1. 浴室の物干しは効果があるって本当?
身体を洗ったり湯船に浸かったりする浴室は、湿気を好むカビが繁殖しやすい場所というイメージが強い。そのため、とても物干しをする場所に適していると思えないが、実は家の中では比較的に早く洗濯物が乾く場所だ。また、浴室の物干しにはメリットもある。
浴室の物干しが早く乾く理由とは
浴室は、家の中の水回りでもとくに湿気がこもりやすい場所だ。それゆえに、湿気対策を万全にしていることが多い。一戸建て住居なら、窓や換気扇を設置して換気をよくしている浴室もある。
また、マンションなどの集合住宅では湿気が他の部屋にまで広がらないように、浴室は密閉空間になっていることが多い。狭い空間で換気扇を使えば、より効率的に洗濯物を乾かすことができる。
このような点から浴室の物干しは他の環境にあまり左右されることなく、除湿・乾燥させることができる最適な場所といえる。
また、マンションなどの集合住宅では湿気が他の部屋にまで広がらないように、浴室は密閉空間になっていることが多い。狭い空間で換気扇を使えば、より効率的に洗濯物を乾かすことができる。
このような点から浴室の物干しは他の環境にあまり左右されることなく、除湿・乾燥させることができる最適な場所といえる。
洗濯機から物干しへの動線が短い
効率的に家事をするためには、動線が重要だ。洗濯機が脱衣所に置いてある家庭は多いだろう。洗濯を終えたら、そのまま浴室の物干し場へと移動することができる。ベランダや庭の物干し台まで洗濯物を抱えて移動することなく、最短距離で物干しができる。
部屋干しの不快を軽減してくれる
外に干せなくて部屋干しをすると、見ているだけでうっとうしくなる。ましてや急な来客などがあると、あわてて移動しなければならないなど結構大変なことが多いものだ。
浴室に物干しをしておけば、こうした気遣いもなく、部屋の湿度を上げてしまうこともない。
浴室に物干しをしておけば、こうした気遣いもなく、部屋の湿度を上げてしまうこともない。
2. 浴室の物干しグッズ【竿とフック】
浴室で効率よく物干しをする場合、竿が使えるかどうかがポイントとなる。浴室で竿を使えれば、必要なときに取り出せるので便利だ。
突っ張り棒を竿にする方法
浴室はユニットバスやタイルで囲まれていることが多い。ネジで固定したりできないため物干し用の竿を使うには、突っ張り棒を代用しよう。
浴室での物干しに使う突っ張り棒は、耐荷重を意識しなくてはいけない。洗ったばかりの洗濯物は、水分を含んでいるため意外と重い。突っ張り棒の耐荷重以上の洗濯物を物干しに吊るさないようにしよう。
浴室での物干しに使う突っ張り棒は、耐荷重を意識しなくてはいけない。洗ったばかりの洗濯物は、水分を含んでいるため意外と重い。突っ張り棒の耐荷重以上の洗濯物を物干しに吊るさないようにしよう。
マグネット式のフックを利用する方法
ユニットバスの場合、マグネットを活用することができる。マグネット式のフックを使えば、浴室の好きな場所にセットして竿を使うことができる。
着脱が簡単にできるので、バスルームの壁の掃除で邪魔になることもない。こちらのグッズも耐荷重が表示されているので、荷重オーバーにならないように洗濯物の量を調整するようにしよう。
着脱が簡単にできるので、バスルームの壁の掃除で邪魔になることもない。こちらのグッズも耐荷重が表示されているので、荷重オーバーにならないように洗濯物の量を調整するようにしよう。
3. 浴室の物干しグッズ【ロープ】
浴室に物干しをする場合、もっとも手っ取り早いのが洗濯ロープだ。浴室にフックを取付ければ、すぐにでも物干しができる。
洗濯ロープのメリットとは
洗濯ロープは、なんといっても思い立ったらすぐに用意できるところがメリットだ。100均でも購入できる。また、必要のないときには丸めて収納することができる。浴室で物干しをしてみようと思ったら、まず最初に試してみたいグッズだ。
設置型の洗濯ロープも
設置型の洗濯ロープなら結びつける手間がなく、手軽に浴室物干しができる。
「室内物干しワイヤー」の取り付け方は2通りある。タイルの場合は穴を開けずに接着剤と付属の取り付けネジで設置可能だ。しっくいやセメントの壁には、ドリルで穴をあけてネジ止めが推奨されている。
