆっくりかけてキレイにしよう。

結論

まな板は細菌が付着しやすいため、週に1回程度を目安に漂白することが大切だ。「この曜日になったら夜にまな板を漂白する」などのルールを決め、定期的に除菌するといい。塩素系漂白剤と酸素系漂白剤のうち使いやすいほうを選び、紹介した方法でしっかり漂白しよう。毎日使うまな板だからこそ、菌が繁殖しないよう清潔に保ちたい。
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  • 公開日:

    2020年10月18日

  • 更新日:

    2021年11月 8日

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