1. 浴室の棚を取り外す方法と注意点

浴室の棚が壊れてしまったり、邪魔になって取り外したいとき、自分で取り外すことができるのだろうか。
浴室の棚を外すのは簡単
浴室の棚のタイプにもよるが、ほとんどの場合にはネジ止めされている。ネジカバーが付いていているタイプもある。ドライバーでネジを外せば、簡単に棚を取り外すことができる。
浴室の棚を外すときの注意
浴室の棚が軽いプラスチック製なら作業中に落としても危険はないが、ガラス製や重い棚を外すときには落下しないように十分注意しよう。
また賃貸物件の場合、退去するときに原状回復することになっている。そのため、ネジ穴を完全にふさいでしまうことはできない。さらに、取り外した棚やパーツなどは、なくさないように保管しておく必要がある。
また賃貸物件の場合、退去するときに原状回復することになっている。そのため、ネジ穴を完全にふさいでしまうことはできない。さらに、取り外した棚やパーツなどは、なくさないように保管しておく必要がある。
2. 浴室の棚の交換は設置後をイメージすることが大切

既存の棚を外して新しい棚を設置するときには、いくつかポイントがある。あとで後悔しないためにも、事前に十分検討しておこう。
浴室に棚を置く場所
浴室のどの位置に棚を設置すれば、使いやすいのかを検討しよう。すぐに手の届くところに設置できるのか。また、浴室の壁の素材によっては、マグネットが使えるかどうかなども確認する必要がある。
棚に収納するもの
どれくらいのアイテムを収納したいのかによって、浴室に設置する棚の大きさも変わってくる。とはいっても、あれもこれもとたくさんのアイテムを収納できるわけではない。できるだけ必要最小限のバスアイテムに厳選しよう。また、シャンプーやボディーソープなどボトル使いする場合には、ボトルが入る幅や広さも確認しておきたい。
お手入れが簡単かどうか
浴室での悩みといえば、カビや水垢。こまめなお手入れができれば、カビや水垢がひどくなる前に対処もできる。プラスチック製の棚だと水分がたまって、ヌメリやカビが発生しやすい。水分がたまりにくく、お手入れも簡単なステンレス製のワイヤーを使った収納などがおすすめだ。
3. 浴室の棚はマグネット式が簡単で便利

浴室の棚にはいろいろなタイプがある。そのなかでも今人気なのがマグネット式だ。マグネット式棚のメリットを紹介しよう。
取り付け・取り外しが簡単
なんといっても取り付け・取り外しが簡単だ。道具を必要とせず、浴室の壁にペタリとくっつけるだけだ。ユニットバスやシステムバスは、壁に鉄板が使われていることが多い。自宅の浴室でマグネットが使えるのなら、ぜひマグネット式棚を使ってみよう。
レイアウトが自由自在
ネジなどで取り付けた棚の場合には、少し使い勝手が悪いかなと思っても移動が難しい。しかしマグネット式なら、自由に移動させることができ、自分のベストポジションに棚をレイアウトすることができる。ほかのマグネットアイテムとのレイアウトも自由自在だ。
掃除がしやすい
マグネット式なら、浴室の床に直置きする必要がないので床掃除がしやすい。宙に浮かせてあるため、乾燥状態をキープすることできる。バスアイテムを乾燥できれば、ヌメリやカビを防ぐことができるので、掃除も楽になる。
バラエティーに富んでいる
浴室で使えるマグネット式には、棚だけでなくさまざまなアイテムがそろっている。例えば歯ブラシホルダー、ソープトレー、シェーバーホルダー、タオルハンガー、シャワーフックなど。目的に合わせてそろえれば、ゴチャゴチャしやすい浴室もスッキリ整理整頓される。
4. 浴室の棚はサビに強いステンレスがおすすめ

浴室の棚はステンレス製がおすすめだ。その理由を紹介しよう。
浴室の棚にステンレス製がいい理由とは
浴室という場所では、棚はシャワーの水などがかかりやすい場所に設置される。ステンレスはサビにくく強度も高い。耐熱性・耐低温性にも優れている。そのため、カビ対策で熱湯をかけても劣化することはない。さらにお手入れも簡単なので、浴室にはピッタリの素材といえる。
ステンレスでも油断は禁物
ステンレスは絶対サビないと思っている方も多いが、あくまでも「サビにくい」だけだ。ステンレスには皮膜があるため、酸化しにくい。しかし、浴室の掃除のときに漂白剤などが付着してそのまま放置してしまうと、皮膜が損なわれてサビが発生する原因になる。
また、ピン止めなどをステンレスの棚に置きっぱなしにしておくと「もらいサビ」でサビてしまうこともあるので注意しよう。
また、ピン止めなどをステンレスの棚に置きっぱなしにしておくと「もらいサビ」でサビてしまうこともあるので注意しよう。
結論
ネジで固定された浴室の棚は、簡単に取り外しができる。取り外しの際には落下しないように十分注意しよう。新しい棚の設置を考えているなら、「置く場所」「収納力」「お手入れ」をイメージして取り付けよう。ユニットバスなら、マグネット式の棚を使ってみよう。設置しやすく、自由なレイアウトが可能になる。また、棚の素材としてはステンレス製がおすすめだ。丈夫でお手入れ次第では、長い間活躍してくれるだろう。