目次
1. 玄関収納としてコート掛けを設置するメリットは?

玄関にコートの収納スペースを作るメリットは主に3つある。以下でそれぞれについて解説しよう。
玄関で上着を脱ぎ着できる
冒頭でも説明した通り、玄関にコート掛けを置くメリットのひとつは、外出時や帰宅時にすばやく脱ぎ着できることだ。別の部屋にコートを取りに行ったり、掛けに行ったりする手間が省けるため、時間がない朝などでも便利だろう。
花粉やホコリ、湿気を部屋に持ち込まない
外を出歩いたあとのコートには花粉やホコリ、砂などの汚れが付着している。玄関にコートを収納することで、それらを部屋に持ち込まずに済むというメリットもある。
子どもも自分で脱ぎ着しやすい
玄関に子どもが届く高さのコート掛けがあると、自分で身支度しやすくなるだろう。さらに小さいうちからコート掛けを使うのに慣れることで、玄関でコートを脱いでから部屋に入る習慣や、コートを脱ぎっぱなしにせず掛けて収納する習慣がつく。
2. 玄関に置きたい!小物も収納できるコートハンガー

玄関のスペースが広い場合は、小物も収納できるコートハンガーを置くのがおすすめだ。コートハンガーの上部や下部に引き出し、棚板、カゴなどがついていて、ちょっとした小物を収納できるため便利だろう。帽子や手袋、マフラー、バッグなど、外出時に身につけるアイテムを玄関でコートを羽織る際にサッと手に取れる。
イケア「MACKAPÄR マッカペール」
2段に分かれた靴収納棚つきのコートハンガー。バーには細かいフックがついているため、帽子などの小物も掛けられる。シンプルなホワイトのデザインでどんな玄関にも合いやすい。
無印良品「オーク材コートハンガー」
ホワイトオーク材を使用した、温かみのあるナチュラルなデザインが特徴的。下部に棚板があり、バッグなどの小物を置ける設計になっている。
3. 玄関から洗面所への動線上にコート収納スペース

玄関がそれほど広くない場合、コートハンガーを置くとスペースを圧迫してしまう。その場合、玄関近くの階段下や廊下などにコート用の収納スペースを作るといいだろう。玄関からの動線上にコートを収納することで、外出時や帰宅時もスムーズに脱ぎ着しやすくなるはずだ。
階段下に収納スペースがあるなら、その中にハンガーラックを置く、突っ張り棒を取り付けるなどしてコートを掛ける場所を作ろう。廊下にハンガー掛けをつけるなら、突っ張り式のハンガーラックが便利だ。天井と床に固定することで安定性もあり、省スペースで設置できる。
階段下に収納スペースがあるなら、その中にハンガーラックを置く、突っ張り棒を取り付けるなどしてコートを掛ける場所を作ろう。廊下にハンガー掛けをつけるなら、突っ張り式のハンガーラックが便利だ。天井と床に固定することで安定性もあり、省スペースで設置できる。
ベルメゾン「突っ張り廊下ハンガーラック」
廊下の壁際に置くのがぴったりな、突っ張り式のハンガーラック。下部はラダーラックになっているため、傘を掛けたりフックで小物を吊るしたりもできる。
4. 壁掛けフックやポールで玄関にコートを簡単収納

狭い玄関にもうひとつおすすめなのが、壁掛けフックやポールでコートを収納するアイデアだ。玄関の壁に取り付けて使うためスペースを取らず、簡単にコートを収納できる。
壁に取り付けるフックやポールには、ネジで固定するタイプと画鋲などのピンを使うタイプがある。持ち家の場合はネジ式でも問題ないが、賃貸物件の場合はピン式を選ぶといい。玄関の壁に穴を開けたくない場合は、ドアの上部に引っ掛ける「ドアフック」を使うのも手だ。
フックやポールを選ぶ際はフックの数や耐荷重に注目しよう。木やアイアンなどの素材によって雰囲気も変わるため、見た目もチェックしたい。
壁に取り付けるフックやポールには、ネジで固定するタイプと画鋲などのピンを使うタイプがある。持ち家の場合はネジ式でも問題ないが、賃貸物件の場合はピン式を選ぶといい。玄関の壁に穴を開けたくない場合は、ドアの上部に引っ掛ける「ドアフック」を使うのも手だ。
フックやポールを選ぶ際はフックの数や耐荷重に注目しよう。木やアイアンなどの素材によって雰囲気も変わるため、見た目もチェックしたい。
無印良品「壁に付けられる家具 3連ハンガー」
ウォールナット材を使用した、ぬくもりある3連フック。石膏ボードの壁に専用のピンを刺して固定する。全体で5kgまで掛けられ、コートをスッキリとオシャレに収納できるだろう。
結論
コートハンガーにはさまざまなデザインがあるため、玄関のインテリアに合うものを選びコートをオシャレに収納しよう。玄関にスペースがなくコートハンガーを置けない場合は、廊下の壁に突っ張り式のコートハンガーを置く、壁にフックやポールをつけるなどの方法でコートを掛けるといい。