本体を浴室の壁に取り付け、そこからワイヤーを伸ばして反対側のフックに固定する。物干しの役目が終わったら、フックから外せば自動的に本体が巻き取ってくれる。ワイヤーリールの巻き取りは、ゆっくりなので巻き取りのはずみでケガをする危険も少ない。
「室内物干しワイヤー」の取り付け方は2通りある。タイルの場合は穴を開けずに接着剤と付属の取り付けネジで設置可能だ。しっくいやセメントの壁には、ドリルで穴をあけてネジ止めが推奨されている。
本体を浴室の壁に取り付け、そこからワイヤーを伸ばして反対側のフックに固定する。物干しの役目が終わったら、フックから外せば自動的に本体が巻き取ってくれる。ワイヤーリールの巻き取りは、ゆっくりなので巻き取りのはずみでケガをする危険も少ない。
4. 浴室の物干しグッズ【置き型タオルかけ】
お風呂から上がって必ず使うのが身体を拭くバスタオルだ。家族が多ければ多いほど、バスタオルを干すことが多くなる。ところがバスタオルを浴室内に干すとスペースが取られてしまって、他の洗濯物を干すスペースがなくなってしまう。そこで活躍するのが置き型タオルかけだ。
置き型タオルかけの選びかた
浴室の物干しグッズとして便利な置き型タオルかけを選ぶ際は、押さえておきたいポイントがある。
まず、安定感のあるものを選ぶことだ。水分を含んだタオルは思った以上に重量がある。傾いたり、転倒したりしない安定した置き型タオルかけを選ぼう。
次に風通しのよいものを選ぶことだ。複数のタオルを掛ける場合には、タオルとタオルの間が広く取られていたり、段差があるものを選ぼう。
最後に、コンパクトに収納できるものを選ぶことだ。物干しという役目が終わったら、すぐに収納できるような置き型タオルかけを選ぼう。
まず、安定感のあるものを選ぶことだ。水分を含んだタオルは思った以上に重量がある。傾いたり、転倒したりしない安定した置き型タオルかけを選ぼう。
次に風通しのよいものを選ぶことだ。複数のタオルを掛ける場合には、タオルとタオルの間が広く取られていたり、段差があるものを選ぼう。
最後に、コンパクトに収納できるものを選ぶことだ。物干しという役目が終わったら、すぐに収納できるような置き型タオルかけを選ぼう。
置き型タオルかけの干し方
浴室で置き型タオルかけを使用する際、できるだけ短時間で物干しを完了する方法がある。まず、干す前にタオルの形を整えよう。洗濯したばかりのタオルは、脱水のときに繊維がつぶされている。つぶされた繊維を立たせ、空気を含ませるためにタオルを上下に振って形を整えれば、早く乾かすことができる。
またタオルをかけるときには、できるだけタオル同士が重ならないようにする。また、あえて片方を長くすれば空気に触れる面積を多くなるため、早く乾かすことができる。
またタオルをかけるときには、できるだけタオル同士が重ならないようにする。また、あえて片方を長くすれば空気に触れる面積を多くなるため、早く乾かすことができる。
5. 浴室を物干し場にするときの注意点
浴室の物干しは、狭い空間で効率よく空気を循環させることができるので早く乾かすことができる。一方で、注意点も忘れてはならない。
あまりたくさんの洗濯物を干さない
一般的な浴室は、コンパクトにできている。コンパクトな浴室にたくさんの量の洗濯物を干してしまうと、当然キャパオーバーになってしまう。浴室で物干しをする場合には、できるだけ、最優先で干したいものを選ぶようにしよう。
浴室内のカビには注意
浴室内にカビが発生している場合、そこに物干しをしてしまうとカビの胞子が衣類に付着してしまう恐れがある。浴室で物干しをする前に、カビが生えていないかどうか確認して、もしカビを見つけたら、まずはカビの処置をしてから物干しとして浴室を利用しよう。
結論
室内で洗濯物を干す場合、浴室は物干し場として構造上最適だ。浴室に物干し場を作れるようにさまざまなアイテムがあるので、ライフスタイルや自宅の浴室に合ったものを選ぼう。できるだけ早く洗濯物を乾かすため、干す洗濯物はできるだけ少なく、また風通しがいいように工夫して干すことも大切だ。