1. ゴミ箱に捨てた生ごみの臭いが気になる

料理をして出た生ごみをそのままゴミ箱に入れるのではなく、袋などにまとめてからゴミ箱に捨てる方は多い。しかし、液だれやにおいを防ぐために別の袋に入れても、ゴミ捨ての時にはなぜか臭ってしまうこともあるだろう。特に梅雨や夏場は腐敗が早く、においだけでなくコバエなどの虫の問題も出てくる。ゴミ箱の中が生ごみくさいと、開けるのも億劫になりゴミ出しも憂鬱だ。そこでおすすめなのが「生ごみ用のゴミ箱」を設置する方法だ。生ごみに適したゴミ箱を使い、におい漏れをできるだけ少なくしよう。
2. 生ごみ用ゴミ箱の選び方

生ごみ用のゴミ箱を選ぶときのポイントは4つある。
密閉性の高さ
生ごみ用のゴミ箱選びでもっとも重要なのは密閉性の高さだ。密閉性が高ければ、においが漏れる心配が少なくなる。ゴミ箱の蓋と本体の部分にパッキンが付いているもの、またはロック機能のあるものは密閉性が高くにおい漏れしにくいためおすすめだ。
開閉方式
ゴミ箱にはさまざまな開閉方式がある。フットペダルを踏んで蓋を開ける「ぺダル式」やゴミ箱上部のセンサーに手をかざして開ける「センサー式」は、ゴミ箱を直接手で触る必要がないため衛生的だ。料理をしている最中にゴミを捨てる場合も、手を汚さないためキッチン付近にも置きやすい。また、小さい子どもやペットがいる家庭では、誤ってゴミ箱を開けてしまうのを防ぐためにロック機能が付いたものを選ぶとより安全である。
ゴミ箱のサイズ
「大は小をかねる」というが、生ごみ用のゴミ箱の場合は注意が必要だ。大きなゴミ箱は一度にたくさんのゴミを入れられるが、そのぶん蓋も大きくにおい漏れのリスクが高くなる。生ごみ用のゴミ箱を選ぶ際には、ゴミ捨てまでの期間に出る生ごみの量を考慮し、各家庭に合ったサイズのものを探そう。
お手入れ方法や素材
生ごみを入れていると、ゴミ箱自体ににおいが移ってしまうことがある。できるだけにおいを抑えるためには、ゴミ箱の中も衛生的に保つことが必要だ。最近では消臭効果・抗菌加工されたゴミ箱もある。中バケツを取り出して丸洗いできる二重構造のゴミ箱はお手入れしやすい。また、ステンレスなど金属製のゴミ箱は高価だが、樹脂製に比べるとにおい移りしにくいためおすすめである。
3. 生ごみ用ゴミ箱の置き場所はどこがいいの?

生ごみがもっとも出るのはキッチンである。生ごみ用のゴミ箱をキッチン周りに置く方は多いが、においが気になるなら屋外に置くのもいいだろう。屋外用のゴミ箱はサイズが大きいものも多いため、生ごみが毎日たくさん出るという家庭にもぴったりだ。また、キッチン周りなどの屋内には小さめのゴミ箱を置き、溜まったゴミを屋外の大きなゴミ箱に移動させる、という方法もある。各家庭の間取りや空きスペース、ゴミの量などに合わせて、最適な置き場所を見つけよう。
4. 生ごみ用ゴミ箱のおすすめ3選

最後はおすすめの生ごみ用ゴミ箱を3つ紹介する。
リス株式会社/「HOME&HOME ワンハンドパッキンペール 33L」
「ワンハンドパッキンペール」はパッキンとロック機能の2つが搭載された密閉性の高いゴミ箱で、におい漏れしにくく安全性も高い。サイズも大きくゴミがたっぷり入り、室内・室外どちらでも使える。
アドフィールド/「吸着密閉ゴミ箱 無臭(ムッシュ)」
「無臭(ムッシュ)」は中が二重構造になっているペダル式ゴミ箱だ。中蓋を取り出せるため洗いやすく、蓋がしっかりとしまるので生ごみのにおいが広がりにくく室内でも使いやすい。
菊屋株式会社/「カラーペール 5L」
「カラーペール」も丸型でペダル式のゴミ箱である。デザイン性が高く、インテリアとも馴染みやすい。生ごみのにおいを防ぎたいがおしゃれなゴミ箱が使いたい!という方におすすめだ。
結論
今回は生ごみ用のゴミ箱の選び方とおすすめ3選を紹介した。生ごみは毎日の生活の上で避けて通れないものであり、捨て方やにおい対策に困っている方も多い。生活スぺースからゴミの嫌なにおいを取り除くためにも、密閉性が高く使い勝手のいいゴミ箱を導入することをおすすめする。今回の記事を参考に、各家庭にぴったりの生ごみ用ゴミ箱を探そう。