1. フローリングのべたつきの原因とは?

フローリングのべたつきにはいくつか原因がある。その原因を知ることで解消法を見つけることができるはずだ。
調理中の油が拡散する
フローリングのべたつきが特に感じられるのがキッチンではないだろうか。炒め物や揚げ物といった油を使った調理をすると、目に見えない油が空中を舞ってフローリングに落ちる。これがべたつきの原因だ。
さらに、キッチンで使用しているスリッパでリビングなどを歩き回ると、油が拡散されてリビングのフローリングもべたつき始める。
さらに、キッチンで使用しているスリッパでリビングなどを歩き回ると、油が拡散されてリビングのフローリングもべたつき始める。
足の裏の汗や汚れ
人間の足の裏は、意外と汗をかきやすい場所だ。子どもがいれば、滑らないようにと裸足で生活する家庭も多いだろう。足の裏から出た汗や皮脂成分がフローリングに付着することで、べたつきの原因になる。
湿気
フローリングは、畳やカーペットに比べて吸湿性が低い。さらにワックスが塗られているため、水をはじき余計に湿気を吸収しにくくなっている。梅雨の時期など湿度が高い状態が続くと、フローリングがべたつく原因になる。
2. フローリングのべたつきをとる掃除方法

フローリングのべたつきをとるには、べたつきの原因である「油汚れ」に注目した掃除をしなくてはならない。
食器用中性洗剤で拭き掃除
油汚れを落とすには、普段食器洗いに使っている中性洗剤が便利だ。皮脂汚れや調理中に飛び散った油汚れを分解してくれる。食器用中性洗剤は、ほとんどの家庭にあるものなので、気軽にフローリングのべたつき汚れの掃除に使うことができる。
まずフローリングのゴミをモップなどで取り除く。ぞうきんを水に浸し、しっかりと絞ったら中性洗剤を2~3滴ほど垂らして、ぞうきん全体に行き渡るように揉み込む。中性洗剤の量が多いと、後の拭き取りが大変になるので注意しよう。
フローリング全体を拭いたら、同じところを水拭きし、さらに乾拭きしたら完了だ。
まずフローリングのゴミをモップなどで取り除く。ぞうきんを水に浸し、しっかりと絞ったら中性洗剤を2~3滴ほど垂らして、ぞうきん全体に行き渡るように揉み込む。中性洗剤の量が多いと、後の拭き取りが大変になるので注意しよう。
フローリング全体を拭いたら、同じところを水拭きし、さらに乾拭きしたら完了だ。
重曹で拭き掃除
ペットや小さい子どものいる家庭では、合成洗剤を使うことに抵抗があるかもしれない。そのような場合のフローリングの掃除には、ナチュラルクリーニングの重曹を使おう。
重曹はアルカリ性なので、酸性の油汚れに効果がある。中性洗剤を使ってもべたつきが取れないという場合にも試してみよう。
まず、重曹スプレーを作る。30℃くらいのぬるま湯1カップに、重曹大さじ1/2を溶かす。重曹は溶けにくいので、必ずぬるま湯で十分に溶かしきってから使うようにしよう。また、熱湯で溶かすとアルカリ度の高い重曹液ができてしまいフローリングを傷めてしまう可能性があるので避けよう。
重曹スプレーをフローリングにまんべんなく吹き付けて汚れを浮かしながら拭き掃除をする。そのあとは水拭きして重曹の成分をしっかりと拭き取る。重曹の成分が残ってしまうと白くなってしまうので注意しよう。仕上げに乾拭きをすれば完了だ。
重曹はアルカリ性なので、酸性の油汚れに効果がある。中性洗剤を使ってもべたつきが取れないという場合にも試してみよう。
まず、重曹スプレーを作る。30℃くらいのぬるま湯1カップに、重曹大さじ1/2を溶かす。重曹は溶けにくいので、必ずぬるま湯で十分に溶かしきってから使うようにしよう。また、熱湯で溶かすとアルカリ度の高い重曹液ができてしまいフローリングを傷めてしまう可能性があるので避けよう。
重曹スプレーをフローリングにまんべんなく吹き付けて汚れを浮かしながら拭き掃除をする。そのあとは水拭きして重曹の成分をしっかりと拭き取る。重曹の成分が残ってしまうと白くなってしまうので注意しよう。仕上げに乾拭きをすれば完了だ。
3. なかなか取れないフローリングのべたつきの落とし方

食器用中性洗剤や重曹を使ってもフローリングのべたつきが落ちないときは、ワックスが劣化している可能性がある。
ワックスが劣化してしまうとどうなるのか
ワックスも時間が経つと経年劣化を起こし、べたつきやすくなる。さらにフローリングの表面のコーティングがなくなってしまうために、木材に汚れが染みついてしまう可能性も考えられるだろう。
掃除をしてもべたつきが取れなくなってしまったフローリングは、もう一度ワックス掛けをする必要がありそうだ。ワックス掛けは大変だと思っている方も多いが、最近ではペーパーモップを使って簡単にワックスが掛けられるシートもある。水性ワックスは樹脂ワックスよりも手軽なので一度試してみてもいいだろう。
掃除をしてもべたつきが取れなくなってしまったフローリングは、もう一度ワックス掛けをする必要がありそうだ。ワックス掛けは大変だと思っている方も多いが、最近ではペーパーモップを使って簡単にワックスが掛けられるシートもある。水性ワックスは樹脂ワックスよりも手軽なので一度試してみてもいいだろう。
4. フローリングのべたつきを予防する対策法

せっかくべたつきを解消したフローリングは、できるだけ長くキレイな状態を維持しておきたいものだ。どのような点に注意したらいいのだろうか。
スリッパは専用にする
とくにキッチンで使うスリッパは、スリッパの底に調理中の油汚れが付着することが多い。同じスリッパをはいたままで移動すると、その油汚れを拡散してしまいべたつきの原因を作る。
キッチンでは専用スリッパを使って、キッチンから出るときには履き替えるようにすると油汚れの拡散を防ぐことができる。
キッチンでは専用スリッパを使って、キッチンから出るときには履き替えるようにすると油汚れの拡散を防ぐことができる。
汚れたらすぐに掃除する
フローリングの汚れは、見つけたらすぐに取り除くようにしよう。汚れは長時間放置しておくとべたつきがひどくなるばかりだ。落とすときにも大変になる。フローリングは、掃除機をかければ一見キレイに見えるが、べたつき解消にはならない。水拭き、乾拭きを定期的にするようにしよう。
結論
フローリングのべたつきの原因は、調理の油や足の裏の皮脂、湿気によるものだ。掃除でべたつきを解消するためには、油汚れに強い中性洗剤や重曹で拭き掃除をしよう。それでもべたつきが解消されないときには、ワックスの劣化を疑おう。ワックスを掛け直すことで、べたつきを解消するだけでなくフローリングの保護にもなる。フローリングのべたつきを解消して、快適な生活を送ろう。