1. 廊下収納に何を入れる?使い方のコツは?

廊下収納に何を入れると使いやすいかを考えよう。まずは廊下収納を上手く使うコツから解説するので、ぜひ参考にしてほしい。
サイズを測る
廊下収納のサイズはご家庭によって異なる。収納力や収納できる物もそれぞれ違うので、横幅や奥行き、高さを測っておこう。広い収納スペースには、家電などの大きな物もスッキリと収納できる。活用できるスペースが狭いなら収納したい物の厳選が必要だ。
収納の場所をチェック
廊下収納がどこにあるかも重要なポイントだ。近くで使う物を選んで収納すれば、家事の手間を減らせる。玄関の近くなら外出のときに持っていくものを、子供部屋の近くならおもちゃをまとめるなど、さまざまな使い方ができるだろう。
日用品のストック
日用品のストックを別々の場所に収納すると、どこに何があるのかわかりづらい。トイレットペーパーやティッシュ、掃除用のシートをまとめて収納しよう。お米やペットボトルなど、かさばる物の収納場所としてもおすすめだ。
家族で共用する物
廊下は家族が共用するスペースだ。救急箱や日用品のストックのように、共有する物を収納すれば誰でも取り出しやすい。フローリングワイパーや掃除機など、いろいろな部屋で使用する掃除道具をまとめてもよいだろう。
2. 廊下収納を使いやすく整理する方法

廊下収納に物をそのまま詰め込むと使いづらくなる。スッキリと整理する方法を3つ紹介しよう。
使用頻度で位置を決める
まずは収納したい物を使用頻度で分類する。あまり使用しない物は廊下収納の奥や上に、よく使用する物は手が届く位置に収納するとよい。肩から腰の位置が出し入れしやすいので、一番良く使う物の定位置にしよう。
ラックを置く
廊下収納にラックを置けば空間を使いやすく仕切ることができる。高さがある廊下収納でも、上の空間を有効に活用できるだろう。使いやすくカスタマイズしたいなら、伸縮タイプや棚板が移動できるタイプのラックがおすすめだ。
すぐ使えるようにする
日用品のストックはすぐ出し入れできるように工夫しよう。細かい日用品が混ざらないように、定位置を決めて収納するのがポイントだ。ティッシュは外装のビニールを破いておき、掃除用シートは取り出してフタのないケースに入れると使いやすい。
3. 廊下収納のアイデア実例集

廊下収納が便利になるアイデアを紹介しよう。どちらも簡単に試せる方法なので、ご家庭でも役立ててほしい。
ボックスやケース
日用品のストックを収納するならボックスやケースが便利だ。フタがないタイプのアイテムをラックと組み合わせると、引き出しのように使える。種類ごとに分類してラベリングすれば、わかりやすく収納できるだろう。
突っ張り棒
廊下収納に突っ張り棒を取り付ければかける収納になる。S字フックを使えば、掃除用具なども吊り下げて収納することが可能だ。ハンガーをかけるクローゼットにしたり、2本の突っ張り棒を並べて上に物を置いたり、さまざまな使い方ができる。
キャスター付きワゴン
キャスター付きのワゴンを使った廊下収納のアイデアだ。低いタイプの廊下収納でも使いやすく、中から引き出すことで必要な物がすぐに取り出せる。簡単に移動できるので、奥と手前で収納する物を分けたいときにも便利だ。
4. 廊下の壁も収納に活用できる

廊下収納がなくても工夫次第で収納は増やせる。壁やアイテムを使った3つの方法を紹介しよう。
壁面収納を取り付ける
廊下の壁に棚を設置する方法だ。好きな場所に取り付けることで、物が置けるスペースを確保できる。床と天井に設置する突っ張り棒タイプの棚は壁を傷つける心配がないので、賃貸でも利用しやすい。
薄型のラックを置く
広い廊下なら薄型のラックを置いても邪魔にならない。オープンタイプや引き戸タイプなど、種類はさまざまなので用途に合わせて選ぼう。高さがあるラックなら薄くても十分な収納力を発揮する。
壁面にフックを取り付ける
廊下にフックを取り付ければかける収納になる。バッグや帽子など小物をかけることで、見せる収納としても活用できるだろう。フックなら場所を取らないため、狭い廊下の収納にもおすすめだ。
結論
廊下収納はさまざまな用途に活用できる。掃除用具や日用品のストックなど、収納したい物をあらかじめ決めておこう。使用頻度で分類してラックで整理すれば出し入れがしやすい。ボックスやケース、突っ張り棒、キャスター付きワゴンを使うのもおすすめだ。また、廊下収納がないご家庭は、棚やフック、薄型のラックを設置して収納スペースを増やしてもよいだう。